FC2ブログ
2018/12
<<11  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  01>>




蘭陵王 あらすじ&感想



嵌った!嵌りました。

予想外のことで 自分でも驚いてます。
アリエルとジョージ・フーが出演するから とりあえず観よう と思って観たら…
ウィリアム・フォンのカッコいいこと。
ほんと びっくりです。
…ウィリアム・フォンがかっこいいのにびっくりじゃなくて 彼をカッコいいと思う自分に びっくり。

時代劇じゃなくて ラブロマンス。
…時代劇を期待している方には オススメしません。
蘭陵王と楊雪舞の恋愛ドラマ。
2人の恋に 一喜一憂。
笑ったり 泣いたり 大騒ぎでした。

前半は 蘭陵王ってかっこいい~~~ と思っていたのですが、
後半、蘭陵王が鄭児に簡単に誘惑されたあたりから 宇文邕が素敵に見えてきました。
振り向いてくれないとわかっていながら 献身的に尽くす。
こんな男性 なかなかいないです。
楊雪舞がいらないなら 私が引き取りたいくらい。…向こうから断られるでしょうが。

[DVD] 蘭陵王 DVD-BOX1

[DVD] 蘭陵王 DVD-BOX1
価格:12,231円(税込、送料別)



全46話 2013年 

出演者 : 蘭陵王(高長恭、四兄)・・・馮紹峰 ウィリアム・フォン
       楊雪舞・・・林依晨 アリエル・リン

       高延宗(安徳王、五弟)・・・胡宇威 ジョージ・フー
       胡皇后
       鄭児・・・毛林林 ニキータ・マオ
       楊市深(蘭陵王の部下)・・・リー・トンハン
       段韶 太師
       高湛(武成帝、斉の皇帝)
       高緯(皇太子、高湛の息子)・・・翟天臨 ジャイ・ティエンリン
       斛律須達(蘭陵王の部下)
       斛律光 大将軍(斛律須達の父)
       祖珽 太卜(高緯の側近)

       楊林氏(楊雪舞の祖母)
       韓暁冬・・・魏千翔 ウェイ・チェンシャン

       宇文邕(武帝、周の皇帝)・・・陳暁東 ダニエル・チャン
       宇文護(大冢宰、宇文邕の叔父)
       宇文神挙(宇文邕の部下)・・・ワン・チェン
       尉遅迵(将軍、宇文邕の部下)
       阿史那皇后・・・王笛 ワン・ディー
       玉兎(宇文邕の間者)

       王家令(蘭陵王府)
       小翠(蘭陵王府)・・・朱海君 チュー・ハイチュン
       楊堅


 1234567891011121314151617181920>・2122232425262728293031323334353637383940414243444546

1


西暦557年。
南北朝時代の斉(北斉)が舞台。
今「後宮の涙」も視聴中なのですが、
主人公 蘭陵王(高長恭)は 「後宮の涙」の高演、高湛 兄弟の甥にあたるようですね。
といっても 「後宮の涙」はまったくのフィクション。
「蘭陵王」もすべて史実どおりというわけではないので
「後宮の涙」の高湛=「蘭陵王」の高湛 と考えてはいけないのでしょうが。  



楊堅は 白山村を訪れる。
楊林氏から占いの結果を聞くため。

楊堅は 楊林氏に なぜ俗世と縁を切って村にこもっているのか と聞く。
すると「かつて巫族の天女は 君子を助け朝廷に尽くしたが 王は巫族の根絶やしを謀った。
生き残った者たちは 一族を絶やしてはいけないと 白山村に身を寄せ 俗世とは関わらず人目を避けて生きる道を選んだ」と言われる。
「“天女を得た物が天下を得る”という言い伝えがある…」と言い始めると
楊林氏から 怒鳴られる。
「かつて そなたの一族の長老に借りを作った。それゆえ10年に一度占うと約束した。ことが済み次第 村を出るのだ。他言無用」と。

楊林氏が占ったところによると…
今 南北は対峙している。
南の陳は星回りに恵まれず暗雲がたちこめている。
そのため 天下を得るのは北。
北の周と斉。
どちらが勝つか 行方を握るのは4人。
周は 宇文護と宇文邕。
2人は叔父と甥の関係。
2人の仲は悪く 周は内乱になるだろう。
斉は高緯と高長恭。
高緯は器が小さい。
斉の主になるのは 斉の建国者の孫である高長恭(蘭陵王)
しかし 彼は爪のない鷹。いくら大空高く飛翔しても 爪がなくては樹に止まれない。兄弟の手にかかって命を落とす運命にある。

男から 孫娘 楊雪舞は蘭陵王との縁があるのではと問われ
楊林氏は「村の外に出すつもりはない」と断言する。

10年後
楊雪舞は 鶏を追いかけているうちに 祖母との約束を破って 村から出てしまう。
村を出たついでと 硫黄を取りに行く。

温泉には先客がいた。
湯気が立ち込める 女人の温泉。
楊雪舞は 女性と思いこみ 「お姉様」と呼びかけ 親しくなろうとする。
困ったのは 女性と間違われた人。
実は彼は 斉の高長恭。
馬の怪我を癒すために 温泉に来たのだった。

楊雪舞が一歩的に話しかけ、
温泉から出たいのに出られず困る高長恭。
そこに高長恭を狙う刺客たちが近づく。
楊雪舞は“お姉様”を守ろうと刺客のひとりをやっつける。
高長恭も 温泉から出て 刺客たちを倒す。

そして…
高長恭が 楊雪舞に顔を向け…
楊雪舞は “お姉様”が男だと知る。
…というか…いくら湯気が立ち込めていても 髪が長くても あのごっつい身体なんだから 女に間違える方が どうかしてるわよ。

2


牡丹、飛燕、落花 意地悪三人娘。
あの声 なんとかならないの?
特に 飛燕。あのだみ声が耐えられない。
アニメじゃないんだからさぁ。普通に話してよ。普通に。  


楊雪舞は 高長恭の馬の怪我を治療するために 村の掟を破って 高長恭と馬を連れて帰る。
楊林氏は すぐに追い出そうとする。
しかし 楊雪舞から 命の恩人だからと懇願され 怪我がよくなるまで と了承する。

高長恭は楊林氏から「何も残すな。何も持ち去るな。孫娘は世の中のことは知らない平凡な娘だ。村を去ったらすべてを忘れるのだ」と言われ、
「雪舞殿は心優しく博学多才」と反論する。
すると「何を申しても聞かぬ。早々に立ち去れ」と言われる。

意地悪三人娘に いじめられている楊雪舞。
高長恭は その会話から 楊雪舞が巫族の天女だと知る。

高長恭は楊雪舞から 仮面をつける理由を聞かれ
「仮面をつければ別人になれる。慈悲を捨て去り 国を守る将軍になりきれる」と答える。

楊雪舞は高長恭に「私はあなたが天下に平安をもたらす時を見たい。その時はこの村だって解き放たれるでしょう?期待しているわ」と言う。
すると「その時は斉の国を案内する」と言われ、
高長恭が斉の国の武将と知る。

夜 帯に刺繍をしながら眠ってしまった楊雪舞。
高長恭は その帯に 自分の玉飾りをつける。

翌日 楊雪舞は高長恭を見送る。
その時 祖母の占いを話す。
「民に平和をもたらすのは蘭陵王。蘭陵王がいなければこの世に平和はおとずれない。私も軍神に会いたい」と。

成人の儀式では 慕う男に帯を結びつけ 伴侶を得た者は祝福を授かることになっている。
意地悪三人娘には 相手がいるのに 楊雪舞の帯を受け取る男がいない。
嘲笑される楊雪舞が可哀想で 高長恭は「私の帯だ」と名乗り出る。

高長恭が現れ 村によそ者を入れたと 楊雪舞は非難される。
高長恭が「よそ者ではない。雪舞殿を慕う者だ」と言い、
雪舞が高長恭に帯を結ぼうとする。
微笑みあう2人。
すると 楊林氏が怒りだす。
「約束を破り 村を乱した。去るのだ」と。

高長恭が 楊林氏に「雪舞殿が不憫で見過ごせませんでした。私の一存です。雪舞殿にお咎めなきよう。愛馬の恩人は捨て置けません」と言うと、
楊林氏が楊雪舞に「雪舞、聞いたであろう。お前を見染めただけでない。恩に報いようとしただけなのだ。それでも 祖母に刃向かうのか?村にどれほどの危険をもたらすかわかっているのか」と言う。
楊雪舞は「私を庇ってくれただけ。どうして私にいつも惨めな思いをさせるの?」と楊林氏に言い、駆けだして行く。
高長恭は 楊林氏に「雪舞殿は皆から見下され あなたにも認められていないと思っている。だから誇らしく思えるように帯を受け取った。何故これほど冷たくあたるのです」と聞く。
すると「何があろうとも孫には近づけない。金輪際近づくな」と言われる。

楊林氏は 楊雪舞に なぜ高長恭を遠ざけようとするのか 話し始める。
「兵士はつかの間の休息の後 また戦に向かう。彼は 500の兵で10万の兵と闘い勝利をおさめる。しかし 高殿に心を惹かれてはならぬ。彼の女人は鄭妃だけ。彼の妻にはなれない。
私はお前を見下していない。お前の力を怖れている。私の願いはお前の使命を消し去ること。平凡な女として平穏無事に生きてほしい。彼はお前に災いだけをもたらす。彼は長くとも1年のうちに命を落とす」と。

3


日本語吹き替えは ラクなのですが、
音声ではピンとこない言葉…文字にしてわかる言葉もあって 字幕のほうが理解できるんですよね。私の耳が悪いだけなのかもしれませんが。
意地悪三人娘の声も耐えられなかったし。(…といっても 意地悪三人娘の出番はもうないかもしれませんが)
ということで レンタルしました。
まぁ 中国語吹き替えも 多少違和感がありますが。それは仕方ないですしね。

本当は…中国語がわかれば一番いいんですよね。
やはり 原語だからこそわかるニュアンスがあると思うんですよね。
訳がはいると 大なり小なり訳者の主観が入る可能性もあるわけで…
そうわかっていても NHK中国語講座を一カ月で挫折した私には 中国語で見るのは…無理。  


