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三国志~司馬懿 軍師連盟~(大軍師司馬懿) あらすじ&感想





三国時代の魏の軍師 司馬懿を描いたドラマ。

前半…曹操、曹操の息子の曹丕に仕えている時は 面白く観ていたのですが、
皇帝が曹叡、曹芳にうつるにつれ テンションが下がりました。
これは 司馬懿がどうのこうのではなくて
皇帝が どうしようもない奴で 見るたびにイライラしたせい。
あと…
ところどころ ちょこちょこと クスッと笑うようなシーンがあって
軍師としての厳しい部分と 家でのおどけた部分との ギャップがよかったのに
後半 司馬懿が重要な地位になるにつれ 妻の張春華や使用人の候吉との絡みが少なくなって
笑う部分が 全くなし。
これも テンションが下がった原因だと思います。


曹操が礎を作った魏、
司馬懿が礎を作った晋、
けれど それは長くは続かなかった。

曹操も司馬懿も
人によって評価は違うとしても
稀有な人であることは確か。
けれど その子どもたちが 同じように稀有かといえば 当然違う。
生まれ持った資質もあるし、
育て方、育ってきた環境もある。
子育ての難しさを感じました。


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全86話 第一部:2017/6/22~7/13 第二部:2017/12/7~2018/1/12

出演者 : 
<司馬家>
司馬防(建公)・・・張志忠
司馬朗(伯達) (司馬防の長男)・・・李佑偉
司馬懿(仲達)(司馬防の次男、曹丕の四友)・・・吴秀波
張春華(司馬懿の正室)・・・劉涛
柏霊筠(司馬懿の側室)・・・張釣甯
司馬師(子元)(司馬懿の長男)・・・尚順堯
司馬昭(子上)(司馬懿の次男)・・・壇健次
司馬孚(叔達)(司馬防の三男)・・・王東
小沅・・・陸妍淇
候吉(使用人)・・・來喜
夏候徽(媛容)(司馬師の妻)・・・張逗逗
司馬柔(司馬師の長女)・・・賀美琦
汲布

<曹魏>
曹操・・・于和偉
卞夫人(曹操の正室)・・・陸玲
曹丕(子恒)(曹操の息子、五官中郎将)・・・李晨
甄宓(曹丕の正室)・・・張芷渓
郭照(曹丕の側室)・・・唐藝昕
曹休(文烈)(曹操の息子)・・・杜星奇
曹彰(子文)(曹操の息子)・・・郭洺宇
曹植(子建)(曹操の息子)・・・王仁君 ジーン・オウ
曹沖(曹操の息子)
曹彪(曹操の息子)
曹叡(曹丕の息子、2代皇帝)・・・劉歓
曹芳(曹叡の養子、3代皇帝)

曹真(子丹)・・・章賀
曹休(子文)
許褚(仲康)・・・李龍
夏候惇(元讓)・・・楊涵斌
夏候淵(妙オ)(夏候惇の弟)・・・羅愛新
夏候尚(伯仁)・・・
夏候玄(夏候尚の息子)
曹仁(子孝)(曹操の従弟)
曹洪(子廉)(曹操の従弟)
曹爽(曹真の息子)

満寵(伯寧)(校事府)
郭嘉(奉孝)(曹操の軍師、五謀臣)
程昱(仲徳)(曹操の五謀臣)
荀攸(公達)(曹操の五謀臣、荀彧の甥)
賈逵(梁道)
丁儀(正禮)(曹植の配下)

施惇(阿翁)(曹丕の内侍)
陳羣(長文) (曹丕の四友)
呉質(季重) (曹丕の四友)
鄧艾
子夜 (鄧艾の妻)
鐘繇(元常)
鐘会(士季)(鐘繇の息子)

<東漢>
楊修(徳祖)(曹植の策士)・・・翟天臨 ジャイ・ティエンリン
荀彧(文若) (尚書、曹操の五謀臣)・・・王勁松 ワン・ジンソン
楊彪(楊修の父)
田六(校事府の間者)
崔琰(季珪)(袁紹→曹操)
劉協(献帝)
菫承
華佗

<蜀漢>
劉備(玄徳)・・・王伯昭
徐庶(元直)(曹沖の教育係)
諸葛亮

<東呉>
孫権(仲謀)
陸遜
張昭(子布)


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1

時代は 後漢
科挙制度はまだない。
名士に才を認められた者が官職を得ていた。
当時 名士として敬われた許劭は 人物・詩文・書画の品評を毎月1日に行っていた。
許劭に称賛された者は皆出世の道が開かれたので 多くの知識人が訪れた。
この品評会は“月旦評”と呼ばれた。


司馬懿の妻 張春華は 陣痛が始まるが、難産。
神医 華佗が呼ばれ、
帝王切開で 無事出産する。

直後 華佗に 司空院から迎えがくる。
そこで 華佗は 司馬懿に 自分が編み出した五禽戯(健康体操)を授け、
向かおうとする。
すると 司馬防から
「私も“衣帯詔(曹操討伐を命ずる詔)”に名を連ねました」と言われる。
「太平の世を築くのは皆様にお任せしよう。人を殺めるのは医者にあらず。なすべきことは心得ている」と返事する。

華佗は曹操を診て
「治すには頭を切り開き 脳の中の病巣を取り除かねばならない。拒まれるのなら 方法はひとつ。静かな山奥に隠棲して 俗世の悩みを解き放つのです。10年後には回復が見込まれます」と診断する。
すると
暗殺を企てていると疑われ
投獄されてしまう。

曹操は 郭嘉(奉孝)に 華佗の身辺を探らせる
すると「華佗が会ったのは 司馬防と菫承だけ」と報告を受ける。

華佗は 曹操に殺される。

王子服、吉平、劉備は
月旦評において曹操を殺害しようと話し合う。

月旦評が行われる。
判定するのは楊修。
司馬孚が判定を受けるが、結果は散々。
そこで 兄 司馬懿が反論する。
楊修と司馬懿が 激論を交わした直後
曹操殺害の刺客たちが姿を現す。

しかし 準備していたのは“反曹操”だけではない。
曹操も準備していた。
曹操は 菫承を捕える。

2

曹操は 皇宮において 劉協(献帝)の前で 菫承を裁くことにする。
共謀者の名を明かそうとしない菫承。
密約書の在りかも明らかにせず 自害する。

曹操は 菫承の娘の菫貴人を殺害。
次々と大臣たちを殺害する。
そして 司空府の臣を除く官人全員を連行する。

楊修は 曹操に訴える。
「父は無実。謀反人は司馬防。司馬家で袁紹宛ての文を見たことがある」と。
司馬家が捜索され、
袁紹宛ての文が見つかる。
司馬防は 大牢に移される。

曹操は 連判状“衣帯詔”発見を命じる。

司馬懿は 郭嘉に訴える。
「父が謀略に加わるはずがない」と。
すると「司空がなぜ父親を捕えて子を解放したと?考えてみろ」

司馬懿は 父だけが大牢に移されたと知る。
情報を得るために 曹操の刺客で張春華の知人の汲布に会いに行く。
何でもいいから情報を得ようと考えていたが、
何も答えてもらえない。

3

司馬懿は 汲布から
金の器の下から袁紹宛ての文が見つかった と教えてもらう。

郭照は 五官中郎将 曹丕に 助けを求める。
すると ある者の名前を教えてくれる。
また 剣をもらう。
「私に会いたければこの剣を見せろ」と。

郭照が教えてもらった名前は“荀彧”。
司馬懿は 荀彧に会いに行く。
父に会わせてほしいと頼む。
「父に 無実でありながら罪を認めてしまうと多くの者が巻き添えになる と伝えたい」と。

司馬懿は 心臓病の薬を渡すことを名目に 父に会う。
密かに 連判状は楊彪が持っている と教えてもらう。

司馬防の斬首が 3日後 と決まる。

司馬懿は 楊彪に会いに行き、
連判状をどう始末するつもりか と脅す。
“連判状を盗んだと匂わせれば確認するはず。
そうすれば楊修に咎められ
連判状を楊修に燃やされてしまうはず”
と考えた。

予想通り
司馬懿が帰った後
楊彪は 連判状を確認。
楊修が その連判状を燃やす。

司馬懿は 再び荀彧に会いに行く。
連判状のことを持ちだし、
連判状に名前がなくても楊修が荀彧を陥れる可能性がある と訴える。

一方 楊修は 司馬懿が荀彧に会いに行ったと知り 慌てる。
すぐに 荀彧に会いに行き、
「秘密を隠し通さなければいけない。秘密を洩らさないのは死人だけ」と言う。

次に 荀彧に会いに行ったのは 曹丕。
曹丕は 司馬防をこのまま見過ごしていいのか と悩んでいた。
「自制の2文字を忘れないように」と言われる。

川の桟橋で
司馬懿は 荀彧に会う。
それを楊修と汲布が 隠れて見ている。
汲布は 楊修に気づいているが、
楊修は 汲布に気づかない。
司馬懿が 刺され 川に落とされる。
楊修は 出て行き、
荀彧に「これで枕を高くして眠れます」と言う。
そして「筆跡を真似て連判状に書き込むこともできます」と脅す。

司馬懿が行方不明。
司馬家は 総出で行方を捜すが 見つからない。
張春華は 覚悟を決める。

4

曹操の元に
楊彪が 自首してくるが、追い返される。
ほどなくして 荀彧と楊修がやってくる。

荀彧は 司馬防が供述文に証明しない と相談。
曹操に 必要ない と言われ、
処刑を取り仕切るように言われる。

楊修は 処刑に立ち会いたい と頼む。
曹操の了解を得る。


処刑の日。
荀彧は 楊修に
司馬防が署名を拒んでいるので 筆跡を真似て署名してほしい と頼む。
拒む楊修に
署名がないまま処刑したらまた騒動が起きるかもしれない と再度頼む。
楊修は 供述文に署名する。

張春華と郭照が 司馬防を救出しようとするが、
失敗する。
司馬孚が楊修の罠に嵌った と叫ぶが、
何も変わらない。

ところが…
処刑が執行されるその時
司馬懿が現れる。
司馬懿は 無実を証明する と訴える。
袁紹宛ての文は楊修が真似て書いたもの。証拠は供述書 と。
反論する楊修。
しかし 司馬懿の追及に ついにボロを出してしまう。

司馬懿が荀彧に殺害されたのは 司馬懿の計画。
司馬懿は汲布に助けられたのだった。

処刑は中止される。

司馬防と司馬家の全員が 釈放される。

曹丕が 司馬家に来る。

5

曹操は 楊修を許す。
但し…
袁紹を欺くため 楊修に罰を与え袁紹に寝返るように見せかけることにする。
楊修に「袁紹に勝利したのち 主簿の官位を返してやる」と言う。

曹丕は 曹操に
司馬懿を起用してはどうか と話す。
「司馬家を飼いならせば曹家に逆らう朝臣どもは司馬防から心が離れていきます。そうなれば朝廷は楊彪と司馬防を失い反逆できなくなる。
楊修はおだてれば図にのる。好敵手を用意してお互いを争わせて 僅かな恩義を施しここを縛るのです」と。

司馬懿を司空主簿とする と詔が発せられる。

司馬懿は どうしたらいいのか と悩む。
進むことも退くこともできない。断りたいが断れない。
悩んだ末
司馬懿は 自分の脚をわざと馬車に轢かせる。
こうすれば 骨折を理由に出仕を断ることができる。
そう考えたのだ。

曹操も黙ってはいない。
司馬懿の本心を知りたい と考える。
そこで ある噂を流す。
“袁紹が兵を募っている。司馬懿は崔琰に見込まれて袁紹に下る。だから司空の招聘に応じないのだ”

司馬朗は慌てるが、
司馬懿は 曹操の罠だと気づいている。
対抗する策を考えていた。

司馬懿は 司空府に行く。
担架に乗せられて。
曹操は 楊修に 本当に足が折れているのか確認させる。

曹操は 袁紹との戦いに出兵する。
その際 満寵に「司馬懿の傷が偽りなら 殺してよい」と命令する。
どうやら 司馬家を監視させている様子(…当然よね)

6

曹操は 2人の息子 曹丕と曹植のどちらを後継者にするべきか悩む。
どちらも一長一短。
優秀で豪傑な曹操から見れば どんなに素晴らしい息子でも不安というもの。


司馬懿は 水槽から落ちそうになっている亀を助けようとして
立ち上がる。
喜ぶ司馬懿と張春華、
ふと現実に戻り 秘密にすることにしようと決める。

ところが…
書物を虫干ししている時に雨が降りだし…
大事な書物を濡らしてはいけないと慌てた司馬懿は 立ち上がってしまい…
それを 使用人 田六に見られてしまう。
すると なぜか田六が 急に走り出し屋敷を出て行く。
張春華は 田六を追いかけ 殺してしまう。
そして 田六の懐から竹簡を見つける。

