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少林問道(21)-(26)

21-22・23-24・25-26

21-22
程聞道、楊秀は 覆面の男から鍵をもらい
十八銅人を脱獄させる。
しかし 田磒儒が追いかけてきてしまう。
続いて 高剣雄も。
せっかく脱獄できたのに~~~
と思ったら
高剣雄は田磒儒を捕えにきたのだった。
私兵を持ち謀反を画策した罪で。
つまり 十八銅人を今まで手元に置いていて 今十八銅人を連れ出している、それが“私兵で謀反”ということらしい。
これで 程聞道、楊秀、十八銅人は切り抜ける。
高剣雄は 田磒儒から抗議される。
それは当然のこと。
けれど 高剣雄は 何とかごまかして切り抜けるつもりだった。
ところが 梁伍が来てしまった。
つまり 明徳が来てしまったのだ。
田磒儒とのことが解決しても 明徳から罰せられるのは確実。
高剣雄は 田磒儒を殺害。
李蓁蓁に会いに行く。
程聞道、楊秀、十八銅人の前に 明徳の私兵“偽十八銅人”が現れる。
正行が相手をする。
“偽十八銅人”を倒すが、梁伍にやられてしまう。
程聞道も戦うが 勝てる相手ではない。
正念が程聞道に気をおくり 梁伍を止める。
明徳が来る。
明徳は 正念に「見逃すが理由がいる」と言う。
何を指しだせというのかと 心配する正念ら。
そこに 敗火が 明徳に薬を持ってきた。
明徳は その薬を飲んで立ち去る。
敗火が持ってきた薬は まだ熱く まったくこぼれていなかった。
それほどの力を持った者と戦っても無意味だと思ったのだった。
正行は 程聞道に功力を与えて 亡くなる。
このおかげで 程聞道の寒毒がなくなる。
高剣雄が牢に入れられ、
次は 李蓁蓁の番のはず。
梅女将は 李蓁蓁と程聞道を助けるために
梅艶楼にやって来た明徳に 息子のことを持ちだす。
2人の間の息子が生きていると匂わせ、
「これ以上悪行を積まないで。報いを受けるわよ。十八銅人のことは諦めて」と迫る。
皆が寝静まった頃
程聞道は少林寺を出て行こうとする。
すると 正因から呼び止められる。
正因は 程聞道が明徳に復讐したいと思っていることを承知していた。
その上で
「私たちの力だけで牢を破り 明徳の首を取ることはできた。明徳の死だけで世は変わらない。それどころか明徳の死で少林寺は滅びる。少林の武は成敗の手段ではない。感化させるものだ。明徳を感化することはできなくても 奴がまいた悪因はやがて悪果となり報いを受ける」と言う。

23-24
少林寺に明徳のスパイが!
そりゃそうよね それくらいするわよね あの明徳だもの と思うけれど…
通山、何してんのよ!
で、明徳が自分の息子が誰なのか知る時がくるのかしら。

梅女将は 李蓁蓁に 程聞道が息子だと明かす。
程聞道は 十八銅人を助けたいと 薬を調合するがうまくいかない。
敗火から「秘伝の洗髄経が必要だが 今は伝承が途絶えている。習得するには高い機縁と悟りが必要になる。この十数年で習得したの者は少林寺に1人いるとも いないとも言える。お前に真心があるのなら 伝授するように頼んでもよい」と言われる。
程聞道は 観海大師から 一度だけ洗髄経を説いてもらう。
程聞道は 洗髄経を習得。
十八銅人を治療。
十八銅人は少しずつ回復する。
少林寺に 明徳が官兵を引き連れてやってくる。
楊秀、高剣雄、李蓁蓁も連れてきていた。
第1の目的は 十八銅人の脱獄の首謀者を突き止めること。
李蓁蓁が 高剣雄が首謀者と証言する。
第2の目的は 自分の病気の治療。
十八銅人が驚くほどに回復したと知ったから。
しばらく滞在して治療する と言う。

25-26
程聞道は 敗火に なぜ明徳を治療したのか と聞いてみる。
答えは
「治療しなかったらあまたの名医に治療を迫り殺戮におよんだであろう。明徳の心の中では欲望が善をはるかに凌いでいる。仏法はどこまで極悪人を救えるのか知りたい」
程聞道は 明徳を診察。
絶対に治せるかどうかわからない と言うと
「3日で薬を作れ。できなければ李蓁蓁を殺す」と脅される。
程聞道は 李蓁蓁から 毒を渡される。
明徳を殺してほしい と。
程聞道は 煎じた薬にその毒を入れる。
ところが…
明徳の命令で毒味した李蓁蓁は 死ななかった。
毒は入っていなかった。
程聞道が眠りこんでいる時に 敗火がすり替えたのだった。
高剣雄は 明徳から許される。
楊秀も 釈放される。


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