高長恭が仮面を忘れていた。
楊雪舞は 仮面を届けるために 村を出る。
まずは 南汾州城 に向かう。

村の外のことはまったくわからない楊雪舞。
早速 デブおやじに因縁をつけられる。
困っているところを助けてくれたのが韓暁冬。
彼は親切にも “南汾旅館”まで連れて行ってくれる。
だから お礼に 彼の祖母の病気に効く薬草をあげた。

ところが…
韓暁冬は旅館の女将とデブおやじとグルだった。
楊雪舞の料理の中に 睡眠薬が入っていた。
楊雪舞は眠ってしまう。

目が覚めると…そこは 倉庫。
楊雪舞と同じように 手足を縛られた娘たちがたくさんいた。
娘たちは 逃げようとして失敗すれば拷問されると 逃げる気力がなかった。
楊雪舞は そんな娘たちを元気づける。
まず 壺を割ってかけらで 手足を縛っていた縄を切る。
次に 枝と布を使って 鉄格子を広げる。
娘たちが脱出。
残りは 楊雪舞ひとりになったところで デブおやじに見つかってしまう。

デブおやじは 娘を買いに来た男たちを連れていた。
男たちは 高長恭と高延宗。
高長恭は 楊雪舞を見て「私が見初めた娘だ。傷をつけないでくれ。この娘をもらう」とデブおやじに言う。

高長恭は 周に捕らわれている斛律須達を助けに行く途中だった。
斛律須達の父 斛律光から「国の行く末の方が大事。息子の命は捨ておきなされ」と言われるが、義兄弟を見捨てられなかった。
斛律須達を餌に自分をおびき出す作戦だとわかっていても 見殺しにはできなかった。

泥酔(たぶん酔ったふり)した高長恭が部屋に入ってきた。
楊雪舞は高長恭を殴る。
高長恭が眠った好きに 逃げ出そうとするが…
男たちが 高長恭を殺そうと相談しているのを目撃。
高長恭の元に戻り 眠っている高長恭を起こそうとする。
しかし 起きてくれず…
仕方なく 侵入してきた男たちと闘う。

と…それは 楊雪舞を試すためにしたことだった。
高長恭は 周に入るために協力してくれる娘を捜していたのだった。
そして 楊雪舞が信用できる娘かどうか試したのだった。

高長恭は楊雪舞に「力を借りたい」と頼むが、
「仮面を返したらすぐに戻りたい」と断られる。
そこで「協力してくれたら そんな願いも叶える。蘭陵王に会いたくないか?会わせてやろう」と頼み、
承諾をとる。

で、どう手伝うかというと…
高長恭と結婚してほしいらしい。

高長恭は 旅館のデブおやじ夫婦に 婚礼の用意を頼む。

4


楊雪舞 大活躍。

で…写真だけではどうかなぁ…と思っていた 蘭陵王/ウィリアム・フォンに嵌ってしまった。
意外にカッコいいし…意外に というのは失礼だけど 私好みではないと思っていたんですよね。
笑顔が可愛いし…
ジョージ・フー目当てだったんですけどね…
もちろん 彼はカッコいいけど…
この後 宇文邕/ダニエル・チャンも登場するのよね…
カッコいい男が3人。楽しみ~~  


高長恭は 周軍の目をごまかすために 婚礼の列を装うつもり。

高長恭たち一行は 門番はごまかせたが、
門には 尉遅迵が来ていて 彼に尋問される。
難なく答え、無事に通り抜ける。
と思ったら 輿から矢が落ちてしまう。
青ざめる高長恭たち。

それを切りぬけたのは楊雪舞だった。
楊雪舞は「この矢は武器ではありません。郷里の蘇ビ国では矢は子宝祈願の縁起物なのです。早く子を授かるようにと 山神に祈祷した矢を父が私に持たせてくれました」と言う。
尉遅迵は 納得した様子を見せたが、
「先に城門近くの女禍廟で拝礼をして行け。丹州人なら 女禍廟の御利益は知っているはず」と言いだす。
女禍廟には“参拝した夫婦は終生 添い遂げるが、女禍様をだませば災いが降りかかり 身内の命を奪われることもある”という言い伝えがあった。

尉遅迵ら兵が取り囲む中 高長恭と楊雪舞は拝礼。
高長恭は 生涯 楊雪舞だけを愛すると誓い、
楊雪舞もまた誓う。
尉遅迵は「子宝を願う」と ザクロを贈る。
楊雪舞が それは斉の風習では と言って断り 切り抜けるが、
尉遅迵は 蘇ビ国の者が斉の風習を知っているのはおかしい と高長恭ら一行に監視をつける。

これで 楊雪舞の任務は終わり。
楊雪舞は 高長恭に仮面を渡し、
高長恭から 帯と路銀にと玉佩を渡される。

楊雪舞は門まで来て 馬から落ちてしまう。
その時 落ちた玉佩を見て “高殿”が蘭陵王だと知る。

門は 夕方には閉鎖され それから3日間閉鎖されることになっていた。
楊雪舞は 近くにいたおじさんに 閉鎖される理由を聞く。
すると「間者が入ったらしい。間者は処刑されることになっている。奴を助けにきた蘭陵王を捕えるそうだ」と言われる。
楊雪舞は 高長恭が心配になり 戻る。

楊雪舞は 太師に再会。
門が閉鎖されることを話し、
「助け出せるかもしれないわ。硝石と硫黄を使って私の“火樹銀花”で丹州城を火の海にして見せるわ」と言う。

高長恭は 斛律須達を助け出し 馬車に乗り込んで逃げる。
斛律須達は 宇文邕が斉の領内で失踪したらしい と話して 気を失う。

そして 楊雪舞が仕掛けた“火樹銀花”が兵糧庫で爆発する。

5


楊雪舞、真っ直ぐ白山村に帰ればいいのに。
やっかいな者をしょいこんでしまったようで…
この男が 行方不明の周の皇帝 宇文邕 ってことなんでしょうか?
汚い身なりのせいなのか まったく皇帝に見えない。
カッコよくもないし…ちょっとがっかり。  


高長恭は 太師が楊雪舞から預かった火薬を使って 門を抜ける。
しかし 楊雪舞が 約束をした場所に現れない。

楊雪舞は 火をつけようとしているところを尉遅迵に見つかり、
蘭陵王の居場所を吐けと拷問されていた。

蘭陵王登場。
尉遅迵に斬りつける。
尉遅迵が 楊雪舞を吊っていた紐を切ったため 楊雪舞は池に沈んでいく。
高長恭は 池に飛び込み 口移しで 楊雪舞に息を吹き込む。
楊雪舞に「来てくれたの?なぜ戻ったの?」と聞かれ
「帯を受け取り 女禍廟で誓いを立てた。君を守ると約束しただろう」と答える。

高長恭たちは壺口関に戻る。
楊雪舞も一緒。

斛律須達の容態はよくない。
その様子を見て 楊雪舞は“もっと医術を勉強しておけば 役に立てたのに。運命は教えられない。でも見殺しにはできない。それとなく危険を伝えよう”と思う。

高長恭は楊雪舞を食事に招く。
高長恭は「私から君に3杯捧げたい。最初の1杯は須達救出に力を貸してくれたことへの感謝を示して」と言って 酒を飲む。
その時 流れ星が流れる。
楊雪舞は 斛律須達の回復を祈り
高長恭は 乱世を終わらせたいと願う。

「2敗目は 命の危険を冒して 花嫁になってくれたことに感謝して」
高長恭は「誓いは忘れていい。私たちの間には何もない」と言う。
楊雪舞は寂しさを隠して「言われなくても目くらましの作戦だとわかっている」と言い、玉佩を返す。
「贈った物を返す必要はない。雪舞が持っていてくれ。今度 斉に来た時も これがあれば私と会える」と言われるが
「二度と来ないわ。だって 祖母が教えてくれたもの。あなたの人生に寄り添うのは鄭という女性。私じゃない。祖母のお告げは当たるの。蘭陵王の妃は鄭氏と言う人なのよ。私が帯を贈ったところで何も変わらない」と言い、 楊雪舞は眠ってしまう。

高長恭は楊雪舞を抱きながら 三敗目を飲む。
「不思議な女性に巡り会えたことに感謝して。聡明で心優しく 勇敢な君にこの杯を」

翌朝…
高長恭には会えず…
楊雪舞は高延宗に 伝言を頼む。
「“万事注意を怠らず 出陣は慎重に”と」
楊雪舞は壺口関を後にする。

楊雪舞は“南汾旅館”に着く。
しかし 様子がおかしい。
デブおやじ夫婦が殺されていて おかしな男がいた。

旅館に周の間者を捜す官兵がやってくる。
楊雪舞は男を連れて逃げる。

楊雪舞は 男を荷台に乗せ “国境の貧しい村”に辿りつく。
村では 疫病が流行り、
不衛生な生活をしていた。
そして その村に 韓暁冬がいた。

韓暁冬は 男を知らないと言う。
「村の者じゃない。俺たちと同じ身なりだが 体つきはいいし、あの手は苦労していない証拠」と。
楊雪舞は 男を“阿怪”と名づけ、韓暁冬に世話を頼む。

官軍が “国境の貧しい村”を焼こうとする。
高長恭たちも 宇文邕を捜して“国境の貧しい村”を目指していた。

6


宇文邕は 献身的に看病してくれた楊雪舞に惹かれたのかと思ったけれど…
高長恭は「英雄は女で実を滅ぼす」と言っていたものね。
王は むやみやたらに女に惚れちゃいけないのね。
天下を得るために必要な天女。それが楊雪舞だから 連れて行こうとしたわけね。  


楊市深から「疫病が蔓延する村。たとえ間者がいても入るわけにはいかない」と助言され
高長恭は 村に火をつけることにする。

楊雪舞は抗議する。
すると 楊市深から「近くの軍営や村に広がるのを防ぐために この村を焼き払う。逆らう者は殺す」と言われる。
そこで 高長恭に「武器を持たない善良な村人たちばかり。殺さないであげて」と頼む。
しかし「疫病は恐ろしい。すぐに被害が拡大する」と言われる。

高長恭は「君は村の住民ではなく発病もしていない」と 楊雪舞だけは助けようとする
しかし 楊雪舞は門を出ようとしない。
「みんなが殺されるのを黙って見ていられない」と。