司馬懿と張春華は 今後のことを話し合う。
校事府のスパイを殺害してしまっては 隠し通せないのでは と悩む。
そこに 汲布が来る。
助けてほしい と頼むと
「安心しろ。骸は片付けた。そなたらは何も知らない。何も起きなかった。いいな。司空の怒りを買ったのだ。注意を怠るな」と言われる。


郭嘉が危篤になる。
曹操は すぐに郭嘉を見舞う。
すると 最期に「お願いがあります。司馬懿です。私も及ばぬほどの深遠なる知謀の持ち主です。私は圧力をかけ続け いずれ司空の側近に加えるつもりでしたが果たせなかった。孫権や劉備に奪われる前にいっそ殺すべきです」と言われる。

7

郭嘉が亡くなる。
彼は校事府を束ねていた。
曹丕に任せることにし、
郭嘉の遺言に従うように と言う。

曹操らの軍が 凱旋。
その様子を見に行っていた郭照は 施淳に呼び止められる。
曹丕からの言づてがある と。
“従わぬなら殺すべき”

司馬懿は 曹操の考えがわかる。
使者が来るかもしれない と。
張春華と一緒に 正装して待つ。

曹丕が 戦装束で来る。
司馬懿は 立ち上がって歩き、門の前で曹丕を迎える。
「民のために乱世を終わらせたい」と言われ、
「中郎将には親しみを感じています。しかし今さら志願を願い出て丞相に許されるでしょうか」と答える。


司馬懿は 曹操に会いに行く。
曹操から「鷹視狼顧の相があるそうだな。顔を上げて見せよ」と言われる。
次に 立って回ってみろ と。
そして「丞相府で召し抱えようと思う。馬の世話をせよ」と言われる。
「ありがたくお受けします」と言って 立ちあがり 下がる。

曹操に背中を向けて歩きはじめると
突然 碁石を投げられる。
思わず振り返り睨みつける司馬懿。
曹操は 素の司馬懿の顔を見たかったのだ。
鷹のような鋭い目つき。
曹操は 高笑いをする。

司馬懿は 帰り道に鏡を買い、
しみじみと自分の顔を見る。
家に帰り、張春華に話すと
候吉から「若様は時にぞっとするほど恐ろしい目をなさる。その目つき」と言われ、
鏡で自分の顔を見る。

張春華から 馬の世話?と驚かれるが、
司馬懿は 殺されずに済んだ と思う。
それが一番だった。


曹操は 崔琰の姪と曹植の婚姻を発表する。
曹植は 袁熙の妻だった甄宓に一目惚れし 娶りたいと思っていた。
しかし 曹操は 別の女性を娶らせ 甄宓を曹丕の妻にしたのだ。

曹操は 妻から なぜそんな仕打ちをするのか と聞かれ、
「子恒のために有力な士族の娘を娶らせない。兄弟の争いは避けられないが 子建は年長者を敬う。兄を倒すべき敵と見なさなければ本気で挑まないだろう。子建を追い込み 心から兄を憎ませる。そうすれば真の実力を天下に示すだろう」と答える。
「兄弟を争わせる親はいない」と反論され、
「乱世とはそういうものだ」と答える。
「子恒が哀れ」と嘆く妻。
曹操は「哀れな者ばかりだ」と言う。

8

仕事中の司馬懿のもとに 婚儀が終わった曹丕が 会いに来る。
弟は名門の出の娘と結婚し、私は虜囚 と嘆く曹丕。
司馬懿は 曹丕から「厩で一生を終えるのか」と聞かれ、
「生きるためなら馬の世話でも耐えられます」と答える。
すると「私は耐えられない。乱世を平定しようと英雄が立ち上がっている。けれど私はむなしく月日を過ごすだけ」と 人生を投げ出したかのような言葉を聞く。
そこで 「丞相が子建殿に有力な外戚を選んだのは 中郎将を支持する者が多いためでは?儒教に従えば世継ぎは中郎将。どちらが嗣子にふさわしいか見極めたいのでは?諦めてはいけません」と助言する。


曹操が溺愛する息子 曹沖が亡くなる。
教育係だった徐庶が 曹操に 辞したいと申し出る。
母のために故郷に戻り学問に専念したい と。

曹丕は 曹操から (徐庶を)校事府で片付けろ と命令される。
そこで 徐庶に「私の補佐になることが唯一の活路」と言う。
しかし 断られ、
「一刻も早く出発した方がいい。今夜刺客を差し向けます」と言う。
すると「私の代わりの者を推挙します。司馬懿です、秘めた才を使うのは使う者次第です」と言われる。

刺客が 徐庶の家を襲うが、もぬけの殻。
そこで 曹操は 汲布に命令する。
しかし…
徐庶を守ろうとする母親、
汲布は 母親から 故郷に帰るのは罪かと問われ…
殺せなかった。

曹丕は 曹操から 度重なる校事府の失態を責められる。
「3日与える。汲布を見つけろ」と命令される。

曹操は 3日では無理だとわかっている。
去るものは追わず とも考えている。
見つけられなくても 曹丕を裁くつもりはない。
曹丕の力を試しているのだ。


司馬懿は 曹丕から「汲布は司馬府か?」と聞かれ、
大慌てで帰る。

汲布は 張春華に匿われていた。
どうやら汲布は 徐庶から 司馬懿を頼れ と言われたらしい。

司馬懿は 曹操が汲布の母親を傷つけることはないだろうと考える。
汲布を匿うことにし、
策を考える。

9

曹真が 司馬府に 兵を引き連れてくる。
汲布を捕えるためだ。
司馬懿は 郭照に曹丕を呼びに行かせ、
汲布に頼んで曹真を抑え込み、
曹丕が来るのを待つ。

やってきた曹丕は 曹真に「兵を連れて去れ」と命令する。


司馬懿は 曹丕の本心を聞きだそうとする。
曹丕は…
曹操はこの機に曹丕の勢力を抑え込む気
寵愛する曹植に家督を継がせたい
弟に道を譲るように曹丕を追い込んでいる
それでも今なお曹植を跡継ぎにしないのは
国法に従えば嫡男が跡を継ぐ。それに曹丕が大臣たちの人望を集めている
という理由から
と考える。

司馬懿は 曹丕に助言する。
老臣たちは曹丕を後押ししている、
むやみに曹真を選べない曹操は怒りといら立ちを曹丕にぶつけている、
曹丕が不始末を起こせば“子建殿より劣る”と示せる と考えている、
退けば曹操の思うつぼです、
汲布を捕まえなくても曹操は重く罰することなく退路も断たないはず、
逆に 汲布を捕まえることは宣戦布告を意味します、
と。


曹丕は 広場に “仁義”と書いた旗を掲げ 演説する。
汲布は 徐庶捕縛に向かったが その孝行心に感動し見逃した。
「国法に照らせば斬首だが
親孝行は何より尊い。
老いた母と孝行息子を助けた汲布の行いこそ仁義の2文字に恥じないものだ。
法は曲げられないが情も捨てられない。
汲布が罪を認めるのなら出頭せよ。
私は仁義の士を命がけで守る」

汲布が出頭する。
広場の前で見守っていた民たちが「仁義の士を殺すな」と声をあげる。

10

司馬懿は 曹操は天下に君臨したいから人心を考慮するはず と考えた。
曹丕に 冷静に曹操を見て 威厳にひるまず 弱点を探り当てるのです と助言する。

曹操は 汲布の件で 曹植に意見を聞く。
処刑するべきではない と言われる。

翌日
曹操は 丁儀から 処刑するべき と言われる。

広場で
曹操は 仁義の旗を降ろし、汲布の肩にかける。
そして かつて“民の声”に助けられたことを話し、
「民の声を聞き 仁義の士を赦免したいと思っている」と言う。
汲布を杖刑50回に処する と決定する。


曹操は 汲布に「誰が知恵を授けた」と聞く。

曹操は 曹丕から 配下にしたい者がいる と言われ、
了承する。

曹丕は 司馬懿から「下僕にはならない」と言われ、
「師友がほしい」と答える。


曹丕の屋敷で行われた宴の席。
参加しているのは 陳羣(長文)、呉質(季重)、劉棹(公幹)、曹真(子丹)、施惇(阿翁)
そして 司馬懿。

途中 甄宓が 酔いざましの汁を差し入れする。
使用人が ひとりひとりに手渡すが…
翌日 甄宓の顔を凝視したとして
呉質と劉棹が左遷されてしまう。

曹丕は 甄宓が曹操に密告したと思い、
甄宓を責める。

11

甄宓の使用人の中に
楊修のスパイがいたのだった。

曹丕は 信頼できる者がほしい として
郭照を迎える。
幸せいっぱいの郭照、
しかし 司馬懿のことを探るために娶られたと知り ショックを受ける。
まぁ それでも相思相愛なわけで…


曹操と荀彧、
曹操は 荀彧から 劉棹を戻してはどうか と言われる。
曹操は 以前 袁紹との戦いに出発する前に 荀彧と郭嘉に誰が跡継ぎにいいかと聞いた時のことを話す。
荀彧は“長子”と書き、
郭嘉は“賢人”と書いた。
亡くなってしまったため 誰を指しているのかわからないが…
曹操は 曹丕と曹植を試してみることにする。


曹丕に 曹操の命令が下る。
“明日 呉征伐のため 曹洪が出兵する。
曹丕は朝早く東門より出て 都の南まで令旗を届けよ
辰の刻までに着かねば容赦なく厳罰に処する”

同じ命令が曹植にも伝えられる。
ただし 曹植は 西門から出て向かうことになっている。

これがテストであることは 明らか。
きっと邪魔が入るはず と思う。
楊修は 曹植に 邪魔者は殺害してでも任務を遂行すべき と助言する。
一方 司馬懿は 曹丕に 「丞相の仰せに従いその意をくみ 同時に形にならぬ思いを察するべきです」と
その丞相の気持ちがわからないから悩んでいるんだ! と反論したくなるような助言をする。

翌朝 新しい命令が発布される。
“東西の門の通行を禁ずる”

司馬懿は 何の策も思いつかず眠りこんでしまい、曹真に起こされる。
すぐに兵を出す と叫ぶ曹真、
司馬懿は 慌ててそれを止める。
では 策を言え!と迫られ
“臣下の礼を尽くし 目上を敬うこと”と言う。
すると 施惇が「子が言うは易く 翁が行うは難し」と続ける。
そして…
曹丕は “勝敗ではなく善悪を問う”ということだと思う。


曹植と楊修は 西の門に。
命令で開けられないと言われ…
楊修は 門番の衛兵を殺す。
脅して門を開けさせ
任務を完了する。

曹丕と司馬懿は 東の門に。
同じく 命令で開けられないと言われ、
剣を抜く曹丕、
司馬懿は それを止め、
「我が競うのは 勝敗ではなく善悪です」と諫める。

12

曹丕と司馬懿は 引き返す。
そして 曹操の屋敷に。

曹操は 曹植から報告を受け、
「よくやった」と労う。
そして 褒美を与える。

曹丕と司馬懿は 牢に入れられる。


崔琰が先頭になり 朝臣たちは曹操を諫める。
卞夫人、甄宓、郭照も動く
東門の衛兵が 甄宓、郭照に頼まれ
曹操に 当時の状況を話し、曹丕を助けてほしい と頼む。
卞夫人も 曹操に訴える。
「甄宓は身重。今が大事な時 万一のことがあったらどうするのですか。子恒はあなたの兵を生かしただけ」と。
すると 曹操は「獄中にいながら朝臣を動かし 人心を集める者に “万一”は起きまい」と言う。


曹丕と司馬懿は 出征する曹操を見送るように と言われる。
解放されたのだ。
「父に何と言えば」と聞く曹丕、
司馬懿は「泣くのです。泣きましょう」と答える。
そして 曹丕のおでこを叩いて涙を出させる。

曹丕は 涙を流しながら 父に言葉をかける。
しかし…
曹操は「胸に迫るな。だが子建の詩には及ばぬ」と言う。

13

楊修は 司馬懿を注視。
牽制するべき と考える。
そこで司馬懿の兄 司馬朗を人質にすることにする。
丁儀に
「西曹掾の立場から丞相に進言せよ。“平原候が出征している間 屋敷を任せる者が必要です。司馬朗を平原候府の掾属としたい”と」
と指示する。


