![]() |
永遠の桃花~三生三世~(三生三世十里桃花)(37)-(43)

37-38・39-41・42-43

37-38
夜華は 墨淵と白浅がどんな関係だったのか気になるが
白浅には何も聞かない。
…怖くて何も聞けないのかも。
そこで 折顔に聞く。
300年前白浅が擎蒼を封じたのち長年眠っていたというのは誠ですか と。
すると もちろん嘘だ、失踪していた と言われる。
次に 記憶喪失のことを聞く。
答えは
「何を忘れたのかは知らない。失踪して数年後に桃林に倒れていた。そなたを救った日と同じ日だ。
忘れ薬は白浅が欲しがった。何を忘れたいのか言わなかった。
だが見当はつく。天宮で会った素素は白浅なのだな」と言われる。
素素=白浅である と認めると
なぜわかったかと聞かれ
火傷の痕のことを話す。
そして 気になっていることを聞く。
「私を気遣って明かさないのですか。白浅は墨淵上神のために私を忘れたかったのだと」と。
夜華は
白浅にとって自分と愛し合ったことは覚えておく意味さえないどころか邪魔なのではないか と思っていた。
玄女は 処刑日が確定するまで牢に入れられる。
隣の牢には 離怨が鎖でつながれていた。
玄女は 離怨から
「私を殺せ。子が死ねば父の仙力は増大する。私が死ねば父が封印を破り白浅、離鏡を殺すことができる。私を殺したら人間界に行き臙脂を殺せ」と言われる。
玄女は 離怨を殺し、人間界に向かう。

39-41
夜華に余裕がなくなった様子。
墨淵への嫉妬から?

白浅は 霊宝天尊の温泉で傷をいやすために 夜華と一緒に九天に行く。
素錦は 白浅も一緒に来たと聞く。
しかも 一攬芳華に入れたと。
夜華が愛する者は死んだ素素だけと安心していたのに と焦りだす。
そこで 繆清をけしかける。
汁物に媚薬を入れて飲ませるといい と。
しかし…
素錦の計画は失敗する。
夜華は 飲まなかった。
夜華は 人間界で白浅を湖につき落とそうしたのが繆清だと知っていたのだ。
繆清を問いただし、
媚薬を入れたことを白状させる。
慌ててやってきた素錦が とりなそうとするが、
ダメ。
繆清に 東海に戻るように と言う。
遅れてやってきた白浅も 事情を聞いた後
繆清に「東海に帰りなさい」と言う。
夜華は 白浅が繆清を東海に帰らせたのは嫉妬したからもしれない と期待する。
しかし 夜華の決定に従っただけ と知り がっかりする。
白浅に「嫉妬してほしかったがそなたには他人事。私など眼中にないのだな。そなたにはあの者しかしないのか。いつまで待つ気だ」と言う。
また 初めて酒を飲んで長く眠り続ける阿離のことをさほど心配しない白浅に腹をたて、
「そなたにとって阿離は血のつながらぬ子だ。実の子ならそんなことは言わない」と言う。
ムッとした白浅は
「あなたの側室は善良で優しいらしいから 私と違って阿離を大切にしてくれるわ」と言い返す。
玄女は 臙脂に会う。
夜 寝ている臙脂を殺そうとするが、
子闌に阻止される。
子闌は 司音を捜して人間界に行き 臙脂と知り合ったのだ。

42-43
折顔は 西海水君の長子の治療を続けている。
治療法がわからず悩むが…
王子の体に 墨淵の魂が宿っている と気づく。
現在 バラバラになった元神を修復していると。
治療には 白浅が必要。
折顔は 白浅を呼びに行くことに。
白真に助言され
まず 夜華に会う。
折顔は 夜華に
7000年から8000年後に墨淵が目覚めそうだ と話す。
すると 待ち続けている白浅のために1日でも早く目覚めさせたい と言われる。
そのためには結魄灯が必要 と言う。
白浅は 素錦の挨拶を受ける。
その立ち居振る舞いに嫌味を感じる。
素錦が去った後 奈奈から 素素が素錦に虐められていたことを聞く。
「今の殿下にとって素錦様は素素の眼の入れ物にすぎません。あの両眼は素素様から奪ったものです。殿下は素素様に無関心を装って素素様を守ろうとしましたが 素素様は嫌われたと思い深く傷ついたのです」と。
白浅は 夜華に文を残して 発つ。
夜華は 白浅に会いに行く。
壁ドンで白浅に迫り キスするが…
白浅が 墨淵のために命をかけて神芝草を取りに行くつもりだと知る。
墨淵を思う気持ちの深さにショックを受ける。
そして 追い打ちをかけるように 破談にしましょうと言われる。


- 関連記事
-
- 永遠の桃花~三生三世~(三生三世十里桃花)(44)-(46)
- 永遠の桃花~三生三世~(三生三世十里桃花)(37)-(43)
- 永遠の桃花~三生三世~(三生三世十里桃花)(31)-(36)
スポンサーサイト