楊雪舞は高長恭に「疫病に罹るのは罪なの?お願いします、命令を撤回してください。この村の人も同じ人間よ。病気になっても生きる権利はある。みんなで協力すれば疫病は治せる。闘うべきよ。策を講じて村人を助けましょう」と頼むが、
ダメだった。

高長恭は命令を撤回しない。
しかし 楊雪舞を見放すこともできない。
そこで 楊雪舞に「とどまりたいなら疫病を鎮めるのだ。7日以内に疫病を無くせなければ 村人もろとも焼き払う。その間 村から出た者は 殺す。君もだ」と7日間 猶予を与える。

楊雪舞は「死なないわ。疫病をなくせば解放されるし 焼かれないわ。深刻に考えないで。症状の悪化は防げる。希望を持つのよ。救いはある」と村人たちを元気づける。
しかし 村人たちは 諦めることに慣れきってしまっていた。

高長恭は間者をおびき出すために 周の間者が使う笛を吹いてみる。
阿怪は その音に反応し 動き出すが、身体が思うように動いてくれない。
道端にうずくまっているのを楊雪舞に助けてもらうが、振り切ろうとする。
しかし 振り切るほどの元気はなく 2人は崖下に落ちる。

阿怪は高熱があり 厳しい状態。
楊雪舞は 綺麗な地下水を飲ませる。
翌日 地下水のおかげか 阿怪は 回復した様子に見える。
楊雪舞は 綺麗な飲み水が必要だと気づく。

村人たちが 捜して来てくれた。
楊雪舞が村人たちと話している隙に 阿怪は楊雪舞の帯を懐にいれる。

楊雪舞は 村人たちに 汚水を濾過して飲むことを勧める。

阿怪は 少しずつ元気が出て 村人たちとも打ち解けるようになる。

村人たちは川まで水を組みに行く。
その際 阿怪は 禁衛軍の軍服の布切れを川に流す。

流れてきた布切れ。
阿史那皇后は 宇文邕は生きているとして 尉遅迵に兵を出すように命令する。
高長恭は 村の中に間者が潜んでいると確信する。

“民が苦しみから抜け出せない時 巫族の天女が現れる。天から舞い降りて民を助ける。”という言い伝えがあるらしい。
村人たちは 楊雪舞を天女だと崇める。

約束の7日が経つ。
疫病はなくなっていたが、
高長恭は 村に間者がいるとして 村人たちを選別する。
高長恭は阿怪を拘束する。
…貧しい民にしては 楊雪舞が斬られそうになった時 動きが素早かったわよね。

阿怪は高長恭を挑発する。
「病で苦しんでいた時 雪舞が助けてくれた。毎晩寝ずに看病してくれた。着替えを手伝い 髪をすいてくれた」
嫉妬にかられた高長恭が 阿怪の胸ぐらをつかむと 懐から 帯が落ちた。

楊雪舞は高長恭に 阿怪を殺さないでほしいと頼む。
「無実の民を虐げている。阿怪はあなたより言い人よ」と。
すると 高長恭に詰め寄られ「俺が彼よりも劣ると?二度と聞きたくない。私を否定するな。楊雪舞、君が信じるのは目に映る事実だけか。それなら 真実を見せる。明日 奴を戦わせる」と怒鳴られる。

鎖に繋がれた阿怪。
阿怪は 虎と戦わされる。
楊雪舞は加勢しようと 阿怪と虎の間に入っていく。
阿怪は 楊雪舞を助けようとして 隠し持っていた武器で虎の首を刺す。
阿怪は 宇文邕だった。

そして 周軍がやってきた。
宇文邕は 楊雪舞を連れて行こうとするが、拒まれ 玉佩(?)を渡して 立ち去る。
高長恭は楊雪舞を庇って “百歩散”の毒の矢に刺される。
楊雪舞と村人たちは 拘束される

7


“天女を得た者が天下を得る”
ということで 楊雪舞を利用する宇文邕。
楊林氏は こうやって利用されることをきらって 楊雪舞を村から出したくなかったのよね。
確かに 村を出てからの楊雪舞は 面倒なことに巻き込まれ(自分から率先して巻き込まれてる?)苦難の日々だけど 村にいる時よりは生き生きしているような?  


楊雪舞は 高長恭から 助けを求められる。
「毒矢に当たり 軍医は匙を投げた。君は天女だ。不可能はない。助けてくれ」と。
“軍医にできないのに 私にできるはずがない”と思うが…
高延宗、楊市深から 高長恭がこうなったのは君のせいだと責められ、救ってくれと懇願され…
“高長恭のそばにいたい”と看病をすることにする。

楊雪舞、夜は 高長恭に「行かないでくれ」と言われ 添い寝する。
朝は 精がつくものをと鳥のスープを作る。…まずかったようだけどね。
楊雪舞は「あなたのために 全快を願ったの」と花を摘んでくる。
それに対して 高長恭は「なにがあっても君を守り抜く。女禍様に誓った」と言う。
手を握り 見つめ合う2人。
なかなかいい感じ。
それを邪魔するように高延宗が入ってくる。

尉遅迵が洛陽に侵攻したらしい。
ただちに応戦せよと 朝廷からの勅命が届く。
洛陽が陥落すれば 周軍が一気になだれ込むことになり 鄴城も危ない。

高緯がくる。
いかにも アホそうな 皇太子。
高長恭によると 高緯は根は善人だが 側近の祖太卜は注意が必要らしい。

高長恭は 高緯から「天女を側女にしたらしいな。天女を得た者が天下を得るという。四兄は前途洋々だな。ぜひ会わせてくれ」と言われ
楊雪舞に会わせる。
すると 祖太卜から「女のために宇文邕を逃がしたのは死刑に値する」と言われる。

そして…
高緯から「怪我をしているようだから 洛陽には 私が行こう」と 兵権を譲れと言われる。
高緯が わざわざやってきた目的は 兵権だったらしい。

楊雪舞が 皇太子に「劉邦曰く“戦えば必ず勝つは 我 韓信に及ばず。策で勝利を決するは 我 張良に及ばず。両者の活用が 天下を得た所以なり”殿下も劉邦にならい、良将の蘭陵王や段韶や斛律光を活用して 天下を取っては?」と言い、
段韶が「雪舞殿が心配されているのは 皇太子が戦いに出て万が一のことがあれば 責任を負えぬということです」と言い、
高延宗が「戦いは我々にお任せを」と言うが、
祖太卜から「兵権を譲らないのは 兵を私用に使う謀が別にあるのでは?」と言われては 拒否できない。
高長恭は「誤解なきよう。拝命します。3万の兵馬はお任せします」と兵権を渡す。
そして 皇太子から 斛律光の兵も出せとまで 言われる。
…皇太子 調子に乗りすぎ。父に 実力を見せたいと思っているようだけど 負けて“実力がない。皇太子にふさわしくない”と改めて知らしめることになるんじゃないの?

望みの物を手に入れた高緯は 高長恭に「養生してくれ」と言って 嬉しそうに出て行く。

高長恭が再び倒れる。
軍医から 解毒剤しか治す方法はない。残りは5日ほど と言われる。

楊雪舞は 解毒剤を手に入れるために
韓暁冬を伴い 宇文邕に会いに行く。

楊雪舞は「あなたじゃない。私が会いたかったのは友達の阿怪よ。友達のよしみで解毒剤を譲ってほしい」と頼む。
しかし 宇文邕に 情は通じない。
蘭陵王を助けるつもりはない。
何より 手に入った楊雪舞を 手放す気はまったくない。

宇文邕は 無理矢理 楊雪舞を閲兵式に出席させ、
兵士たちに「天女を得た」と言う。

8


高緯、だらしないなぁ…
楊林氏が言ったように ほんと“雀”だわ。
自分の実力も知らず じいやに乗せられて 策もなく戦にでるから こんなことになるのよ。
だいたいさぁ 敵の首を出されて 目をそむけるなんて そんな弱っちい男が 兵を動かせるわけないじゃない。
雀は雀らしく 大空を羽ばたこうとせず 地面近くで遊んでいればいいのよ。  


宇文邕が毒ヘビに噛まれる。
その隙に 韓暁冬が解毒剤を盗もうとする。
“百歩散”を手に入れたところで 捕まってしまう。
連れて行かれる時 韓暁冬は楊雪舞に“百歩散”を渡す。

楊雪舞は “百歩散”を飲み干す。
慌てた宇文邕は 解毒薬を口移しで飲ませる。
しかし 楊雪舞は それを 吐き出す。
わざとハンカチの上に吐き、ハンカチを隠す。
そして 宇文邕に「韓暁冬を解放してくれたら 解毒薬を飲む」と約束する。

楊雪舞は 韓暁冬に ハンカチを渡す。
「これをあの人に渡して。私からの別れの品だと」と。
そして「宇文邕を制するのは宇文護」と囁く。

韓暁冬は 周の兵士に襲われ 崖下に落ちながらも ハンカチを届ける。
高長恭は解毒剤のおかげで助かる。

高緯は 周の罠に嵌り 洛陽城に退却。
洛陽城は 周の兵士に取り囲まれる。
周は突厥と組み 10万の大軍。斉が勝つ見込みはない。

韓暁冬は高長恭に 村の人たちと一緒に 戦いたいと頼む。
また 楊雪舞の伝言“宇文邕を制するのは宇文護”を伝える。
高長恭は 宇文邕と宇文護の対立を利用することにする。

蘭陵王を倒すと自信満々の宇文邕。
楊雪舞から「蘭陵王が勝つわ。天意よ。巫族の予言がはずれたことはないわ」と言われるが、
「神でも仏でも 陳を阻むなら倒すまで」と。

高長恭は わずか500の兵を率いて 洛陽城に向かう。

9


周の兵士から逃げている時に 現れた高長恭。
楊雪舞は高長恭に抱きつく。
これで 2人は もうラブラブだわ と喜んでいるのだけど…
楊林氏の予言って当たるのよね?
いずれ 鄭氏が現れて 高長恭と結婚するのよね?
そうなったら 楊雪舞はどうするの?

それにしても
ついにキスするのか~~~ ってところで 「熱がある」って…がっかりでしょうが!  