狩りの帰り
曹丕は 崔琰に忠告される。
「なぜ袁氏が3年で丞相に敗北したか。
袁氏の息子は放蕩の限りを尽くしたのです。
その結果民の怒りをあおることとなり 賢明な者は去りました。
丞相が逆徒を撃つべく奔走なさっている今
嫡子としての自覚を持ち 本分を尽くすべきです」と。
崔琰は 曹植の舅。
曹丕は 善意ある忠告を悪意ある忠告に感じる。
しかし 一緒にいた郭照は 忠告は当然のことと考える。

郭照から話を聞いた司馬懿は
崔琰が公明正大な人だと感じる。
しかし 曹丕が 曹真の妄言を信じ、崔琰の忠告を重要に感じないのでは と心配になる。
すぐに 曹丕に会いに行くと
やはり 崔琰の忠告には悪意があると感じていた。

司馬懿は 曹丕を 必死に諭す。
横で曹真が曹丕を庇う
「子恒が可哀想だ。ずっと己を偽るのか」などと。
司馬懿は「偽るのではなく 己を律するのです」と諭す。
曹丕は 狩りの道具を燃やす。

この時 司馬懿は 曹丕から「崔琰は信念に基づき私を支持する。お前は?」と聞かれ、
「己のためです。家族のために仕官しました。子恒殿が天下を治めて 繁栄の世を見せてくださればそれだけで十分です」と答える。

後日 曹丕は 崔琰を訪ね、
忠告に感謝する。


司馬朗に転任の命令が届けられ、
司馬家は 大騒ぎになる。
楊修の策略なのは 明らか。
司馬懿は 兄に 断るように頼む。
「世継ぎが決まれはどちらかが殺される。楊修と丁儀は知謀に長けます。お考え直しを」と。
しかし 司馬朗としては なぜ俺が? と思う。
「賢さではお前に負ける。俺では大業は成せぬと?」と。

曹植が後継者になれば 司馬懿は殺され 司馬朗には何の利もない
司馬懿は それがわかるから 兄を止めたい。
しかし 兄に説明してもわかってもらえない。
どう話せばわかってもらえるのか と悩む。
すると 張春華から
「曹丕が勝ったらあなたが義兄上を守りなさい。司馬家の長男として苦労された方 次はあなたが守って。守りあうのが兄弟」と意見される。
司馬懿は 兄に 謝罪する。
「それぞれ曹丕と曹植に仕えても敵にはなりません。家族なら助け合えます」と。


建安13年
曹操は 赤壁の戦いで 孫権、流備連合軍に大敗する。
皇帝を脅して 魏王に封じさせ、
魏の都を鄴に定める。
文武百官を引き連れて 自分の王国に移る。

劉棹が亡くなる。
疫病にかかったからと言われるが…

14

司馬懿は 甄宓から 相談される。
「許都に残る子建殿を義母が恋しがっても大王は取り合わない。子恒が口添えすれば大王はお許しになると義母は考えている。けれど私からは言いだせない。あなたから話してほしい」

司馬懿は 曹丕が曹植を戻してほしいと頼むのはいいことだと思う。
そこで 曹丕に話すが、
断られる。
子建からされたことを思ったらできない と。
そして…
兄が平原候に仕えていることを持ち出されて 非難される。
「命じたことだけをやれ」と。
かつて“下僕は要らない”と言われた と言うと
「下僕ではないが 立場を忘れるな」と言われる。
そこで「承知しました」と答え 立ち去る。

園林 開園の日。
司馬懿は 欠席する。
曹操は 門に“活”と書く。
その意味を答えられるのは 楊修だけ。
結局
曹丕は 曹操に 子建を召喚してほしい と願い出ることになる。


荀彧は 体調を理由に 久しく曹操に会っていない。
曹操こそが 世の混乱を収めてくれると思った。
しかし 20年経っても混乱したまま。
荀彧は 皇帝と曹操の連絡係に疲れたのかもしれない。
“門に活”
荀彧は “門をくぐらねば活きられぬ”と解釈する。


曹丕は 駅站で 曹植を出迎え
食事をしようと誘う。
楊修、丁儀は反対するが…

城門が閉まってしまった頃
曹植は 泊まってはどうかと言われるが 断り
曹操と母に会いに行く。
ところが 御者が司馬門に行ってしまう。
司馬門…天子だけが通れる門。

門番の崔申に止められ、
従者の司馬朗は 引き返そうとする。
ところが 泥酔している曹植が 馬を走らせ 天子しか走れない道を通ってしまう。
曹植は 牢に入れられる。

楊修は 罪を司馬朗に着せようと考える。
そのためには崔申の証言が大事。
崔琰を脅して 崔申に偽証させることにする。

15

崔申が 偽証。
司馬朗は 牢に入れられ 拷問を受ける。

司馬懿は 曹丕に 曹植を助けてほしい と頼む。
曹植が助かれば司馬朗も助かる可能性があるから。
しかし 断られる。

司馬懿は 崔申が脅されたか買収されたのだと思う。
きっと 崔琰の屋敷に楊修か丁儀が来たに違いない と思う。
それが証明できれば…
司馬懿は 校事府が崔琰の屋敷を監視しているはず と思う。
監視しているなら 楊修か丁儀が訪ねてきた様子が絵に描かれている と思う。
汲布に頼んで 絵を盗んできてもらう。

曹操は 崔申が偽証していることに 気づいていた。
丁儀が崔琰の屋敷を訪れている様子を描いた絵を見せられ
崔申が買収された と知る。
しかし 曹植を助けたい気持ちが勝る。

司馬懿は 父に 校事府の絵を見せる。
崔家が賄賂をもらった証拠 と。
すると
「これで楊修と丁儀の敗北は決まる。
しかし平原候の前途は失われる。
そうなれば大王の恨みを買い 伯達は二度と出仕できないだろう。
世継ぎ争いの決め手は力ではない。
大王の好き嫌いがものをいう
前途を阻んだら 後日大王はお前を殺すだろう」
と言われる。

司馬懿は 荀彧に助けを求める。
しかし
「魏王のお心次第。
この絵を盗んだ者が重罪になる。
力にはなれぬ」と言われる。
そして 諭される。
「“戦上手は勢いに乗り人の能力に頼らぬ”
形勢と人心が鍵を握る
百官を味方につけるべき
一人で突っ走るのは賢い選択ではない。
明日 道義に沿う方法を授けよう
中郎将を補佐していくなら 1人の知恵に頼らぬこと。
常に形勢を見て人心を読むのだ。
それが為政者だ」と。

荀彧は 曹操に上奏する。
「司馬門を破った罪は平原候にあります。平原候の振る舞いは道義に反します。天下の民が知れば 平原候ではなく大王を非難します」と言う。
すると「子建を世継ぎの候補から外し 子恒を太子に立てることか」と言われる。
次第に 話は 不忠、不孝の話になり…
荀彧は
「20年前 ご主君に従った時 漢を復興し民を救う方だと確信しました。
私の理想とご主君の心罪は同じだと思ってきた。
しかし 本日わかりました。
ご主君に伝える言葉は“失望”です。
ご主君は 諸侯と共に天子を迎え 変わらぬ忠誠を誓った。
しかし 今は “司空、丞相、魏公、魏王”どの称号にも満足しない。
何をお望みなのですか?」と 訴える。

荀彧が自分から離れたことを知る曹操。
荀彧に「また共に歩いてくれぬか」と言うが、
「漢の守護者とは肩を並べる所存です。王と称する方とは共に歩けません」と言われる。

16

荀彧に 曹操から 食事が届けられる。
ところが…
蓋を開けてみると 中は空。
三段すべて空っぽ。
荀彧は “漢王朝からの禄はない”ということだと考える。
毒を飲み 自害する。

翌朝 司馬家を 荀彧の使者が 白装束で 訪れる。
「主は毒を飲み自害しました。司馬殿に伝言です“あとを託す”」と。

司馬懿は 遠くから荀彧に挨拶する。
崔琰に会いに行き、校事府の絵を投げつける。
「保身のために罪なき人を害するとは思いませんでした」と。
すると「ひとつの時代が終わり 多くの人々の希望も潰えた。そなたも私も進むべき道を自分では選べない」と言われる。

曹操は 楊修、満寵、鐘繇に
荀彧の書房に残された公文書、私信などを確認するように命令する。
中から
曹丕が 曹操を批判した私信が見つかる。
曹丕は 自分が書いたものではない と否定するが…
曹操は 非情に徹し不孝な息子を処刑する として
曹丕を牢に入れる。
楊修は 曹操に 取り調べを丁儀に任せてはどうかと申し出、
許可される。

郭照と施惇は 司馬懿に助けを求める。
司馬懿は 丁儀が調べていると知り、
すぐに 鐘繇に会いに行く。

17-18

司馬懿は 曹操の許しを得て 郭照と共に 曹丕に会いに行く。
拷問をうけ血だらけの衣
司馬懿は その血だらけの曹丕の衣を持ち帰る。

司馬懿は 曹操の妻に曹丕の衣を見せる。
「丁儀は曹丕を恨んでいます。命の危険があります。公明正大な鐘繇が取り調べをするべきです」と。

鐘繇が 取り調べを行うことになる。
鐘繇は 曹丕を取り調べる。
自分の書いたものではないと否定する曹丕。
鐘繇は 官吏たちの文字を調べ始める。
そして…
鐘繇は 崔琰を大理寺に連行する。

崔琰は 曹植と楊修に脅されて曹丕の筆跡を模した書簡を荀府に持ち込んだ と証言する。
崔琰は 死罪を覚悟していた。
崔琰と荀彧は “大王に長子を廃する意図が現れたら 命がけで阻む”と誓い合っていた。
命を賭けて曹丕を守り司馬懿たちの世代に託す と。

曹丕は 罪が晴れ、
楊修と丁儀は 大理寺に連行される。
曹操は 大臣たちに「望み通りか!」と言う。

曹操は 曹丕に
「君主の器だな。臣を掌握している。あやつらはお前に忠誠を尽くした」と言う。
そして「兄弟で傷つけあうのか」と怒鳴る。
…曹操が兄弟喧嘩させている と思うのだけど…

19

司馬懿は 曹操から 崔琰と荀彧の画策を知っていたか と聞かれる。
「荀令君が亡くなった日 崔尚書を問い詰めると“国を正しい方向に導くため身命を賭す所存”とおっしゃった」と答える。
お前の心の中で 奴らは 奸臣か忠臣かと聞かれ、
「大王の志を尊重し 大王の過ちを正さんと諫めました。あの方々は大忠臣です」と答える。

曹植を心配する曹操。
今の状況では 可愛い曹植は 処刑されるか、処刑を逃れても 後継者争いに敗れ哀れな末路が待っている と思う。
司馬懿は
曹丕は曹操に似ているから天下のために己を変えられる人。決して曹植を冷遇しない
と訴える。
曹操から「お前の主君は言ったぞ。“己の臣下は自ら処分する”と。子恒はいずれ俺より残酷になる。あとで悔やまぬようにな」と言われる。


司馬懿は 兄を助けたい。
父や弟と話をしていて 曹操の目的に気づく。
可愛い曹植を助けるために司馬家を利用しようとしている と。
司馬懿が曹丕に頼んで曹植と楊修を許せば司馬朗を許す と考えているのだと。

司馬懿は 曹丕に 曹植と楊修を許してほしい と頼むが、
断られる。
ほぼ太子の座を手に入れたような状況で 曹丕がライバルの曹植を助けるはずがない。
司馬懿は 雪降る中 一晩 跪いて頼む。