高長恭たちは 周軍を蹴散らし 洛陽城まで到着する。
門を開けるように言うと 高緯は「開けるな。仮面をつけていれば 誰でも蘭陵王か」と。
…そりゃぁそうだけどさぁ。あんたが言うと 意地悪にしか思えないわよ。

高長恭と宇文邕、それぞれ 軍の前に立ち 膠着状態に。
宇文邕は尉遅迵を出陣させようとするが…
尉遅迵に 大冡宰から「撤退せよ」と命令が届いていた。
妻子を人質に取られていては 逆らうことができない。

そして 周軍の終戦の鐘が鳴る。
間者に“洛陽城を落とした暁には 皇帝は宇文護を殺す”と噂を流させた結果が出たのだった。
宇文邕は退却する。
まずは宇文護を殺さなければと思う。

高長恭と楊雪舞は再会する。
雨が降り出し 近くの家で 雨宿りする。
傷を気にかける楊雪舞に
高長恭は「痛まない。痛みを感じたのは目覚めた時だ。私を救うために 君が危険を冒した。君を失ったかと思い…心の痛みが治らないのだ」と言う。
高長恭の手に 手を重ねる楊雪舞。
高長恭は「私に勝利のよりも重要な目的があった。君を救いだすことだ」と言って楊雪舞の手に 手を重ねる。

その家は 高長恭が 幼い頃 母と暮らしていた家だった。
子供の頃の思い出話をする高長恭。
「母は父だけを愛したが、父には多くの女性がいた。だから 妻を大切にすると決めた。生涯ただひとりの女性を愛する」と言う。

「心が騒ぐ時はここに来る。誰の目も気にせず 自由になれる」と言う高長恭に
楊雪舞は「失ったものを考えないで。そうすれば悲しくないわ」と言う。
高長恭から「私には何も残されていない」と言われ
高長恭をうしろから抱きしめ
「そんなことはない。 あなたは手に入れたわ。私からの尊敬と崇拝を」と言う。

見つめあう2人。
高長恭は楊雪舞の頬に手をあて…
「雪舞」と呼んで…
ついに キスするのか~~~と思わせておいて…
高長恭は 楊雪舞のおでこにも手をあてて「熱がある」と。
もう~~がっかりよ。

10


楊雪舞は 楊林氏の予言を信じているのよね。
高長恭の妃は鄭氏。自分は妃になれず いずれ忘れ去られる。
高長恭への思いがこれ以上募る前に、別れがつらくなる前に 離れた方がいい。
そう思うから 高長恭の元から離れようと思う。

でも…
確定した未来ではなく 不確定な予言。
予言が外れることだってあるわよ。
と思うのだけど。  


楊雪舞は熱にうなされ 夢を見る。
高緯の前に跪く高長恭と女性。
2人は盃を手にしている。
楊雪舞が止めようとすると 楊林氏が現れ
「運命は避けられぬ。“蘭陵王は邙山の戦いで勝つ。だが その手柄により 兄弟からのねたみを買うことになる。そして 身を滅ぼす”これがあの男の運命だ。雪舞、蘭陵王のそばにいることも 愛することも許されぬ。蘭陵王の死は変えられない運命。手を出してはいけない」と言われる。

夢から覚めた楊雪舞は 不安でたまらない。
「天下太平の世が来たら ここで愛する人と暮らすのが夢だ」と言う高長恭に
「早く洛陽に行きましょう」と言いだす。
「もう一晩ゆっくり休んで戻ろう。早く元の雪舞に戻って」と言われ
イライラした様子で「私は変わっていない」と言う。

高長恭は 楊雪舞と心が通じあったと思っていた。
自分が楊雪舞を愛するように 楊雪舞も自分を愛してくれていると感じられた。
なのに 一夜明けたら 突き放すような態度。
なにがなんだかわからない。
「あなたは このさき運命の人に会う。私もそう。予言では村の男と結婚する。だから戻らなきゃ」と言われては どうしようもない。
「昨夜の無礼は許してくれ。荷物をまとめて洛陽に帰ろう」と言う。

高延宗と韓暁冬が迎えに来る。
高延宗は楊雪舞を「義姉上」と呼び、
高長恭に 昨夜は 気を利かして2人だけにしてあげたんだと言う。
しかし 高長恭から「我々の結婚はただの策だ。真に受けるな」と言われてしまう。
高延宗は 険悪な様子の2人に驚きながらも
楊雪舞に「四兄の馬に乗る?」と聞く。
すると 「暁冬の馬に乗る」という返事。
高長恭も高延宗も韓暁冬も 目がテンになってしまう。
しかし 楊雪舞が「殿下は 一人で乗ったほうが 楽だろうから。昨夜は一睡もしていないの。疲れているわ」と言ったため
高延宗は 喧嘩していたわけじゃなかったとホッとする。
…楊雪舞の看病で寝ていなんだけどね。

宇文邕は 兵の士気をあげるため 遊牧民の村を襲わせる。
村人たちを捕え 人質にして
村の女性 玉兎に 間者になって宇文護を探るように命令する。

韓暁冬は楊雪舞から 村に帰りたいから馬車を用意してほしいと言われ驚く。
「学はないけれど お前より世の中のことを知っている。話してみろ」と言ってみる。
すると「愛してはいけない人を愛したの。時が経つほど好きになり 心を奪われてしまう。いつか彼の運命を変えてしまいそうで怖いの。すでに 私のせいで命を落としそうになった。本当に怖いの。運命を変えちゃいけないの。すぐにここを離れなきゃいけないの」と言われる。
理解できない韓暁冬。
「好きな相手のためなら なんだって許せるもんだろ?」と言ってみるが、
「でも もしその人に運命の相手がいたら?そもそもあり得ない恋なの。間違っているの。とにかく いますぐ ここから私を出して」と言われ 頷く。

高長恭と楊雪舞は 村人たちから 夫婦だと祝福され
一緒に皇太子に拝謁する。

宴の後 兵士たちが舞を披露する。
しかし それは“蘭陵王入陣曲”という曲でにあわせて 蘭陵王を称える舞。
高緯は機嫌が悪くなり、太卜は嫌みを言う。
高長恭は 何を言っても太卜にあげあしをとられ 何も言えなくなってしまう。
たまらず 楊雪舞は 太卜に意見してしまう。
「古来 皇室の骨肉の争いはむなしいもの。幸い 皇太子と第四皇子はなかむつまじい。なぜ奸臣のように仲を裂こうとなさるの?しっかり占いをなさっては?皇太子の側近でしょう?」と。

楊雪舞が 一言多かった と反省していると
太卜がやってくる。
「無礼を働きました」と謝罪すると。
「欲も恥をかかせたな。この恨みは忘れぬぞ」と言われる。

楊雪舞は高長恭から「何を怖れている」と言われ、
「私の祖母の予言を信じる?私たちは結ばれない。女は大勢いるのよ。運命の相手でもない私に執着しなくても」と言う。
「わかるのだ。君を手放したら一生後悔すると。これが私の予言だ」と言われるが、
「第四皇子は雪舞を忘れる。間もなく鄭という女性と出会うから。その人こそ あなたの妻。鄭妃よ」と言ってしまう。
「はすれたら?わかった。2人で賭けよう。その鄭妃が現れたら 君を村に返す。斉の国では皇族を欺くのは重罪に値する。罰として永遠に私のそばにいろ」と言われるが、
「ただ 村に戻りたいの」と拒む。
「行くな と言ったら?お願いだ。ここにいてくれ」と懇願され
「わかった。残るわ。ただし鄭妃が現れたら約束を守って。私を帰して」と残ることにする。

楊雪舞は皇太子と太卜のことが気になる。
このまま引きさがるはずがないと。
そこで 祖母の予言を言おうとすると 高長恭から遮られる。
「大丈夫、未来がどうあれ私は今しか見ない。ただ自分に正直に生きる。なにも恐れるな」と。

楊雪舞を説得する高長恭の顔が…もう たまらない。

11


高長恭の妃選び。
ということは 予言によれば 高長恭の妃である 鄭氏が登場するわけね。
楊雪舞は“約束通り 村に帰るわ”と言うのよね、きっと。
高長恭は どんな作戦で 楊雪舞を引きとめるのかしら。

高緯は 父 高湛に母 胡皇后に
「皇太子が即位するとは限らない。皇太子は軽率で浅はか。国を任せられない」と言っているのを聞いてしまう。
ショックだろうなぁ。
でも…高湛も ちょっと考えてあげればいいのに。
高緯が皇帝の器じゃないないなら 優秀な人を側近につければいいのよ。
高長恭を妬み陥れるようなことしか考えていない祖珽を 側近にさせておくのが間違いよ。  


蘭陵王は天女を手に入れてから 傲慢な振舞いをするようになった。
太卜は 蘭陵王と楊雪舞を引き離そうと考える。

周では…
宇文護が引退すると言いだす。
しかし これは 当然 芝居。
大勢の者が 自分を引きとめるだろう。宇文邕は自分に謝罪し 自分に従うと言うはずと。
策略通り 宇文邕は 宇文護を自分の椅子に座らせる。

宇文邕は 宇文護に女を献上する。
予想通り 宇文護は 玉兎に関心を示す。
宇文邕は 玉兎は自分の女だと言った後で 「気に入ったのなら 譲る」と言う。

宇文護は 李安に玉兎の尋問を命じる。
宇文邕が 自分を監視するために 玉兎を譲ったとわかっていた。
そして また 宇文邕も 宇文護が玉兎を疑っているだろうとわかっている。

高緯、高長恭たちは鄴城に戻る。
途中 老婆が楊雪舞を呼びとめる。
4人の息子のうち 3人の兄たちは戦死。末っ子が無事に帰って来て感謝している。息子が出征した時に無事に戻れるように 靴を一針縫ってほしいと頼む。
高長恭に促され 楊雪舞は靴を縫う。

楊雪舞は 高湛から「褒美はなにがいい?」と聞かれ、
「一人息子の兵役を免除してほしい」と頼む。
高長恭も「陛下の慈悲の気持ちもあらわせる上に 跡継ぎを守ることで 国力の温存にもつながります」と加勢する。
すると 高湛は高緯を叱責する。
「そなたは民など眼中にない。皇太子でありながら民の訴えを無視するとは何事か。己の不徳を棚に上げ 人を責める。少しは恥を知れ」と。

そして…
太卜が 高湛に「皇太子と協議したが 蘭陵王に重心の息女を娶らせるべき」と進言する。
高長恭は「雪舞がいれば十分」と言うが、
高湛から「雪舞は天女だが、しょせん側女。そなたは皇族だ 重臣の息女から正妃を選ぶのならわし」と言われてしまう。

胡皇后は 高湛「皇太子が即位するとは限らない」と言われ 驚く。
高長恭がいなければ 皇太子は安泰と考える。
“この機に 高長恭を消そう”と思う。

さてさて 鄴に楊林氏らしき人が…
楊雪舞を連れ戻しにきたのかしら。

12


高長恭に嵌ったのか…
ウィリアム・フォンにはまったのか…
自分でもわからないけれど 嵌っている。

「蘭陵王」のOSTを買おうかどうしようか悩み、
ウィリアム・フォンが出演している作品を捜し、
レンタルされていないか 確かめ、
「美人心計」に出演していたと知り もう一度観なくては と思い、(でも 保存していないんですよね…)
「王の後宮」に出演していたと知り“録画していてよかった~”と思い、
「蘭陵王」12話までで 蘭陵王と楊雪舞のシーンを見直したり、
ちょっと まずい… 蘭陵王/ウィリアム・フォン以外 目に入らない状況。
13話~ のレンタル開始が待ち遠しい。

さてさて ドラマのほうは…
楊雪舞は 予言に縛られていて 高長恭から離れることばかり考えているのよね。
高長恭を好きなら そばにいればいいのに。
正妃になれないのは悲しいことかもしれないけれど 愛されているのだし、
皇后や高緯や太卜から高長恭を守るためにも そばにいてあげたらいいのに。
私なら 帰れ と言われても居座るのに。

予言での 蘭陵王の妃…鄭児 登場。
5人の妃候補の中で 一人だけ 楊雪舞に優しいけれど…
鄭児は高長恭のことをなんとも思っていないと思っていたのだけど ずっと慕っていた様子だし…
楊雪舞に意地悪する役のような気がする。
彼女が本当に正妃になるのかどうかはわからないけれど
正室になったとしたら 高長恭から愛されているからといじめ、
ならなかったら 楊雪舞のせいだと恨みそう。


高長恭と高延宗と楊雪舞は 蘭陵王府に帰る。
浮かない顔の楊雪舞。
そんな楊雪舞を見て 高長恭も浮かない。

高長恭は楊雪舞に「そんなに嫌なのか?妃選びを行うからって 出て行かせるつもりはない。君は側女。気兼ねせず 堂々としていろ」と言う。
すると「運命には逆らえないのよ。賭けに負けるのはあなた。私のために無駄遣いしないで」と言われる。
高長恭は 思わず「ここに住むことすら望まないなら 薪小屋がいいか?今すぐ行け」と言ってしまう。
高長恭は「いずれにしろ 賭けは賭け。どちらが勝つか 鄭妃が現れぬ以上勝負はつかぬ、喜ぶのは早い」と部屋を出て行く。

高長恭は 皇后は何を考えているのだろうかと思う。
自分は皇太子にとって目障りな存在。殺すならわかるが 妃選びを促すとは 何か裏がある と考える。
高延宗に 雪舞を守ってほしいと頼む。

胡皇后は 自分が後ろ盾となる娘を妃として送りこもうと考える。
それが 鄭児。
ただ…高緯も鄭児がお好きなようで…でも マザコン皇太子は 母には逆らえないのよね。一方 鄭児は 昔 高長恭に一目ぼれし それから ずっと思い続けている。

韓暁冬は馬車を捜している時 老婆(楊林氏)から 楊雪舞に渡してほしいと手紙を預かる。

楊雪舞の部屋に 福という老婆が来る。
楊雪舞に仕えるらしい。
楊雪舞は 福から お世話しますと言われるが、断る。
それでも なにかと世話をやかれ、
楊雪舞は 機嫌を損なわないように 優しく相手する。
そして…
福から お妃候補の5人が屋敷に住むと聞く。

楊雪舞は 福と一緒に 高長恭が妃候補と話しているのを のぞく。
「いい家柄で 綺麗な人ばかり」とため息をつく楊雪舞。
突然 福に押されて 楊雪舞は部屋の中に転がり込む。

高長恭から「気になるのなら 堂々と入ってくればよい」と言われ
楊雪舞は「押されたのよ。じゃなくて 通りかかっただけよ」と言い訳する。
高長恭から 妃候補を紹介され
「鄭殿はいない」と言われる。
ところがそこに 鄭児がやってくる。

高長恭は 鄭児から「お久しぶりです」と言われ 戸惑う。
簪を見せられて 会った時のことを思い出す。
「天女さまはどちらに?」と聞かれ
高長恭は「こちらが私の大事な愛妾」と楊雪舞を紹介する。
妃候補たちは楊雪舞をバカにするが 鄭児だけが「よろしくお願いします」と挨拶する。

高延宗は 皇太后の使いとして 皇太后からのお題…皇太后の御膳を用意する を伝える。
「勝ち抜いた者が 蘭陵王妃となる」と。
「私は無関係でよかったわ」とつぶやく楊雪舞。
ところが 高延宗から「義姉上も参加せよと皇太后の命令だ」と言われてしまう。

楊雪舞は「料理は苦手よ。最初から降りるわ。今すぐ王府を出て行く」と言う。
すると 高延宗から「出て行くだけじゃすまない。尻叩き100回の杖刑だ」と言われる。
“結果は決まっていると思うが 恥は晒したくない”と参加することにする。

楊雪舞は あーでもないこーでもない と悩む。
机につっぷし おでこに墨をつける。
そのまま 妃候補たちが 皇太后のことを探ろうと 高長恭と高延宗を取り囲んでいるのをのぞく。
妃候補たちに笑われる楊雪舞。
高長恭から 笑いながら「私のために随分と必死だな」と言われる。

高長恭は 妃を選ぶつもりはない。
ただ 皇后を後ろ盾にする鄭児を 角を立てずに拒む方法に悩んでいた。

楊雪舞は 福を相手にぐちる。
「第四皇子は私を特別扱いしている。あの人の妃は鄭氏と決まっている」と。
すると「お題に悩む必要はないでしょう?すぐに出て行かれては?」と言われる。
「正妃になれない運命であっても 妃となる資格はあると証明したい」と言うと、
「まったく あれもダメ これもダメ 私には雪舞様が理解できませんわ。好きにしなさい。私は仕事に戻ります」と言われる。

福がせき込む。
楊雪舞は「休んでいてください」と声をかける。
「ここしか行くところがないから ここで人生を終えたい」と言われ。
「ほこりは肺によくないわ」と 口と鼻を覆うようにと ハンカチを渡す。
すると「こんな風に年寄りを思いやれるのなら 皇太后の御膳に悩む必要はありません。豪華なものより 細やかな心配りが有り難いものですよ」と言われる。

楊雪舞は3つの“養生湯”を作る。
めまいや動機を抑える湯。のどの痛みや痰に効く湯。腸の働きを助ける湯。
料理を思いついたきっかけを聞かれ
「福さんに聞いた」と話す。
ところが 福の姿は見えず…
実は 福は 3年前に亡くなっていた。

楊雪舞は 高長恭から「私と離れたくなくて料理を作ったのだろう?こんなに手を赤くして」と言われ、
「百叩きの刑が嫌なだけ」と言い訳する。
で、2人は痴話げんか。
高長恭から「やきもちか?」とからかわれる。
「妃選びを中止しよう。命令に反してもいい。私のそばにいると言ってくれ」と言われるが、
「鄭児があなたの妃になるの」と態度を変えない。
それでも 高長恭は「皇后の意志であろうと選ぶつもりはない」と言う。
その様子を 鄭児が見ていた。

韓暁冬が預かった手紙を楊雪舞に届ける。
書かれていたのは“山蘄”
意味は帰村の時。
楊雪舞は「祖母が迎えに来た。帰らなければいけない。やっぱり私は第四皇子と別れなければならないのね」とつぶやく。
韓暁冬から「第四皇子と別れたくないようだな 。残れよ」と言われるが、
「鄭妃が現れた以上残る理由はない」と言う。

13


楊雪舞は 高長恭から離れがたいけれど 楊林氏に従って 村に帰ることに。
高長恭は 楊雪舞を手放したくないけれど 楊雪舞を守るために 手放すと決める。
そして…
楊雪舞が去った途端に 高長恭に災難が降りかかる。
高長恭は 楊雪舞なしでも 切り抜けられるのかしら。  


祖太卜は鄭児に 簪と縁切りのお守りを渡す。
お守りは楊雪舞の寝台に置くように と。

皇太后の課題のために 高長恭、高延宗、楊雪舞、妃候補たちは 傷兵村にくる。
孤児たちに“義父さん”と慕われる高長恭。
同じように 孤児たちに気に入られた様子の楊雪舞に
「子供たちは君のことが好きなようだ。君がいなくなると知ったら悲しむだろう。天女と慕っている民も落胆するだろう」と ここでも楊雪舞を引きとめようとする。

鄭児はわざと怪我をする。
高長恭に 王府に送ってほしいと頼む。
2人だけになりたかったのか お守りを置きたかったのか…
鄭児は高長恭と2人きりになれたけれど…
高長恭が 楊雪舞のことをどれくらい愛しているのか わからされることに。

鄭児は「鄭児のことがお嫌いですか?」と聞く。
すると 高長恭は
「離れている時間がわずかでも 永遠のように感じてしまう。雪舞がいつも心の中にいる。寝ても覚めても会いたいと思う。“殿下”と呼ぶ声も騒ぎ立てる姿も好きだ。どうしようもない。私は雪舞を愛している。雪舞だけだ」と言われる。

高長恭は妃選びのことで悩んでいる。
君命に逆らうことはできない。しかし妃を愛せないし、雪舞を苦しめることになると。

楊雪舞が拉致される。
高長恭、高延宗は すぐに楊雪舞を助け出す。
犯人は “斉”の文字を刻印された官金を持っていた。
祖太卜の差し金。
鄭児が 楊雪舞の寝台にお守りを入れられるように、あわよくば 高長恭を殺そうと考えたのだった。

楊雪舞は 韓暁冬から 祖母の伝言を聞く。
“今夜 村に帰る。今夜を逃したら帰れない”