翌朝
曹丕は 司馬懿の頼みを受け入れる。
今司馬懿を失いたくない。もし失って太子の座に座ってもどれほどの間太子の座を守れるかわからない と考えたのだ。


司馬朗が釈放される。
ところが 司馬朗は疫病に罹っていた。

20

楊修は そろそろ退場らしい。
これで 太子争いは決着しそう。  


司馬朗は 亡くなる。

健安24年。
関羽が荊州で挙兵。
魏領の樊城を包囲。
8月 水攻めを決行する。
曹操は于禁の大軍を送ったが 全滅してしまう。

于禁が投降。
許都に攻め込まれ 天子の身が関羽に渡れば 劉備が漢王室の正統を唱えだすかもしれない。

曹操 出陣。
曹丕は 残ることになる。
そして なぜか司馬懿は出征命令を受ける。

司馬懿は 父から“忍”という言葉を送られる。
生きていれば状況を変える機会がある と。
張春華は 司馬懿について行く。


曹操は 楊修に 意見を聞く。
すると 天子の身を移してはどうか と言われる。
つまり 遷都。
天子を鄴に移し、魏は洛陽に遷都する ということ。

楊修は この戦場においても太子争いのことしか考えていない。
鄴には曹丕側の者が多くいる。
遷都することで曹丕を孤立させようと考えたのだ。

曹操は 司馬懿と楊修に“鶏助”と伝える。
司馬懿と楊修は “退却して遷都。曹丕は捨てられるあばら骨”という意味と受け止る。

司馬懿は 楊修を非難する。
今のこの状況で 太子争いしか考えていないのか と。
すると「このままでは 大王が亡くなれば内乱が起きる。先延ばしにせずにここで決着をつけよう」と言われる。


軍内で 洛陽に遷都すると噂が流れる。
丁儀が「大王の意だ」と言っているらしい。
曹操は“詔なきうちに妄動せぬこと 流言を広めた者は厳罰に処す”と命を出す。

曹操は 楊修を捕らえる。
噂を流して人心を乱した から。
曹操は 楊修の策は曹植を太子に立てるためのものだとわかっていた。


司馬懿は 曹操に 孫権と組むべきです と言う。
「関羽を挟み撃ちするべき。目の前のことよりも大局を考えるべき。今孫権と劉備の同盟を破らなければ いずれ魏が挟み撃ちされる。赤壁の敗戦を決して忘れてはいけません」と。

21-22

ついに 曹操は 死期を感じ
曹丕を後継者に指名したけれど…
それでも亡くなったら 後継者争いが起きるのよね。
後継者争いって 息子たちよりも 取り巻き連中の方が 必死 よね。  


楊修は 斬首と決まる。
最後に 司馬懿と酒を飲む。
そして 司馬懿に「大王は猜疑心が強く曹丕は冷酷だ。曹丕が子建を許せぬとなった時はお前が仲立ちを。それだけで満足だ 」と言う。
続いて「お前と私の違い。お前は忍ぶ。私は忍ばぬ。あの世で待つ。最後まで忍べたら 今逝くのとどんな違いがあったか教えてくれ。さらば」と言って 処刑台に向かう。

司馬懿は 曹操の命令で呉に向かう。
同盟を結ぶため。
言いだした本人が行ってこい ということ。
張春華が同行する。


司馬懿は 孫権に 逆賊 関羽を討つべき と言う。
すると
身内のものに身内を討てというのか、
土地は貸しているだけ
などと言われる。
そこで
魏軍対関羽では 今は関羽が優勢のように見えるが、長くはもたない。
魏軍は 撤退しても兵力は損なわれない。
しかし 関羽の郡が東に矛先を変えたら 呉はどうなるでしょう。
魏にとって関羽はただの疥癬、呉にとっては心腹の大患。
事の軽重と緩急がわからないから安穏としているのでは?
と言う。

宿に 伯言将軍がくる。
魏が呉を討たないと保証できるかと聞かれ、
司馬懿は「魏王はすでに齢65です」と答える。

孫権は 伯言の報告を受け、
伯言に 関羽の退路を断つよう命令する。


曹操は 司馬懿から報告を受けた後
司馬懿に
「お前は聡明だ。ゆえにお前を殺せず 子恒もお前も手放せぬ。賢き者は保身に長けて向上心に欠ける。窮地は脱すれど太平の世を築けぬ。魏は軍備は強いが内政が乱れている。子恒を支えよ。子恒が大望を果たせるように。私の国に天下統一をさせよ」と言う。
そして 倒れる。

曹丕が呼ばれる。
曹操は 鄴での内乱に関しての報告受ける。
曹丕に「よくやった。国を守るには果断な処置が必要だ」と言う。
涙する曹丕。
「20数年間で初めて褒めてもらった」と。

曹操は 「本来なら3年前に渡すべきだった」と言って
曹丕に 立太子の詔を渡す。
「鄴は天下を治める都には適さないと楊修が評した。私は一足先に洛陽に行く。お前のために関羽を倒し宮殿を修繕しよう。洛陽で待っておる。天のご加護があれば 洛陽にて親子の対面を果たせよう」と言う。
続けて
「司馬懿は殺さず残しておく。天下を治める手助けをさせよ。だが今後あの男は苦難を共にする友ではなく臣下だ。情に流されるな。君主は誰よりも孤独なのだ」と言う。


建安24年冬 関羽は孫権に討たれる。

曹操に 関羽の首が届けられる。
曹操は 香木で関羽の体を作り首と共に埋葬し 王や諸侯と同じように手厚く葬る。


曹操は 洛陽に向かう。
その途中 曹操は 司馬懿に思い出話をする。
そして「子恒を補佐せよ。平和で豊かな国を築くのだぞ。“太平の世”私は生きて見られない。お前たちに託す」と言う。


洛陽で 元日の宴が盛大に行われる。

23

張春華の見せ場。
やはり 妻は賢い人でないと。

曹操が亡くなり
争うことなく曹丕が即位するかと思いきや
こちらもやはり
後継者争い。

それにしても 曹操の曹植への最期の言葉、あれって何?
「今は悔やまれる。私の思い違いでお前を苦しめた。お前はすぐれた詩人。名君となる器ではない。子文とて同じだ。君主の資質がある者に国を任せ 軍才のある者に兵を預け 詩文の素質がある者は詩を。お前に誤った望みを託した。父亡きあとは己の本分を守るのだぞ。そして生き延びよ」
って…
今更そう言われても…
もっと早く気づいてあげてよね。
曹植は 好きな詩文のことだけを考えて

曹丕と争うことなく
もしかしたら 好きな人と結婚して
幸せな日々を送れたかもしれないのに。  


曹操は
「葬礼は簡素に。官位はおのおの己の職務に勤めよ。各地に駐屯する将は任地を離れてはならぬ。国家を安定すべく諸公は尽力せよ。財宝は墓に入れてはならぬ。この山河を誰にも奪われてはならぬ」
と言い残して亡くなる。

早速 丁儀は 曹植を即位させようと考える。
曹彰(子文)が到着するのを待って行動を起こそうと考える。

司馬懿と賈逵は すぐに動かなければ と思う。
本来なら曹丕が洛陽に来て 葬儀を行うべきだが、
曹操の遺体と国壐を鄴に運ぼうと考える。
国壐があれば曹丕は即位できる。
まず 司馬懿が国壐を曹丕に届けることにし、
その間 賈逵が曹植、曹彰を抑えることにする。

司馬懿は 張春華に国壐を届けさせることにする。
賈逵ひとりでは曹植、曹彰を抑えることはできないだろう と考えたのだ。

曹操の遺体を鄴に運ぶという
司馬懿と賈逵の案は 反対される。
揉めているところに
曹彰が大軍を率いて到着。
洛陽を制圧する。

丁儀に煽られ、
曹彰は 国壐を出せと騒ぎ立てる。
司馬懿と賈逵から 国壐は出せない、太子は子恒 と言われると
刀を抜き 力で対抗しようとする。
子丹に諫められるが、
再び丁儀に煽られる。

司馬府の者が城を出た と報告がある。
曹彰は 司馬懿を追及し 刺す。

張春華は 追手に追われ、
国壐を包んだ(と思われる)包みを投げ捨て、
湖に飛び込む。

丁儀は 曹彰を煽り続ける。
嘘で固めた話をして 曹操は曹植を太子にするつもりだったと吹き込む。
曹植の人望と曹彰の兵権で鄴の勢力を制しろ、
そのために 司馬懿と賈逵を殺せ と煽る。

張春華が投げ捨てた包みの中に入っていたのは 石だった。
曹彰は 国壐の在りかを自白させようと 司馬懿と賈逵を拷問する。
曹植から「曹家は袁家の二の舞を演じてはいけない」などと説得されるが、
聞こうとしない。

24

司馬懿の息子の師が~~~
いつの間に こんなに大きく!!?? 


張春華は 無事に 曹丕に 国壐を届ける。

曹丕は 大臣たちからすぐに即位するように言われるが、
反対する者もいる。
「天子の詔が下っていない」と。
曹丕は 後から問題が起きないように礼法に則ることにする。
兵を率いて洛陽に向かう と決める。

それでは 司馬懿は殺されてしまう。
郭照は 曹丕に訴えるが、
「後宮は政に口出すな」と言われてしまう。

張春華と郭照は 王后 卞夫人に即位の命令書を書いてもらおうと考える。
司馬孚らと共に 王后を説得する。
息子たち3人が争うことは避けるべき、
曹丕は 曹彰、曹植を殺すことはしない と。


その頃 洛陽では
曹彰が 曹操の遺詔により曹植が即位する と宣言。
反対する者を殺す。
程軍師から 臨終に立ち会った者として 意見される。
魏を2分するべきではない。袁紹の轍を踏む姿は見るに忍びない と。
それでも ダメ。
明日 司馬懿と賈逵を殺して曹植を即位させる と宣言する。


王后は“曹丕よ 即位し民を安ぜよ”と詔を読み上げる。
受けようとしない曹丕に「大局を見よ」と諭す。
また 弟たちの命を助けてほしい と言うが、
司馬懿と賈逵の命次第 と言われる。


曹植は 曹彰に酒を飲ませて泥酔させ…
令牌を盗む。
そして 牢に行き、
司馬懿と賈逵を解放する。
そして 令牌で賈逵を洛陽から脱出させる。

翌朝 曹植と司馬懿は 曹彰に捕らえられ 処刑されることに。
しかし 寸前で汲布に助けられる。
鄴から軍が到着し 洛陽は平定される。

25

丁儀は処刑される。
曹植、曹彰はそれぞれ領地に戻る。
曹丕は それぞれに 監視をつける。
曹植を手元に置いては と言う者もおり、母からも言われるが、
曹丕は 聞き入れない。


司馬懿は 司馬防に相談する。
「新しい政策を敷くには士族の指示が必要。けれど“宗室の権利を士族に回せ”とは大王に言えません。私は曹一族に殺されます」と。
すると“蔡邕の碑文の写し”と渡される。

司馬懿は“蔡邕の碑文の写し”を土産に 鐘繇に会いに行く。
そして 相談する。
「宗室である曹氏と夏候氏は先王と共に戦った勇将、大王と血のつながりがあり 輝かしい戦功で兵の心を掌握している。対抗すれば自滅を招く。国が抱える病弊を憂うるのはよいが注意せよ。牽制しても相手の行いを妨げるな」と忠告される。

司馬懿のもとに 陳羣が“蔡邕の碑文の写し”を土産にやってくる。
どれほど素晴らしい物かと説明する口上も司馬懿と全く同じ。
司馬懿は 陳羣から
「私の草案を読んでほしい」と言われる。
そこには…“九品官人法”なる官吏の登用法について書かれていた。
2人は 夜を徹して上奏文を書き上げる。


曹丕は 柏霊筠という女性を司馬懿を送りこんで スパイさせようと考える。

26

曹一族の宴。
曹真が「先王は最期に“天命が我にあらば 我周の文王とならん”と残した」と言う。
それならが子恒を皇帝ににしよう と声が上がる。
帝位に就くように上奏しよう と話しがまとまる。
「大王が皇帝なら俺たちは王だ」と沸き立つ曹一族の中で
夏候尚と夏候玄は浮かない顔をしている。


曹丕は 曹一族の上奏に 「私は若輩で徳行が足らぬ。身に余ることだ」と答える。
次に 司馬懿は 新しき政策10条を上奏する。
予想通り 曹一族から猛反対が起きる。
曹丕は「私とて悔やむことはしない。皆の考えはよくわかった」と答えるにとどまる。


曹丕は 曹一族を前にして「魏が漢にとって代わるのはまだ先だ」と言う。
夏候玄から 司馬懿の上奏について聞かれ、
「口にする価値もない」と答える。


曹丕は 曹一族を招いて宴を行う。
嵌めを外して大騒ぎしているその宴に 司馬懿は上奏文を持っていく。
追い返されるが、
帰る時の司馬懿の目は 鷹の目のようだった。


施殿が 司馬府に来る。
曹丕の命令で酔い覚ましの汁を届けに来たのだ。
司馬懿はわざと酔ったふりをして応対する。


実は 曹丕は司馬懿に近い考えを持っている。
しかし 曹一族を排除するようなことを表だってできない。
司馬懿を表に出して 曹一族からの反発の盾になってもらおうと考えているのだ。