楊雪舞は高長恭に会わずに去ろうとしていた。
しかし 門のところに高長恭がいた。
高長恭は 楊雪舞に
「皇帝の命が下った。明日妃を選ばなければならない。皇帝には逆らえない。現実を受け入れる。皇后の顔を立てて鄭児を選ぼう。私たちの結婚は芝居のようなものだ。今日で終わりだ。もう愛妾ではない。何の関係もない。行け」と言う。
楊雪舞を危険な目に遭わせないために 手放すべきかもしれない と考えたのだった。
そして
高長恭は 楊雪舞の腕を掴んで 止め、
「私を愛している?もしそうなら高長恭は 他には何も望まない」と言いながら
玉佩を楊雪舞の荷物の中にいれる。

翌日
祖太卜が高湛に 蘭陵王が謀反を企てている と報告する。
証拠の 呪いの人形があると。

すぐに 官兵が 蘭陵王府を捜索。
雪舞の寝台から お守りを見つける。
それは祖太卜が 縁切りのお守りと言っていたもの。
しかし祖太卜は 高湛に「鮮卑の文字で“皇帝を呪う”と刺繍されている」と言い、
楊雪舞を 妖女だと言いだす。

高長恭は 牢に入れられ 斬首されることに。

鄭児は 自分が利用されたと知る。
祖太卜に訴えるが、
「そなたは味方のはず。裏切るのか?皇后に逆らえば死刑になるぞ」と脅される。

14


まさか 楊雪舞が 鄭妃 だったとは…  


楊雪舞は 楊林氏と再会。
すぐに馬車に乗る。

楊雪舞は 民たちが騒いでいるのが気になり 馬車を止める。
蘭陵王と天女が謀反を起こしたと お触れが出たのだった。
ちょうど そこに高延宗が来る。

楊雪舞は高延宗から
高長恭が謀反の濡れ衣を着せられ 斬首になると聞かされる。
「戻ってくれ。四兄を助けてほしい」と言われる。
すぐに返事できない楊雪舞。
玉佩を取り出して 見つめる。
すると 高延宗から
「それは四兄の母の形見で “この玉佩は愛した人に贈る。生涯ただ一人”と言っていた。君以外誰も愛さないという証だ」と言われる。

楊林氏から「白山村に戻れる最後の機会だ。白山村は場所を移す。今行かねば二度と会えない。祖母との縁も切れる」と言われ、
高延宗からは「君が残れば四兄にも望みがある。去れば 四兄は死ぬ」と言われ
楊雪舞は悩む。

楊雪舞は 祖母よりも高長恭を選ぶ。
「運命は自分で選ぶ。もう村には戻らない」と。
その際 祖母から策を授けられる。

楊雪舞は高長恭に「もう逃げない。あなたのそばにいるわ」と言う。

楊雪舞は高湛に
「謀反は起こしていません。何者かの罠です。1時の時間をください。真犯人を見つけます」と訴える。

そして…
高湛、胡皇后、祖太卜、大臣たちがいる場で、
祖太卜が犯人だと証明する。

祖太卜は 罪を認める。
「邙山の件で恨んでいた。蘭陵王府に忍び込んだのは鄭児」と白状する。
…皇后の呆然とした顔が可笑しかった。

高長恭の濡れ衣が晴れ、高湛が 妃選びは後日 と言っているそこに
皇太后が登場する。
“福”と名乗っていたおばあさんだった。
皇太后は「蘭陵王の妃は楊雪舞にする」と言う。
胡皇后が 楊雪舞は名門の出ではなく不釣り合い と反対すると
「「列子」に“神巫 斉より鄭に来る。名を巫咸という”とある、雪舞は天女であり 巫族の子孫だ。祖先の済んだ国名“鄭”を姓として与えよう。鄭は皇族の姓だ。つまり雪舞は皇族だ」と。
驚く楊雪舞に「鄭妃を望んでいたろう?いつも“鄭妃”とつぶやいていたじゃないか」と言う。

高湛は 祖太卜の背後に胡皇后がいるとわかっていた。
胡皇后が「なにもかも 私が指図しました」と白状。
高湛は 皇后の身分を奪い 後宮に幽閉すると決める。
一度は 高緯の廃位も決めたが 胡皇后が自殺しようとしたため 撤回する。
…あの皇后が自殺するはずないのに…まぁ 胡皇后と租太卜が いなくなったら
高緯は なんにもできないわけだし、廃位したのと同じようなものね。
また 祖太卜は 宮刑…鎖につなぎ家畜のように扱う…に処せられる。

その頃 周では 宇文貞が病気で苦しんでいた。
宇文邕は 天女に治療させようと考える。

15


高長恭、無茶なことするわ。
高長恭と楊雪舞がいなくなって 蘭陵王府は大騒ぎじゃないのかしら。
高延宗が 2人きりで楽しくやっているさ と言って みんな呑気にしていたりして?  


高長恭と楊雪舞、やっと いい雰囲気になって
この展開は“キス”
と思ったら 邪魔をする子供が登場。
この子供のことで 2人は喧嘩。まったく!

子供が泣いている。
声をかける楊雪舞。
何か食べさせてあげようと する。
すると 高長恭が 子供に金を渡す。
「大金を渡したら 盗賊に遭う」と非難すると
高長恭から「ちっとも学んでいない。子供に眠り薬を飲まされただろ?」と言われ…
2人は 喧嘩。

楊雪舞は 子供を探す。
見つけて 声をかけ…
子供に従って歩きだし…
結局 拉致されるはめに。

目覚めたら 目の前に宇文邕がいた。
姪の貞を助けてほしい と言われる。
医術に長けているわけじゃない と断ると
自害すると脅される。
「貞が死ぬとしても そばにいてほしい。貞は天女だけが自分を救えると信じている。一月でいい。貞が回復しなくても責めない。責任を持って斉に帰す。見返りとして 斉の捕虜を全員釈放する」と頼まれる。
楊雪舞は 承諾する。

隠れて聞いていた高長恭は 禁衛軍の兵士になりすまして ついて行くことにする。

楊雪舞のおかげで 貞に笑顔が見られるようになる。

宇文護は 長年の臣下の前で 謀反を起こすと宣言する。
玉兎は宇文神挙に報告する。

16


宇文邕は 楊雪舞を帰すつもりはないみたいね。
こうなると 高長恭が密かについてきたのは 正解だったかも。
周では 内紛が起きそうな気配だから 早く脱出するべきね。  


高長恭がなりすましているのは“黒衣”の禁衛軍の兵士。
顔に烙印がある罪人だから 仮面をしている。
だから 楊雪舞には 高長恭だとは わからない。
だいたい 高長恭が周にいるはずないしね。
それをいいことに 高長恭は 楊雪舞が自分のことをどう思っているのか 盗み聞きして 一喜一憂&やきもちをやいている。

高長恭は 楊雪舞が危険な目に遭わないように 密かに護衛している。
ところが 貞の湯あみを覗いたと思われて 楊雪舞に怒られる。
そして「自分が周にいると蘭陵王に伝わっているか確認してほしい」と頼まれる。
「やはり夫に従うべきだった。心配かけたくないの。私たちは愛しあっているの。なのに不安にさせるのは無責任でしょう」と 目の前に 本人がいるとは思わずに つぶやく楊雪舞。
高長恭は 嬉しいわよね。

宇文邕と楊雪舞は 2人きりに。(といっても 侍女がいたりするんだけどね)
高長恭は心配で密かに様子を窺う。
楊雪舞は宇文邕から 周に残れと言われる。
「貞のそばにいてほしい。帰らないでくれ」と。
楊雪舞は 断る。
すると「蘭陵王か…王妃ではかなわぬような暮らしをさせてやる」と言われる。

そこで 楊雪舞は 愛について講義
「愛とは心を通わせること。あなたは皇帝だから 誰かと心を通わせるのは難しいわね。人前で弱音を吐くことは?気持ちが晴れない時は?私は 愛する人の頬をつねって悪態つくの。“愛している”とささやいたことは?」と言う。
宇文邕から「蘭陵王はおとなしく 頬をつねられているのか?愛していると言うのか?」と聞かれて
「言うわ」と答える。
それを 密かに聞いていて “あちゃ~~~”と 頭をかく高長恭。表情は見えなかったけど 可愛かったわ。


さて 周では…
宇文護が 謀反を起こすため 準備を進めていた。

宇文護は 邙山の戦いで敗北した責任を尉遅迵に取らせることに。
馬に引っ張られる 八つ裂きの刑に処すると決定する。
宇文邕は 周のために戦ってくれた尉遅迵が 八つ裂きにされるのが忍びない。
自分の手で 尉遅迵を殺す。

また 宇文護は 宇文邕の料理人に毒を盛らせる計画を立てていた。
玉兎は そのことを宇文邕に報告。
宇文邕は 料理人すべての殺害を命じる。

17


宇文邕 しつこい。
楊雪舞は 高長恭を愛している って言ってるじゃない。それでもそばに置きたいなんて…
いい加減 諦めなさいよ。
それにさぁ 嘘は良くないよ 嘘は。
1か月 って約束だったじゃない。
心を開いて本音を話せる人…ほかをあたって。  


高長恭は楊雪舞に正体を現す。
宇文邕の楊雪舞をみる目つきがおかしい とやきもちやく高長恭。
そんな高長恭が 楊雪舞は嬉しい。
何より そばにいてくれたのが嬉しい。

高長恭は すぐにでも 周を立ち去りたい。
しかし 楊雪舞から 貞が安定するまで見届けたい と言われ、
明日 周を出ることにする。

ところが…
翌日 宇文護が謀反を起こしてしまった。

宇文護は 玉兎が宇文邕のスパイだと知っていた。
料理人を入れ替えさせ スパイを送りこみやすくするために わざと玉兎に聞かせたのだった。
宇文邕は 毒を飲んでしまった。
血を吐き 苦しむ宇文邕。
宇文護は 正式に帝位につきたい と
宇文邕に 帝位を譲ると詔書を起草するように命令する。

しかし 宇文邕が毒を飲んだのは 嘘だった。
宇文邕も 宇文護がわざと玉兎に聞かせたとわかっていた。
宇文護は失敗。
宇文邕は 宇文護を斬ろうとする。

そこに 貞が来てしまった。
貞は 宇文護の臣下に人質に取られてしまう。
貞を離すのが先か、宇文護を離すのが先か、押し問答しているうちに 楊雪舞が来て 貞を助け出す。

高長恭は 楊雪舞を連れて 高延宗が待つ旅館に行く。
ところが 先に宇文邕が到着していた。
宇文邕は 楊雪舞を引きとめるために来たのだった。
「そなたの前では皇帝の立場を忘れられる。心を開いて本音を話せる。他の女でとり乱すことはない。そばにおきたい」と頼むが、
「脅迫すれば 私を失うわ。解放してくれたら 私たちは永遠に友達よ。私は彼に嫁ぐの。残れないわ」
そこまで 言われたら 諦めるしかないわよね。

宇文邕は 高長恭に3年の停戦を申し出る。

18


高緯がバカということは その親もバカということなのよね。
「後宮の涙」と同じ人物とは思えないほどの おバカ。

周が停戦を申し出てくれた。
これで 国は平穏になる、停戦の間に国力を蓄えられる、はずなのに…
高湛は 民の生活よりも 寺の建立を優先することに。

こんな皇帝の国に居たくないと
民は 周に流れている様子。
これじゃぁ 国のために戦ってくれる人がいなくなるんじゃないの?  


高湛は 蘭陵王府に礼部の侍女を送る。
役目は婚儀をしきたりどおりに行うこと。
“王妃の落ち度は殿下の恥”と 楊雪舞を教育する。
王妃の威厳を見せるため 髪を結う。
…重そうで 大変。
同じ料理を食べるのは4度まで。
毒を盛られている可能性と 好みを悟られないためらしいけど…
…好きなものをたくさん食べたいわよね。
婚礼までは 誰も部屋に入ってこないように 夜も楊雪舞のそばにいる。
…楊雪舞は侍女が気になって 眠れないみたい。

高長恭は 侍女たちを帰そうとする。
しかし 楊雪舞に 彼女たちが罰を受けることになったら可哀想と 止められる。
そこで 楊雪舞を連れて 母の家に行く。

高長恭と楊雪舞は 婚礼まで 母の家で暮らすことにする。
高長恭は“阿土”、楊雪舞は“氷児”と呼ぶことに。

高長恭は 卵を売りに出て
皇帝が寺院を建立することに呆れ 周に移動している民が多いと知る。


鄭児は官奴になり 寺院造営をさせられていた。
どうやら 楊雪舞を恨んでいる様子。
蘭陵王を任せると嘘をついたから。
結果的には 楊雪舞は嘘ついたことになるかもしれないけど…
租太卜に騙された自分が悪いんじゃないの?
騙されたことを反省しないから また騙されるのよ。
大事にしていた 高長恭からもらった薬入れも奪われちゃうし。
“お嬢様”でいられた時は それでよかったかもしれないけど 今は少しは疑った方がいいんじゃない?人を疑うのはイヤだけど。

19


高長恭と楊雪舞が結婚。
よかった~~~
この日をどんなに待ち望んだか…
高長恭と楊雪舞の幸せそうな顔を見たら 嬉し涙が出てきたわ。

いやぁ とにかく 結婚式で楊雪舞を見つめる高長恭が…
あんな顔で見つめられたら…
楊雪舞が羨ましい…


結婚式は 高長恭の意向で 高延宗が質素に簡素に準備していた。
しかし 花嫁の介添人だけは なしにはできない。
心配する高延宗に 高長恭は 自分がなんとかする と答える。

結婚式の日。
楊雪舞は うちわで顔を隠して現れる。
少しだけ うちわを下にずらして 高長恭の顔を見る。
介添人がいないと ささやく声が聞こえる。
楊雪舞は“頑張るのよ。気にすることない。1人でも大丈夫”と自分に言い聞かせて 歩き始めようとした時
皇太后が現れる。
高長恭が 皇太后に“祖母上の孫娘として公主の身分として嫁がせてほしい”と頼んでくれたのだった。
高長恭の気持ちが嬉しくて 楊雪舞は涙が溢れてくる。

高長恭は サプライズを用意していた。
式場に 2人の思い出のシーンを描いた絵が飾られていた。
今までのことを思い出す楊雪舞。
そして 息子と3人で 高長恭の母の家で食事をする絵。
楊雪舞は「こんなに大事にされて 私は幸せよ。あなたなら たとえ一生束縛されても本望よ」とうちわをおろす。
高長恭は楊雪舞の額にキスし、
2人は抱き合う。

相思相愛の2人に 儀式は必要なし
ということで 夫婦の拝礼 をして
無事 結婚式は終了する。

斛律大将軍と段太師に言った「この世に生まれ 相思相愛で 雪舞のような 生死を共にできる妻を娶れて幸運だ」
高長恭、その言葉を ずっと忘れないでほしい。


めでたい結婚に 水を差すかもしれない出来事が…
鄭児が 脱出して 蘭陵王府まで辿りついてしまったのよね。
一応 高長恭に謝罪していたけど
心の中は 楊雪舞に対する憎しみでいっぱい。

高長恭も高延宗も韓暁冬も小翠も 鄭児を警戒しているようだから
鄭児の悪だくみに気づいて 楊雪舞を守ってくれると思うのだけど…
肝心の 楊雪舞が鄭児を警戒していないのが 気がかり。

20


じわじわと…
イヤ 露骨に
高長恭と楊雪舞の邪魔をする鄭児。
誰もが 鄭児を警戒しているし、
高長恭も 楊雪舞一筋 だから 大丈夫だとは思うんだけど…
あの道士がね…
鄭児が仕掛けた“道士作戦”を楊雪舞が気にしているのよね。
気にする必要ないんだけどなぁ。  


かつて 女禍廟で「この命ある限り守りぬき 楊雪舞だけを 生涯愛すると誓います」と誓った高長恭。
楊雪舞はその時のことを思い出し、「身ひとつで嫁ぐ決心をしたのは あなたを守るためよ。どうか 誓いの言葉通り 私から離れないで」と言う。
ということで 高長恭と楊雪舞は初夜を迎える。

1ヶ月後。
周の宇文邕は 宇文神挙から 斉国の状況の報告を受ける。
当然 高長恭と楊雪舞が結婚したことも聞く。
そして いずれ斉を手に入れるために 宇文神挙に 監視を続けるよう命令する。

蘭陵王府に道士が現れる。
王家令では追い返せず
高長恭は 話を聞くことにする。

「天意に背かれたことにより 蘭陵王は大きな災禍に見舞われるでしょう。楊という姓でありながら鄭姓を名乗る。鄭妃になるために手段を選ばなかったのですな」と言う道士。
高長恭は無視し、食事でもさせて引き取ってもらおうとする。
しかし 楊雪舞が引きとめてしまう。
「どんな災禍がふりかかるか 教えてください」と。
すると「命を失うことになるか 深手を負うか。この王府には不吉な気が満ちている。側女を迎えれば消えるでしょう」と言われる。
高長恭は 妃は楊雪舞だけと 追い返し、
楊雪舞を きつく抱きしめる。

想像通り…
“側女を迎えれば消えるでしょう”でピーンとくるように
道士は 鄭児に雇われた男だった。

高長恭は高湛から 国の財政の立て直しを命令される。
これ以上 民の負担を重くすることはできず 支出を押さえようと考える。
しかし 簡単にはいかない。

忙しい高長恭に変わって 楊雪舞は傷兵村に行く。
実は 蘭陵王府も赤字。
韓暁冬の助言もあり 楊雪舞は 村人の自立を模索する。

鄭児は“自分こそが妃にふさわしい。王妃の座を奪い取る”と思っている。
楊雪舞の点数を下げ 自分の点数をあげようとする。
小翠は そんな鄭児の気持ちがわかるから 鄭児に冷たく接する。
楊雪舞は 鄭児に嫉妬したり 自分は妃になってはいけなかったと落ち込んだりする。

傷兵村からの帰宅が遅くなった楊雪舞。
遅くなったことが 高長恭にばれないようにと 急いで 夕食を作る。
高長恭は 楊雪舞の手料理をおいしそうに食べる。
ところが…料理の中に 鄭児の料理が紛れ込んでいた(鄭児がわざと入れたんだけどね)
高長恭は 鄭児の料理を褒める。
すると 鄭児は嬉しそうに「夫人のお帰りが遅いので間にあわないかと思って 私が作りました」と答える。
鄭児は 楊雪舞の帰りが遅くなったことをばらした上に 料理自慢。
…嫌な感じ。

さてさて 鄭児の料理を褒めてしまった高長恭は
入浴中に 楊雪舞から怒られることに。
まぁ それはそれで 高長恭にとっては 楊雪舞が嫉妬している姿が 可愛かったりするんだろうけどね。

その入浴中の高長恭と楊雪舞のやりとり。
怒った顔で高長恭の体を洗う楊雪舞に
高長恭:「なぜ黙ってる?どうした?」
楊雪舞:「鄭児の羊料理がおいしかったから 今でも口の中に残る味を楽しんでいるのよ!」
大笑いする高長恭。
楊雪舞:「何を笑っているの?私の料理5品に 箸をつけたのは6回。でも鄭児の料理は7回も」
高長恭:「まったく 王妃が料理人に対抗するつもりか?」
出て行こうとする楊雪舞の腕を取り
高長恭:「嫉妬だな」
楊雪舞:「あの道士の言葉が忘れられない。おそらく鄭児が正妃となるべきだった。もし 私がいなければ…」
高長恭:「わかったよ。鄭児はもともと皇后の後ろ盾があり 有力な候補だった。それでも私の心には 君1人しかいない。君一筋だ」
楊雪舞:「どうしてもあの道士の言葉が離れないの。すごく怖いのよ」
高長恭:「君さえいれば怖くない。天の裁きを受けようと 君と離れない」
楊雪舞:「不吉なことを言わないで 私はこんなに不安なのに」
すると高長恭は楊雪舞にキス。
楊雪舞:「口づけを許した?」
高長恭:「口づけじゃない。羊の味を啓してやったんだ。それから嫉妬心も」
楊雪舞:「私だけを愛すると誓った以上 他の女性をほめたらだめよ。特に鄭児はね」
高長恭:「だったら 君が作った物だけ食べるようにしよう」
楊雪舞:「いいわ。明日から昼食も用意するわ」
高長恭:「今私が食べたいのは…」といい 楊雪舞を湯船に引きずり込む。