司馬防は そのことが心配。
司馬懿が 大王に利用され その後死を賜わることになるのではないか と不安でならない。
そこで 墓が流されるのを見たから温県に行く と言いだし、
司馬懿と司馬孚を同行させる。


夏候玄は 曹一族に者たちに 司馬懿の奏上について説明。
「大王がこの建議を承認すれば 曹一族は特権を失います」と。
そんなことは許されない、早いうちに思い知らせよう、と声があがる。
夏候尚が「司馬懿は高官だ。うかつに手を出せば…」と言うが、
曹洪が立ち上がる。
「私が思い知らせる」と。

27

司馬懿は 司馬防、司馬孚と共に 温県に向かう途中
農民のために正しい税を徴収した役人が 他の不正搾取していた役人から虐められるのを目撃。
自分の役目を果たすべき と戻る。
すると…

司馬府の門の前には 曹洪と多くの兵士がいて、
門に多数の矢が刺さっていて、
張春華と候吉が 曹洪に 抗議していた。

一方 曹真は曹丕に
「司馬懿の奴 位を得るや 宗室に逆らいだした。勢力を伸ばす気だ。討たねば」と訴える。
曹真…宗室は 改革が行われるかどうか、自分たちがどう扱われるのか、気になって仕方がないのだ。

曹丕は 矢を射た兵士を斬首、曹洪は三月の罰俸 と処分を下す。
このことで 宗室はますます司馬懿を恨むようになる。
そして 自分たちが権力を手にするために 曹丕を皇帝にしようとする。

陳羣ら93名の官吏は 即位の上奏を17回行うが、
曹丕から無視されている。
司馬懿は 陳羣から
「即位の上奏に名前を連ねよ。改革は帝位に就いてからでもいい。人通りの多い道を歩んだ方が身のため」と忠告されるが、
いまだに 断り続けている。
司馬懿は 改革を訴える奏書を書き続ける。

曹丕は 譙県に帰ることにする。
表向きは 孫権を討つための南征の途中立ち寄った ということに。
宗室は 曹丕が帝位に就く決心をしたと喜ぶ。

出立の朝
司馬懿は 曹丕に奏書を届ける。
申せ と言われ、
奏書を読み上げようとするが…
竹簡には 何も書かれていなかった。
司馬懿は 罰として牢に入る。

28

曹丕は 譙県に到着する。
歓迎を受けるが…
宗室が“墓”と称して広大な土地を所有し、
民が耕す田畑が少ない と知る。

曹丕は 献帝から 帝位を譲りたいという詔を受けるが、
断る。

鐘繇が 譙県に到着する。
鐘繇は 3つの宝を携えていた。
1つ目は 帝位を勧める上奏。
2つ目は 司馬懿が獄中で記した10条の政策。
3つ目は 改革を求める学生たちの奏書
そして 鐘繇は 曹丕に
「大臣の打ち出す国策で士族と一致団結すれれば 天の時 地の利 人の和を得られます。矢面に立つのは司馬懿と陳羣。その戦いの場にご出陣を」と言う。
すると 司馬懿を牢から出せ と指示される。

曹丕は 献帝から 再び詔が届き、
会いに行く。
そして 禅譲で皇帝となる。

即位の儀式が行われる。
その席で 改革を行うという詔を 司馬懿が読み上げる。

早速 曹丕のもとに 曹真が抗議にやってくる。
司馬懿を呼び寄せたことや改革をすることをなぜ私に隠すのか と。
曹丕は 身内に同じ苦しみを味あわせたくなかった と説明。
新政を敷いても宗室が登用の権限を失わないようにする と宥める。


司馬懿は 鄴に向けて発つ。
曹丕から「行為を無にするな」と言われるが、
鄴を守れ という意味だと受け取る。
ところが…
途中下車させられる。
待っていたのは 美しい女性 柏霊筠。
司馬懿は 彼女から勅命を伝えられると思うが、
「私が勅命」と言われ 慌てる。

29-30

司馬懿が側室を持とうがどうしようか まったく興味ない。
つまらない。   


司馬懿は 妻子がいる身と言って 逃げ出そうとするが、
「すでに城門が閉まる刻限。どうぞ今夜はお泊りください。次の勅命を待ち ひとまず落ち着いて身を任せては」と言われる。

司馬懿は 一貫して柏霊筠を拒否する。
曹丕の勅命が“攻め落とし帰還せよ”で
柏霊筠から 陛下は褒美を受け取れば疑心を解く と言われても
「余力がない」と断る。

張春華は 戻らない夫の居場所を突き止め、やってくる。
司馬懿を引きずり 帰宅する。
司馬懿から「何もしていない。柏霊筠は私を探るために送りこまれた陛下の駒」と言われるが、
怒りはおさまらない。

翌日
司馬懿は 曹丕に 勅命の撤回を願い出るが、
「家も治められず朕の補佐を? 聞き分けのない妻ならば 離縁の勅命を…」と言われてしまう。

柏霊筠が 司馬懿の屋敷に押しかけてきた。
司馬懿は 柏霊筠を受け入れ 部屋を用意する。
大騒ぎし、柏霊筠を殺しそうな勢いの張春華。
司馬懿が 張春華を宥め、叱り、説得するが、
張春華の勢いは止まらない。
しかし それは司馬懿の作戦だった。
自分から出るように仕向けたいと考えていた。


“九品官人法”が施工される。
広く門戸を開く というものだったはずだが…
結局は 見た目と出身で判断されてしまう。
鐘会が歓迎されたのに対して
鄧艾は追い出されてしまう。

鄧艾は“屯田の策”を書いた竹簡を持ってきていたが、
読んでもらえず 投げ捨てられる。
それを鐘会が拾う。

鐘会は“屯田の策”を読んで 感動。
鄧艾に会いに行く。

31-32

側室問題 ようやく決着。
もっと早くに 張春華が諦めるかと思っていたのだけど…

曹一族は “九品官人法”のせいで 官吏に登用された者が少なかった。
鄧艾の“屯田の策”が行われれば 領地を失う可能性がある。
そこで 次の一手として 側室選びを考えている様子。  


張春華は 4日絶食。
柏霊筠は「2人を苦しめられない。陛下に司馬府を去ると言ってくる」と
司馬府を出て行く。

曹丕は 郭照から
柏霊筠を側室にする件を取り下げてほしい と意見され、
郭照を冷宮送りにする。

曹丕は 司馬懿に勅命を下す。
側室を迎えろ。拒否するなら離縁 と。
司馬懿も張春華も 離縁を選ぶ。

そこで 第2の勅命。
司馬懿の官職をすべて解く と。
それでも 司馬懿は拒否。
しかし それは司馬懿の作戦でもあった。
張春華は 夫、司馬家のために 拝命する。


官吏選びの件。
司馬懿は 鄧艾を推挙。
鄧艾は 2次試験に挑む。
しかし…あがり症と吃音のせいで 思うように話せない。
そこで 恋人の子夜を連れてくる。
鄧艾は 子夜に見守られて “屯田の策”を説明。
合格する。

33-34

曹家、夏候家の宗室、
手にしているものを奪われたくない、
一族の者が皇帝になったのだから 欲しいものは何でも手に入るはずだ、
という思いが強い。

一方 曹丕は 均衡を保ちたい。
宗室の力が強くても
司馬懿ら士族の力が強くても困る。
だから司馬懿に改革をさせると同時に 司馬懿に側室というスパイを送りこんで牽制する。   


曹真は 曹丕に 山陽公の娘(漢の公主)2人を娶らせる。
ゆくゆくは姉を皇后に…と目論んでいるようだが、
曹丕から「ご苦労。無駄な努力を」と言われてしまう。

曹真は 曹丕に
夏候尚の息子 夏候玄を譙県の県令にしてほしい と頼む。
役人の登用は尚書台の務め と言われ、
熱弁を振るい、
承諾させる。


鄧艾は “屯田令”という新しく作られた官職を与えられる。
一番困難だと思われる譙県から屯田を行うことに。
子夜と結婚し、
夫婦で赴任する。

夏候玄は 曹真から
「鄧艾は世間知らずの貧乏人。赴任したら銭と女を贈っておけ。肥え太らせてから食おう」と言われていた。
しかし 鄧艾夫婦は そんなことで懐柔されるような人ではない。

鄧艾の測量は 予想以上に進む。
鄧艾は 夏候玄から
田畑の明け渡しに抵抗した者を罰したことで非難されるが、
「何ゆえ民の田畑まで独占するのですか。国法に照らして罰しただけ。国有の田地を調べるのが職務」と正論で反論する。


作戦に行き詰ったのか
曹家は 皇太后に泣きつく。
皇太后は 曹丕に意見。
そこで 曹丕は
“群臣は皇太后に奏上してはならぬ 妃の一族は政を補佐できぬ”と詔を下す。

この時
山陽公の娘は 曹丕と皇太后の会話から かつて曹植と甄宓の間に何かあったと知る。
そこで甄宓を失脚させようと謀るが
失敗。
郭照から 杖叩きの罰を受ける。


皇太后に泣きつけなくなり
曹家は 長老の夏候惇に泣きつく。
不満を口にする曹家の者たち。
話が段々過激になってきて…
我慢できず 夏候惇は 「爵位も田畑も賜り 兵と金にも事欠かないのに満足しないのか。私利私欲は控えろ」と意見。
それでも 曹家の不満は収まらない。
夏候惇は 彼らを抑えるために 司馬懿に会いに行く。

夏候惇と司馬懿の話は 決裂。
夏候惇は 怒って屋敷を出ようとするが…
ばったりと倒れ 亡くなってしまう。

曹丕は 宗室から司馬懿を守るためどうしたらいいのか と悩む。
葬式に参列すると言う司馬懿を止め、
司馬懿と陳羣を連れて東門で棺を見送る と決める。

35

司馬懿は 宗室家から
夏候惇を死に追いやった。病気と知りながら激高させた と非難される。
しかし…
曹丕が言うように
司馬懿が処刑されるのなら
病気の年寄りを宗室のために司馬家に行かせた側の罪はどうなるのか…

そもそも 曹家、
頭が悪い人が多すぎる。
司馬懿を排除するために“服喪期間”しか考えられないなんて…
情けなさすぎる。   


曹丕は 司馬懿に
鄧艾を譙県から引き上げ 寿春に行かせろ と命令する。
「新制を放棄してはいけない」と訴えられるが、
司馬懿と鄧艾に殺されたと噂が出ている。斬られるかもしれない と言う。
そして 司馬懿を 反乱を鎮圧させることを名目に 青州に派遣する。

郭照は 汲布に 密かに司馬懿を守ってほしいと頼む。


曹真は 司馬懿が邪魔で仕方がない。
そこで “服喪期間3年”を利用することを思いつく。
“司馬防を殺して 司馬懿を3年間喪に服させ その間に…”と思う。


曹真が思いつくことなど 誰もが思いつく。
司馬防は 曹丕に会いに行く。
「私が死んで仲達が喪に服することになったら 私は国運を変える大罪人となります」 と言って
遺書を預ける。
「私が世を去ったらこれを仲達に渡してほしい。喪に服すことより大任を全うしてほしい」と。
また 司馬師と夏候尚将軍の娘との縁組を頼む。
「仲達に不忠の心はない。しかし宗室の恨みは深く根深い。仲達の安全のために考えてほしい」と。

曹丕は すぐに夏候府へ行き、
司馬師と夏候徽の婚姻を決める。

36

曹丕、どんどんイヤらしい人間になっている。
“奴(司馬懿)の私心のなさにはもううんざりだ”って…
司馬懿のことをそう思うようになったら もう終わりなのでは…?
まぁ 司馬懿も 曹丕の気持ちは承知のようだけど。   


司馬懿は 柏霊筠とともに 青州に行き、
内乱を平定。
予定を変え、
鄧艾の様子を見るために 寿春に向かう。
ところが その途中 夏候楙に刺されてしまう。
夏候楙に 司馬懿の行程を教えたのは どうやら曹丕らしい。
(曹丕は 柏霊筠に司馬懿を監視させている)

夏候楙から「これで司馬家と夏候家の貸し借りは帳消し。鄧艾が危うい」と言われ、
すぐに寿春に向かう。


その頃 寿春では
曹洪が 鄧艾に 横領の罪で死罪を言い渡していた。
曹洪は 無実を訴えた子夜まで捕える。

曹洪は
鄧艾の無実を訴える民衆の前で、
大理寺で審理するべきという役人の声を無視して
鄧艾の処刑を命令。
夫の処刑を近くで見せろ と子夜を鄧艾のそばに連れて行く。
そして…
子夜が鄧艾を庇って亡くなる。

その後に 司馬懿が到着する。

曹洪が濡れ衣を着せたことは明らか。
しかし 曹家の重鎮で 曹操の腹心だった曹洪を 罰することはできない。
イヤ罰することはできるが、
改革中の今 これ以上の波風を立てることはできなかった。


司馬懿に 帰京命令が下る。
司馬懿が帰京。
司馬師と夏候徽の婚礼が行われる。

37

曹真、曹丕が吐血をしたのを見て 先は長くない と感じる。
次の時代…
宗室が意のままにできる者を皇帝に座らせればいい と
次に時代のことを考える。   


曹洪、曹真の作戦通り
司馬朗は 結婚式で酒を多量に勧められ飲まされて
亡くなる。

曹丕は すぐに“7日間 納棺の儀を行い 復職せよ”と 勅命を下す。
しかし 司馬懿は 3年喪に服する と断る。

曹真は 司馬懿を引き止めたことで 曹丕を非難する。
「この天下は曹家のもの。獅子身中の虫を取り除くべき」と言うと
はっきりと「新制のために士族の力がいる。3年喪に服せば宗室によってすべてが水泡に帰する」と言われる。
曹真は ショックを受ける。
「今後は大いに譲歩してくれ」と言われ
従うしかない。


郭照が流産する。
また その心労からか曹丕が吐血する。

郭照の流産の原因がわかる。
甄宓から差し入れられた汁物の中に薬が入っていたのだ。
甄宓は 冷宮送りになる。

郭照は 曹丕から説明を受けて
太子の座を争わないと約束したのに なぜ… と思う。
しかし 張春華から 「甄宓も被害者かもしれない。あなたの子が亡くなり甄宓が廃されて 得する人は?」と聞かれる。

38

司馬懿は 曹丕に 甄宓は無実と訴える。
すると 平然と「もう遅い。毒酒を届けさせた」と言われる。
そこで 目を覚まさせようと 怒鳴る。
「叡皇子をどうなさるつもりですか。嗣子争いは国難を招くとご承知のはず。自ら破滅の道を選ぶのですか。何者かが甄夫人を殺し郭照を害そうと謀ったのです」と。

冷宮に駆け付ける曹丕。
しかし甄宓は毒酒を飲んだ後だった。
ところが…
毒酒を届けた施惇が 郭照の命令で薬酒にすり替えていたのだった。


司馬懿が駆け付けたのは 曹叡から助けを求められたから。
それを知った甄宓は 罪を犯していると承知で 司馬懿に会いに行く。
そして 「叡の力になってほしい。民を愛する立派な太子にして」と頼む。

ところが その様子を小沅に見られていた。
司馬懿は このことを候吉から聞き、
候吉に 小沅の監視を指示する。

司馬懿は 柏霊筠に会いに行く。
王妃と密約を交わしたために佞臣とされる清陵君の話を持ち出される。

39-40

曹真は 曹丕に 太子を立てるべきと進言。
司馬懿も 賛成するが、
曹丕にその気はない。
曹丕から「立太子の話を持ち出した者は反逆の罪にする」と言われる。


曹真が西域に出兵してから1年。
邪魔ものがいないから 改革は順調に進んでいる。
この間に 都は洛陽に移された。


曹真が帰還する。

曹丕のもとに
曹植が自分の息子である叡皇子を太子にせよと言っている と報告が届く。

曹植は 監国謁者に濡れ衣を着せられたと 清河公主と夏候楙に助けを求める。
しかし そこに曹丕がやってきてしまう。

曹植は拷問を受け、
曹叡は軟禁される。

甄宓は 曹丕に 曹植を助けてほしいと頼む。
曹植との間に何もないのなら 曹植のことに関わらなければいいのに 命乞いをする。
兄弟の間で争ってほしくないから。
しかし 言えば言うほど逆効果だとわからない。

甄宓は 死をもって身の潔白を証明することにする。
曹丕から 毒酒を賜り 亡くなる。


司馬懿が 甄宓の元に着いた時は 毒酒を飲んだ後だった。
司馬懿は 曹叡を背負って 郭照の元に走る。
そして 曹叡に 郭照を“義母上”と呼ぶようにと促し、
郭照に曹叡を託す。
曹叡の命を守るために 郭照の養子にしたのだ。

司馬懿は 後宮のことに口を出したとして 捕らえられる。

41-42

甄宓は亡くなり、
曹叡は罪人の子、
司馬懿は死罪、
曹真と曹洪は 嬉しくてたまらない。
自分たちの意のままになる太子を選べる と笑いが止まらない。
ところが…

曹丕は
郭照を皇后とし、
曹叡は郭照に養育を託し、平原王に封じる と詔を発布する。


鄧艾は 子夜の敵討ちに成功する。
(柏霊筠から 司馬懿を助けるために宗室には寛容に と言われていたんだけどね…)
曹洪を 犯人隠匿、横領の罪で尋問する。
その際 曹洪は 暴言を吐く。
曹丕を罵倒する言葉まで。
曹洪は 死罪と決まる。

曹真は 曹洪の命乞いをせず、
逆に 曹洪処刑を利用しようと考える。
軍の反乱を引き起こして
今度こそ司馬懿を殺したい と考える。


曹真の考えることぐらい 柏霊筠と鐘会にもわかる。
司馬懿を助けるためには曹洪を助けなければいけない。
曹洪を助けられるのは 郭照のみ。
そして 郭照に会いに行けるのは 夏候徽。

夏候徽は 郭照に会う。

郭照は 皇太后を動かす。
皇太后から 曹洪を助けろ と言われれば 助けるしかない。

曹丕としても 司馬懿を死なせるわけにはいかない。
しかし 曹洪を助けるための名目が見つからず悩んでいた。
だから 皇太后からの叱責は渡りに船だった。

曹丕は 皇后即位の恩赦で 曹洪と司馬懿の刑を軽減。
司馬懿は 平民となり故郷に帰る。

43-44

曹丕は 死期が迫り、
曹叡を太子と決める。
そして 曹真、曹休、陳羣、司馬懿を補佐役に任命する。

ということで
再び 曹真と司馬懿が対立することに。
で、曹叡が 相当に精神を病んでいて
“魏国は大丈夫?”状態。


父に疎まれ、
実母を父に殺され、
生きていくために
父の寵愛を受ける女を“母”と呼ばなければならない。
甄宓と郭照は仲がいい方だったけれど
曹叡はそのことを知らない。
曹叡が屈折して育ったのは仕方のないことかもしれない。

45-48

母の面影を求める曹叡。
絵師に母の肖像画を描かせるけれど
“母に似ていない!”と怒って 次々と絵師を処刑する。

郭照に諭されるけれど
憎んでいるから 聞く耳を持たない。
皇帝になれたのは 息子のために死を選んだ母と母の気持ちを汲み取った司馬懿と郭照のおかげ。
けれど 感謝するどころか憎んでいる。


曹叡は どう見ても精神を病んでいるとしか思えないけれど
曹丕よりもましなところがある。
それが 誰にも縛られていないところ。
皇帝になるために多くの人の力を借りた曹丕は
宗室や文官の板挟みに苦労し、均衡を保とうと必死だった。
対して 曹叡は生まれながらの皇帝。
誰に対してもしがらみはない。
一応 宗室の肩を持つが 曹丕よりはまし。


呉の孫権が 陸遜に命じ 皖南に進撃。
そんな中 呉の太守の周魴から 魏に投降したいが、兵が足りない と援軍を求められる。
司馬懿は 呉の罠だと主張するが、
曹真と曹休は 戦の経験のない奴が何を言う と司馬懿を嘲笑する。

曹叡は 曹休と司馬懿に出兵を命じる。
また 司馬懿の意見を聞き入れ 曹休の副将に賈逵を命じる。

曹休は 戦で司馬懿に殺されないために
人質として司馬師を連れて行くことを考える。
夏候玄を使って司馬師を出陣させることに成功する。

司馬懿は この戦が負け戦になることがわかっている。
そこで 賈逵に この戦の戦い方、注意点を話した後
息子のことを頼む。


石亭の戦いは 魏の惨敗。
誰もが 曹休の失敗だとわかっている。
しかし 曹休、曹真は それを認めず、
司馬懿に責任を負わせようとする。
司馬懿は 謹慎を言い渡される。
曹休が 病死する。


“魏に寝返った孟達が曹丕の死を機に戻ってくる”
蜀の諸葛亮は この文を孟達に送る。
わざと魏国が知るように。

曹真は 曹叡から 孟達討伐を命じられる。
息子に出兵させようと考えるが、
この息子、まったくやる気なし。
曹真は 戦うことしか能がなかったけれど 息子は戦う能もないらしい。
曹真は 息子から 司馬懿を行かせればいい と言われる。

司馬懿は 皇帝から 出兵を命じられる。
司馬懿は 大雪の中 誰よりも早く孟達の元に到着しようと急ぐ。


曹真は 諸葛亮は 司馬懿と同じ新城に向かうと考えていた。
ところが 別のところに現れる。
どうやら 長安を目指している様子。
曹叡から 長安出兵を命じられる。

49-50

驕れるものは己を枉られぬ。
だから 驕れるもの久しからず なわけね。

それにしても…
曹真、な~~~にもしてなくても態度がでかい。
“驕れるもの久しからず”にならなきゃいいけど。   


司馬懿が予想以上に早く到着したため
慌てる孟達。
結局 甥の鄧賢に裏切られ
新城を明け渡す。

一方 安定城では 諸葛亮の軍が現れ、
太守は 慌てて逃げる。
姜維は 部下と共に諸葛亮に投降。
結局 南安、天水、安定の3郡が 蜀に投降する。

曹叡は 長安に親征。
これを知った司馬懿は 長安に向かう。

司馬懿は 蜀軍を退かせることに成功する。
成功したのには
諸葛亮の誤算があった。
諸葛亮の愛弟子 馬謖が 諸葛亮の指示を無視したのだ。
馬謖の尊大な性格が裏目にでたのだった。

司馬懿、次は奪われた3郡の奪回を命令される。

司馬懿は 諸葛亮は西県にいると考え 向かう。
諸葛亮は 蜀に帰順した民を見捨てることはしない と考えたのだ。

51-53

城内には諸葛亮だけ。
司馬懿は わかっていたが、
退却を命令する。
伏兵がいる と説明したが
本当は 諸葛亮を殺害し手柄を立てることで司馬家が危うくなることを怖れたのだった。


曹叡は 郭照が邪魔。
郭照のおかげで皇帝になれたようなものなのに
殺したいと憎んでいる。
そこで 新帝…曹植…を画策した罪で郭照を牢に入れる。

司馬懿は 郭照を救出するために 曹真に協力を得ることを考える。
ただ頼むだけで無理。
取引条件で悩む。
曹真に渡して取り戻さなければ司馬家は蹂躙されることになる と。

司馬懿は 柏霊筠と話し、
「諸葛亮と曹真では 諸葛亮が勝つはず。そうすれば手放したものは戻ってくるはず」と言われ
決心する。
大きく捨て大きく得る と。

司馬懿は 曹真に 郭照の冤罪を晴らしてほしいと頼む。
代わりに雍州と涼州の兵権を渡して中枢から退く と。

郭照は 解放される。


司馬懿は 諸葛亮に 子供誕生を祝う文を送る。
実は 諸葛亮に挙兵しろと焚きつける文だった。

諸葛亮挙兵。
曹真は 大司馬になり、
司馬懿は 副都督になる。

54-56

勝ったら曹真の功、
負けたら司馬懿の責、
こんなに割の悪いことはない。
曹真の命令は“急いで来い!”
けれど 司馬懿はゆっくり行く。
急いで行けば危険個所に行かされる。
ゆっくり行けば 罪に問われるが死ぬよりはまし。

司馬懿は ゆっくりとゆっくりと進み 到着。
杖叩きの罰を受ける。


曹真は 命令通りすぐに来ない司馬懿にイライラしていたが、
戦況は勝利続きで機嫌がいい。
しかし その自信が驕りになり油断につながる。
曹真は 武闘派。頭脳は弱い。
そして 司馬懿が嫌い。
司馬懿の考えと聞くと 反発する。
諸葛亮の罠に嵌って 負け、
退却する蜀軍を 追いかけた。

魏軍は負け、
曹真は病気になる。


敗戦の責任は 曹真がとることとなり
病床の曹真は 司馬懿に 雍州、涼州の兵権を司馬懿に渡す。


魏軍と蜀軍、
諸葛亮と司馬懿は 相対する。
その頃 柏霊筠は 司馬懿の指示で 蜀国の李厳に会っていた。

57-58

司馬懿が息子に言った言葉
“勝つことしか考えぬ者が最後まで勝てるとでも?
戦で まず大事なのは“善く負けること”だ。
負けは恥ではなく傷でもない。
最後に笑えばいい
曹真は“善く”負けなかったため命を落とした”    


司馬懿は 諸葛亮と戦って勝てると思わない。
どんな大軍であっても勝てない と思っている。
だから 蜀の李厳を動かしたのだ。

司馬懿は 作戦が成功するまで 待機し続けている。
しかし 軍の中で不満が出てくる。
そして 曹叡も不満に思う。

曹叡は 司馬懿に“なぜ兵を動かさない”と勅命を下す。


李厳は 兵糧を届ける役目。
季節はちょうど実りの時
諸葛亮が満足する量の兵糧を届けられるはず。
しかし 兵糧はなかなか届かず、やっと届けられたのは 半分の量だった。

諸葛亮は怒り
兵糧を届けた苟安を鞭打ち50回の刑に処す。


苟安は 蜀に戻る途中 司馬懿に会う。
司馬懿に 諸葛亮が怒っていると伝えると
ある策を授けられる。

蜀の劉禅(蜀の第2代皇帝)は 寵愛する李貴人から泣きつかれて
李厳を助けるために
諸葛亮に 兵糧が足りないため撤退と勅命を出す。


司馬懿の計画通り進んでいた。
諸葛亮は 忠義を大事にするから命令に背くことはないと考えていた。
果たして
諸葛亮は撤退。
司馬懿は 追撃する。

ただ…この追撃…
司馬懿は 張郃に死んでもらうつもりでいる。
自分の命令に背く者は必要ないから。
諸葛亮も司馬懿の考えを察していた。
追撃してくる張郃を待ち伏せし 殺す。

司馬懿は 大げさに張郃の死を嘆き悲しむ。
曹叡は 張郃が死んだことにショックを受ける。

59-64

諸葛亮は 劉禅から 政務に専念して 軍務を李厳に任せては? と言われる。
その言葉に 堪忍袋の緒が切れる。
君主を惑わしたとして 李厳を庶民に落とす。

司馬懿は 曹叡に報告。
酒を賜る。
その帰り 気分が悪くなる。
一瞬 毒を盛られたか と不安になる。


3年後
諸葛亮が再び北伐に。
司馬懿は 出兵を命じられる。
曹叡から 短期決戦を命じられ
3か月後の重用の節句を一緒に祝おう と言われる。


まず 司馬懿が勝利。
諸葛亮は 呉に 援軍を出してほしい と文を出す。

呉の孫権は 30万の兵で魏を攻める。
曹叡が親政する。

司馬昭は 功を焦る。
司馬懿に無断で 蜀を攻撃する。
司馬懿から 命令なく兵を動かしたことで怒られたが
初めての攻撃がうまくいったため
反省しない。
すぐに次の作戦を決行する。
ところが
諸葛亮の待ち伏せ作戦にまんまと引っかかってしまう。

司馬懿と司馬師がすぐに駆け付けたが 遅かった。
全滅状態。
司馬懿は 昭を助けるのが精いっぱい。
昭を馬に乗せ 退却する。
しかし 退路を断たれてしまう。

死を覚悟する司馬懿父子、
しかし 天は司馬懿を見放していなかった。
命だけは助かる。

司馬懿は 軍法通り 司馬昭を斬首に処すると決める。
しかし 全軍が司馬昭の減刑を嘆願。
鞭打ち200回に減刑される。

諸葛亮が挑発してくる
しかし 司馬懿は挑発に乗らない
ただ 使者の話から 諸葛亮の命は長くないと感じる。

辟邪がやってきて 曹叡の詔を下す。
“朕は呉軍を退けた。9月の約束は忘れていない”と。
それでも 司馬懿は 攻撃しようとしない。

重陽の節句まで10日。
心配した将軍らが 攻撃を申し出るが、
司馬懿は 許可しない。
そして 何やら上奏文を書く。

ついに 司馬懿が待っていたその時がきた。
諸葛亮は 撤退を指示し、
劉禅に上奏文を書き、
亡くなる。

司馬懿に 勅命が下る
“守りを固めよ。蜀軍が退いても戦うな。戦が長引けば兵糧は尽きるから戻ってこい”
そこに 蜀軍撤退と報告が届く。
追撃するべきなのでは…
諸葛亮が亡くなったのなら勝てる…
司馬懿は 諸葛亮が亡くなったかどうか確認に行かせる。

65-66

諸葛亮が亡くなり自分の出番は終わった。
勝利したからといって 皇帝から厚遇されるとは限らない。
死を賜ることさえもある。

司馬懿はそう考え 引退を決意する。
司馬昭とともに 田畑を耕して暮らすことにし、
曹叡の疑念を払うために 張春華と司馬師を都に行かせる。
郭照のことも心配していた。


曹叡は 郭照に諫められる。
民が飢えに苦しんでいるというのに 曹叡は 歓楽にふけ 無駄な建造物を次々と建設しているから。
当然 憎んでいる郭照の話など聞かない。
郭照は 陳羣に頼まれて 曹叡を諫めただけなのだが、
曹叡の郭照への憎悪がまたひとつ強くなる。
そして 公主が病で亡くなってしまった。

曹叡は 公主を呪い殺したとして
辟邪に 郭照殺害を命令する。

司馬懿は 急遽都に戻り 曹叡に訴える。
呪いの疑いが晴れるが、
命令は覆らない。
何年経とうとも 恨みが晴れることはなく 逆に増すだけなのだ。

司馬懿は 曹叡に 切々とあの日のことを話す。
甄宓が曹叡を連れて司馬家に来たこと、
曹叡を背負って 郭照のもとに走ったこと、
曹叡が郭照を“お義母”と呼んだこと…
そして「徳を備えた英明な君主となられるのなら道に背く不孝は許されません。魏の君主が母を殺めてはならぬのです」と訴える。

しかし その頃
郭照は 毒酒を賜り
辟邪に首を絞められて
亡くなる。

67-69

陳羣が亡くなる。
これで 先帝から補佐を任されたのは ひとり…
司馬懿だけが残った。

曹叡は 司馬懿が鬱陶しくてたまらない。
早く死んでもらいたい。
そこで 司馬懿に 公孫淵討伐を命令する。
これで 司馬懿は遼東半島で死ぬはず。

ところが 司馬懿は勝利する。
またもや 司馬懿は死ななかった。
そのショックなのか…
酒浸りの生活を送ってきたからなのか…
曹叡が倒れる。

曹叡は 宗室の者に太子の補佐を任せようとするが、
当然 反対する者もいる。
病に苦しむ中で 両陣営から次々と責められ 尽き果てる。

曹叡は 司馬懿を呼びよせる。
結局 司馬懿しかいないのだ。
憎んできたが 頼りにもしていたのだ。
司馬懿と曹爽を 太子の補佐に任命し、
亡くなる。

70-71

曹叡が倒れ、
宗室陣営と反宗室陣営が争うように補佐役を得ようとした時
棚ぼたのように補佐に任命された曹爽。
さすが 曹真の息子だけあって
おバカ。
皇帝が幼いため 自分が皇帝になった気でいる。

そして もう一人のおバカな男 司馬昭。
父にあてがわれた官職が気に入らず
不平不満の毎日。
司馬懿は 自分を見つめ反省し成長させるために田畑を管理する職につけたのだが、
司馬昭の元々の性格が悪すぎる。
反省し奮起する男ではない。
逆に腐って恨みを持つタイプ。
さすがの司馬懿も 息子の性格を見誤ってしまった。
司馬昭は 曹爽の協力者 何駙馬につけ入られてしまう。

司馬懿は 皇太后から 曹爽が国の宝物を盗んだ と訴えられる。
皇后に“曹爽対策”を伝えたいと思うが、
宦官など宮中の者は曹爽の手下。
何もできない。
また 曹爽から兵権を奪われないようにもしたい。
そこで 皇太后に 皇帝の教育係として柏霊筠を推薦する。

72-74

曹爽は 司馬懿、柏霊筠に対抗して 生母を連れてくる。
皇太后に 嫌なら司馬懿を太傅にしろ と迫る(兵権を奪うということ)。

曹爽は 司馬懿を太傅に任命する詔を発し、
同時に 祝いの宴を開く。
その宴で司馬懿を殺すために兵を忍ばせる。
司馬懿は 詔を断ることも宴を断ることもできない。
宴に行くしかないのだ。

しかし 曹爽、何駙馬の計画は
夏候玄が 司馬懿を守ったため
失敗する。
ただ…
司馬昭に伏兵がいることを教えた何駙馬は 司馬昭の信頼をまた得ることに成功する。


司馬懿は 兵権を奪われることを見越して
私兵を育てていた。
以前 汲布に頼んだことは このことだったのだ。
現在の私兵は 300人。
司馬懿は 3000人に増やすつもり。
そして このことは 司馬懿と司馬師と汲布の3人しか知らない。


何駙馬は 司馬懿が私兵を養成していると疑う。
確かめるために…
まず 呉軍に包囲された城の救援に司馬懿を行かせる。
これには 高齢の司馬懿が行軍に疲れて死んでくれたらラッキー という気持ちもある。
次に 夏候玄に蜀を攻めさせる。
これは 司馬昭を出兵させるための作戦。
夏候玄だけでは“元司馬懿軍”は操れないから司馬昭を副将に と言って出兵させる。

司馬師は 司馬昭の出兵に賛成できなかったが、
司馬昭の気持ちを汲んで 出兵させることに。
ただ曹爽のそばでは心配と 汲布に反対されるが、
私兵30人に密かに司馬昭を守らせる。

曹爽は 司馬昭に駐屯地で待機させる。
そこに刺客を送りこむ作戦。
作戦は成功。
曹爽は 私兵の存在を確信。
目的は果たしたとして 退却する。

75-78

司馬師を尾行するが、
曹爽は 私兵の証拠を掴むことはできなかった。


曹爽と司馬懿の対立。
夏候徽にとっては 実家と婚家の対立。
その上 娘 柔が皇太后の実家 郭家に嫁ぐことが決まり
心労は増すばかり。
そんな時 司馬師の様子がおかしいことに気づく。
柔と3人で外出した時 司馬師が菓子売りの男から声をかけられ菓子を買ったのだ。
そして 帰宅すると 印がついた絵図を見ていた。

夏候徽は 司馬師が見ていた絵図の印の場所に行ってみる。
そこは 司馬懿の私兵の本拠地だった。
驚く夏候徽。
戻ろうとした瞬間 尾行していた男に拉致される。

尾行していたのは 司馬倫。
司馬倫は 司馬昭に報告。
司馬昭は 夏候徽に 「今も諦められない。一緒に逃げよう」と迫る。
しかし 拒否され 殺してしまう。
ここで驚くのが 司馬倫が司馬師の吊り紐を持っていたこと。
吊り紐を夏候徽に握らせる。

夏候徽が 司馬師の吊り紐を握っていたことで
司馬師が疑われる。
ここぞとばかりに曹爽は司馬師を拷問する。

張春華が ショックで倒れる。
以前から病を患っていたらしく
司馬懿は 医師から 助かる見込みはないと言われる。

司馬懿は 最期に司馬師に会わせたいと思う。
曹爽に 司馬師釈放を頼む。
兵権を手放すなど 考えられるすべてのことを譲歩。
しかし…
司馬師は釈放されるが、
最期を看取ることはできなかった。

79-81

司馬懿は 張春華の葬儀の最中倒れる。
病に倒れ 次第に老いていく。
誰もが再起不能と思ったが…
それは 偽りだった。
事…大望を果たすための偽りだった。

司馬懿が 伏せている間
曹爽は 我が世の春を謳歌。
権力を独占し まるで皇帝のよう。


曹爽は 皇帝を連れて 先帝の墓参りに出かけることに。
司馬懿の動向が気になり
何駙馬に 司馬昭に探りを入れさせ、
李勝に 司馬懿を見舞わせ、
司馬懿が病床に伏せていて反撃する様子はない と確信。
安心して 出かける。

が、
それが 司馬懿の反撃の合図だった。
司馬懿らは 一気に 洛陽を占拠する。


司馬懿は 曹爽の命をとるつもりはない。
罷免し兵権は剥奪するが爵位は奪うつもりはない。
今回の行動は簒奪でないから。

曹爽は 驚くほどに 腰抜けに。
妻子に会いたい~殺されないなら~
と 司馬懿に降伏する。

82-84

なんとも…
妻を亡くしたせいなのか…
今まで 受け身の人生、事を荒立てないように生きてきた。
それが一変。
権力奪取に動く。
しかも 実務を任せたのが 司馬昭と鐘会。
情に流されず 政敵を処刑していく。
本当に司馬懿の考えなのかと問いただせば
司馬懿の答えは「国法にのっとって」


司馬懿は 命は取らないと約束した。
しかし 司馬昭は 何駙馬を言いくるめて味方につけ、
曹爽らを尋問させる。
そして 曹爽らは謀反を企てたとして 斬首にすると決める。
当然 何駙馬も斬首。
国法にのっとって 一族も。
曹爽の3歳の息子も例外ではなかった。


夏候玄、王凌は 司馬懿のやり方に異を唱え 決起。
しかし 処刑される。

柏霊筠が 王凌の残党に殺され、
司馬孚が 司馬懿に賛成できず 去り、
司馬懿のそばには 候吉だけが残る。


司馬懿は 候吉から 小沅と結婚したい と言われる。

司馬倫は 母が亡くなって気がかりなことがあった。
あの時…夏候徽を拉致して帰りが遅くなった時…のことを
母が父に何か話していないか ということ。
小沅にそれとなく聞いた感じでは 話していないと思うが…

85-86

小沅が殺される。
殺したのは 司馬昭。
司馬懿は 夏候徽を殺したのも司馬昭なのだと気づく。
司馬昭に罰を与えようとする。(たぶん“死”)
ところが まさかの展開が…

司馬師が司馬昭を許したのだ。
妻よりは弟の方が…
死んだ人より生きている人の方が…
そして何より“司馬家の団結”が…
大事で 許すことにしたのだろうけど
この展開を許せないのは 愛する人を失った候吉。
気がおさまらない候吉は
亀“意馬”をさばいてつくったスープを 司馬懿に出す。(亀をさばいたのは嘘)


司馬懿は 候吉のために
小沅との結婚式を行う。
その翌日 候吉と2人で 意馬を放しに行くが、
その途中で 候吉は亡くなる。


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三国志~司馬懿 軍師連盟~(大軍師司馬懿)(72)-(86)


72-74

曹爽は 司馬懿、柏霊筠に対抗して 生母を連れてくる。
皇太后に 嫌なら司馬懿を太傅にしろ と迫る(兵権を奪うということ)。

曹爽は 司馬懿を太傅に任命する詔を発し、
同時に 祝いの宴を開く。
その宴で司馬懿を殺すために兵を忍ばせる。
司馬懿は 詔を断ることも宴を断ることもできない。
宴に行くしかないのだ。

しかし 曹爽、何駙馬の計画は
夏候玄が 司馬懿を守ったため
失敗する。
ただ…
司馬昭に伏兵がいることを教えた何駙馬は 司馬昭の信頼をまた得ることに成功する。


司馬懿は 兵権を奪われることを見越して
私兵を育てていた。
以前 汲布に頼んだことは このことだったのだ。
現在の私兵は 300人。
司馬懿は 3000人に増やすつもり。
そして このことは 司馬懿と司馬師と汲布の3人しか知らない。


何駙馬は 司馬懿が私兵を養成していると疑う。
確かめるために…
まず 呉軍に包囲された城の救援に司馬懿を行かせる。
これには 高齢の司馬懿が行軍に疲れて死んでくれたらラッキー という気持ちもある。
次に 夏候玄に蜀を攻めさせる。
これは 司馬昭を出兵させるための作戦。
夏候玄だけでは“元司馬懿軍”は操れないから司馬昭を副将に と言って出兵させる。

司馬師は 司馬昭の出兵に賛成できなかったが、
司馬昭の気持ちを汲んで 出兵させることに。
ただ曹爽のそばでは心配と 汲布に反対されるが、
私兵30人に密かに司馬昭を守らせる。

曹爽は 司馬昭に駐屯地で待機させる。
そこに刺客を送りこむ作戦。
作戦は成功。
曹爽は 私兵の存在を確信。
目的は果たしたとして 退却する。

75-78

司馬師を尾行するが、
曹爽は 私兵の証拠を掴むことはできなかった。


曹爽と司馬懿の対立。
夏候徽にとっては 実家と婚家の対立。
その上 娘 柔が皇太后の実家 郭家に嫁ぐことが決まり
心労は増すばかり。
そんな時 司馬師の様子がおかしいことに気づく。
柔と3人で外出した時 司馬師が菓子売りの男から声をかけられ菓子を買ったのだ。
そして 帰宅すると 印がついた絵図を見ていた。

夏候徽は 司馬師が見ていた絵図の印の場所に行ってみる。
そこは 司馬懿の私兵の本拠地だった。
驚く夏候徽。
戻ろうとした瞬間 尾行していた男に拉致される。

尾行していたのは 司馬倫。
司馬倫は 司馬昭に報告。
司馬昭は 夏候徽に 「今も諦められない。一緒に逃げよう」と迫る。
しかし 拒否され 殺してしまう。
ここで驚くのが 司馬倫が司馬師の吊り紐を持っていたこと。
吊り紐を夏候徽に握らせる。

夏候徽が 司馬師の吊り紐を握っていたことで
司馬師が疑われる。
ここぞとばかりに曹爽は司馬師を拷問する。

張春華が ショックで倒れる。
以前から病を患っていたらしく
司馬懿は 医師から 助かる見込みはないと言われる。

司馬懿は 最期に司馬師に会わせたいと思う。
曹爽に 司馬師釈放を頼む。
兵権を手放すなど 考えられるすべてのことを譲歩。
しかし…
司馬師は釈放されるが、
最期を看取ることはできなかった。

79-81

司馬懿は 張春華の葬儀の最中倒れる。
病に倒れ 次第に老いていく。
誰もが再起不能と思ったが…
それは 偽りだった。
事…大望を果たすための偽りだった。

司馬懿が 伏せている間
曹爽は 我が世の春を謳歌。
権力を独占し まるで皇帝のよう。


曹爽は 皇帝を連れて 先帝の墓参りに出かけることに。
司馬懿の動向が気になり
何駙馬に 司馬昭に探りを入れさせ、
李勝に 司馬懿を見舞わせ、
司馬懿が病床に伏せていて反撃する様子はない と確信。
安心して 出かける。

が、
それが 司馬懿の反撃の合図だった。
司馬懿らは 一気に 洛陽を占拠する。


司馬懿は 曹爽の命をとるつもりはない。
罷免し兵権は剥奪するが爵位は奪うつもりはない。
今回の行動は簒奪でないから。

曹爽は 驚くほどに 腰抜けに。
妻子に会いたい~殺されないなら~
と 司馬懿に降伏する。

82-84

なんとも…
妻を亡くしたせいなのか…
今まで 受け身の人生、事を荒立てないように生きてきた。
それが一変。
権力奪取に動く。
しかも 実務を任せたのが 司馬昭と鐘会。
情に流されず 政敵を処刑していく。
本当に司馬懿の考えなのかと問いただせば
司馬懿の答えは「国法にのっとって」


司馬懿は 命は取らないと約束した。
しかし 司馬昭は 何駙馬を言いくるめて味方につけ、
曹爽らを尋問させる。
そして 曹爽らは謀反を企てたとして 斬首にすると決める。
当然 何駙馬も斬首。
国法にのっとって 一族も。
曹爽の3歳の息子も例外ではなかった。


夏候玄、王凌は 司馬懿のやり方に異を唱え 決起。
しかし 処刑される。

柏霊筠が 王凌の残党に殺され、
司馬孚が 司馬懿に賛成できず 去り、
司馬懿のそばには 候吉だけが残る。


司馬懿は 候吉から 小沅と結婚したい と言われる。

司馬倫は 母が亡くなって気がかりなことがあった。
あの時…夏候徽を拉致して帰りが遅くなった時…のことを
母が父に何か話していないか ということ。
小沅にそれとなく聞いた感じでは 話していないと思うが…

85-86

小沅が殺される。
殺したのは 司馬昭。
司馬懿は 夏候徽を殺したのも司馬昭なのだと気づく。
司馬昭に罰を与えようとする。(たぶん“死”)
ところが まさかの展開が…

司馬師が司馬昭を許したのだ。
妻よりは弟の方が…
死んだ人より生きている人の方が…
そして何より“司馬家の団結”が…
大事で 許すことにしたのだろうけど
この展開を許せないのは 愛する人を失った候吉。
気がおさまらない候吉は
亀“意馬”をさばいてつくったスープを 司馬懿に出す。(亀をさばいたのは嘘)


司馬懿は 候吉のために
小沅との結婚式を行う。
その翌日 候吉と2人で 意馬を放しに行くが、
その途中で 候吉は亡くなる。


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三国志~司馬懿 軍師連盟~(大軍師司馬懿)(65)-(71)


65-6667-6970-71

65-66

諸葛亮が亡くなり自分の出番は終わった。
勝利したからといって 皇帝から厚遇されるとは限らない。
死を賜ることさえもある。

司馬懿はそう考え 引退を決意する。
司馬昭とともに 田畑を耕して暮らすことにし、
曹叡の疑念を払うために 張春華と司馬師を都に行かせる。
郭照のことも心配していた。


曹叡は 郭照に諫められる。
民が飢えに苦しんでいるというのに 曹叡は 歓楽にふけ 無駄な建造物を次々と建設しているから。
当然 憎んでいる郭照の話など聞かない。
郭照は 陳羣に頼まれて 曹叡を諫めただけなのだが、
曹叡の郭照への憎悪がまたひとつ強くなる。
そして 公主が病で亡くなってしまった。

曹叡は 公主を呪い殺したとして
辟邪に 郭照殺害を命令する。

司馬懿は 急遽都に戻り 曹叡に訴える。
呪いの疑いが晴れるが、
命令は覆らない。
何年経とうとも 恨みが晴れることはなく 逆に増すだけなのだ。

司馬懿は 曹叡に 切々とあの日のことを話す。
甄宓が曹叡を連れて司馬家に来たこと、
曹叡を背負って 郭照のもとに走ったこと、
曹叡が郭照を“お義母”と呼んだこと…
そして「徳を備えた英明な君主となられるのなら道に背く不孝は許されません。魏の君主が母を殺めてはならぬのです」と訴える。

しかし その頃
郭照は 毒酒を賜り
辟邪に首を絞められて
亡くなる。

67-69

陳羣が亡くなる。
これで 先帝から補佐を任されたのは ひとり…
司馬懿だけが残った。

曹叡は 司馬懿が鬱陶しくてたまらない。
早く死んでもらいたい。
そこで 司馬懿に 公孫淵討伐を命令する。
これで 司馬懿は遼東半島で死ぬはず。

ところが 司馬懿は勝利する。
またもや 司馬懿は死ななかった。
そのショックなのか…
酒浸りの生活を送ってきたからなのか…
曹叡が倒れる。

曹叡は 宗室の者に太子の補佐を任せようとするが、
当然 反対する者もいる。
病に苦しむ中で 両陣営から次々と責められ 尽き果てる。

曹叡は 司馬懿を呼びよせる。
結局 司馬懿しかいないのだ。
憎んできたが 頼りにもしていたのだ。
司馬懿と曹爽を 太子の補佐に任命し、
亡くなる。

70-71

曹叡が倒れ、
宗室陣営と反宗室陣営が争うように補佐役を得ようとした時
棚ぼたのように補佐に任命された曹爽。
さすが 曹真の息子だけあって
おバカ。
皇帝が幼いため 自分が皇帝になった気でいる。

そして もう一人のおバカな男 司馬昭。
父にあてがわれた官職が気に入らず
不平不満の毎日。
司馬懿は 自分を見つめ反省し成長させるために田畑を管理する職につけたのだが、
司馬昭の元々の性格が悪すぎる。
反省し奮起する男ではない。
逆に腐って恨みを持つタイプ。
さすがの司馬懿も 息子の性格を見誤ってしまった。
司馬昭は 曹爽の協力者 何駙馬につけ入られてしまう。

司馬懿は 皇太后から 曹爽が国の宝物を盗んだ と訴えられる。
皇后に“曹爽対策”を伝えたいと思うが、
宦官など宮中の者は曹爽の手下。
何もできない。
また 曹爽から兵権を奪われないようにもしたい。
そこで 皇太后に 皇帝の教育係として柏霊筠を推薦する。




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