楊雪舞が嫉妬して、高長恭がそれをうまくかわす。
微笑ましい というか “お好きにやって”という感じ。

翌日も 楊雪舞は韓暁冬と一緒に 傷兵村に。
高長恭に 昼食を作る約束をしていたことを思い出す。

大臣たちと会議中の高長恭。
昼食の時間になり 鄭児が 楊雪舞に頼まれたと昼食を持ってくる。
ところが その後 韓暁冬が楊雪舞の料理を届けにきた。
高長恭は韓暁冬が持ってきた料理を見て
「雪舞の手料理だ」と嬉しそうな顔をする。
…鄭児、残念でした。

21


鄭児、まだまだ やってます。
高長恭を庇って怪我をする → 高長恭は自分のために怪我したのだからと鄭児の看病する → この時を狙って 高長恭を手に入れよう
という ありがちで姑息な手を使う。
高長恭は 鄭児の企みに気づかないのか 鄭児をつきっきりで看病するのよね。
あ~~~~~いらいらする~~~

まぁ 鄭児がどんなに頑張っても
高長恭を振り向かせることはできないのだけど。
でも 楊雪舞の心を乱しているのは確かなのよね。  


鄭児は 韓暁冬を落馬させようと 馬を驚かす。
ところが 高長恭が近くにいた。
鄭児は高長恭を庇って 怪我をする。

どう見ても 大した怪我じゃないのに
鄭児は 今にも死にそうなふりをする。
高長恭は 自分を庇って怪我したからとつきっきりで看病する。

楊雪舞は 高長恭が鄭児と間違いを犯すとは思っていない。
思っていないけれど 気になってしまう。
翌日 鄭児を見舞った時 高長恭がずっと手を握ってくれていた などと言われ 動揺してしまう。

鄭児は 楊雪舞をからかって 動揺させたあと
今度は 韓暁冬をターゲットにする。
市場に出かけ 韓暁冬の妻のふりをして 夫を王妃に奪われたなどと 噂を流す。

市場での噂を聞いた小翠は 怒って帰宅する。
“王妃が浮気している”“暁冬が故郷の妻を捨て 王妃と不義の関係”“王妃から愛を誓う手巾を送られた”などと噂されているらしい。
小翠は 噂を流したのは鄭児に違いない と騒ぐ、

高長恭は 鄭児を問いただす。
鄭児は 舌を噛んでわざと血を吐き、
「使用人なので寝ているわけにはいきません 看病なんて怖れ多い。1人で薬を取りに行ったのです。今は湯を沸かすのも大変なんです。噂など流せません」と 訴える。

次に 高長恭は韓暁冬を問いただす。
すると「噂のことは知らないし 故郷に妻はいない。けれど手巾は手元にある。毒矢に苦しむ殿下を助けるために 薬をしみこませた手巾です。記念として持っています。変な感情はありません」と言われる。

韓暁冬には 鄭児の仕業だとわかる
韓暁冬:「目的は何だ?」
鄭児童:「夫人を命がけで守るあなたを試しただけ。夫人の名誉が傷つくのは許せないでしょう。つまらない噂でも 身を引くか知りたかったの。予想通りかしら。あなたの愛は本物ね」
韓暁冬:「俺が消えたら 夫人を傷つけないか?」
鄭児「楊雪舞がどれほどの女よ。そもそも相手にするほどの女じゃないわ。私は殿下に想いを伝えたいの。確かにあなたは目ざわりね」
韓暁冬:「わかった。消えるよ。だがいいか。2人を別れさせる気ならご愁傷さまだ。すべて無駄だと最後にわかる。2人は相思相愛だから。お別れだな。俺は戻ってくるが お前はいなくなる」

落ち込んでいる楊雪舞。
食事する気力もないらしい。
そんな 楊雪舞に高長恭は
「考え事は消化を妨げる」と話し始める。
「願いはひとつ。君が傷つかないこと。他はどうでもいい。白山村では 自由な暮らしだったはずだ。ここは別世界だ。皆から注目される。君の重荷を少しでも減らしたかった。だから 婚儀の前に王府を離れた。幸せにしたい。君を守りたい。だが世間の目から君を隠すことはできない。警戒心を持て。苦しんでほしくない」
楊雪舞は高長恭の優しさに感激する。

韓暁冬は高長恭と楊雪舞に 挨拶する。
「何日か里帰りして 友達に会いたい」と。
楊雪舞から 引きとめられるが、
高長恭からは「いつでも帰ってこい」と送りだされる。
高長恭は 愛する人のために身を引こうとする韓暁冬の気持ちがよくわかる。

韓暁冬は 再度 楊雪舞に引きとめられるが、
結婚相手を捜したい と答える。

韓暁冬は 蘭陵王府を出る。
その際 偶然 小翠に会い、
「しばらく 身を隠す」と話す。
「鄭児は 俺を追い出して調子に乗るはず。しっかり見張っておけよ。あの女とくらべて 夫人は善良すぎる。勝ち目はない。夫人は俺にも宇文邕にも騙された。でも夫人は簡単に人を許す」
「夫人が好きなのね」と言われ。
「夫人は俺にとって 空に浮かぶ月。暗闇にいた俺を照らして癒してくれた。好きになるさ。でも殿下が現れて嬉しかった。最高の男が夫人を選んでくれた。お似合いだよ。月をつかみ取ったりしない。夫人を頼んだぞ。鄭児からまもるんだぞ。噂の出どころは俺が突き止める」と言う。

そして 皇太后が 蘭陵王府を訪れる。

22


鄭児の思い通りに 進んでいて…イライラする~~~~

高長恭、お前も 普通の男だったのか~~~
「外で奔走して来たのだ。疲れて帰宅したら熱いお茶が欲しい」
この言葉に がっかりよ。
で、楊雪舞と喧嘩している時に 優しくしてくれる鄭児に ふらふら~~~と揺れちゃってさぁ。
楊雪舞だけを愛するんじゃなかったの?楊雪舞を傷つけたくないんじゃないの?楊雪舞を守るんじゃなかったの?
傷つけてるじゃない!守ってないじゃない!  


皇太后が蘭陵王府に来たのには 理由があった。
鄭児のことが気になっていたのだ。
かつて 鄭児は雪舞を陥れようとし、高長恭も死ぬところだった。
蘭陵王府に置いておけないと考える。

皇太后は 鄭児に「そなたはいい娘だ。一時の過ちのために 一生 働かせるのは酷なこと。賢く容貌に優れ 英国公の遺児でもある。嫁ぎ先を探そう」と話す。
すると「殿下と夫人への贖罪のために 生涯 蘭陵王府で仕えたいと思います」と断られる。
そこで「粛と雪舞は許している。この件は私に任せよ。私から粛に申しつけておく。そなたによき嫁ぎ先を探すようにと」と言う。
それでも 拒まれ、
「無礼者め。私の厚意をはねつけ 被害者のような口ぶりとは 私に悪意があると申すか」と一喝。
鄭児は「ありがたく拝命を」としか言えない。

皇太后が倒れる。
飲み物に 肉桂が入れられていて のぼせたのだった。
入れたのは…もちろん 鄭児。
皇太后を 宮中に帰らせることと 楊雪舞と高長恭を喧嘩させるのが目的。

鄭児に目論見は成功。
高長恭は 皇太后のそばを離れたと 楊雪舞を責める。
…楊雪舞は あなたの代わりに 傷兵村に行っていたんだけど…
皇太后は 楊雪舞を庇い、
「雪舞のせいではない。孫娘がそばにいて話ができたら治る」と言うけれど…
祖母が倒れたせいで 高長恭は冷静さを失っていた。

楊雪舞は 高長恭と話しあおうとする。
しかし
「私に面倒をかけるな。外で奔走して来たのだ。疲れて帰宅したら熱いお茶が欲しい。妻として私の気持ちを察してほしいのだ。祖母のことを頼んだはずだ。どこに行っていたんだ。自由な君を受け入れた。外出先を尋ねたこともない。君を信じる私を少しは尊重してくれ。守れない約束を二度としないでくれ」と言われては 楊雪舞にはどうすることもできない。
ただ 皇太后の世話をするしかない。

翌日 楊雪舞は 高長恭と仲直りしようと夕食を用意して待つ。
このことは 手紙で高長恭に知らせていた。
なのに…
高長恭が帰ってこない。

高長恭は 宮中に詳しい鄭児を連れて 財政のことで 高湛に会いに行ったのだった。

楊雪舞は 高長恭を外で待とうと 外に出て…
高長恭が 鄭児から“玉璜”を受け取り、
鄭児に抱きつかれるのを目撃する。

23


「私は王だ。側女の1人や2人 娶って何が悪い」
高長恭、それって 本心?
思っていないことは言えないもの。
言ったってことは 思ってるってことよね。
そうか…そうだったんだ…
まぁ 側女は許されているからいいけど
楊雪舞に 側女は娶らない って言ったのは嘘だったのね。

楊雪舞もね…
高長恭を信じて ど~んと構えておけばいいような気もするんだけどなぁ。
2人が喧嘩しなければ いいだけのことだと思うのだけど。
な~んて 人のことならいくらでも言えるんだけどね。  


楊雪舞は 冷静でいられない。
高長恭が機嫌よく帰宅したというのに 怒った顔。
“機嫌いいのは 鄭児と抱き合ったから” なんて思うと 頭にくるわよね。

楊雪舞は高長恭に「知ってるのよ。今日は1日中 鄭児と一緒にいた」と言う。
「資金集めの良策を考えてくれた。公務だ」と言われるが、
「連絡ぐらいしたら?鄭児の思いは知ってるでしょう?玉璜を受け取った。女が玉を贈るのは誓いの意味よ。厚意を受け入れたことに。抱き合っていた」と反論。
「考え過ぎだ。感謝の気持ちだ。疲れて倒れそうだったから支えただけだ」と言い訳されるが…
2人は言い争いに。

そこに 鄭児が タイミングよく現れ 殊勝な顔をして 謝罪する。
強い口調で 鄭児を非難する楊雪舞。
高長恭は 鄭児を庇う。
楊雪舞に「王妃の気位はどこへ行った。これだけ頼んでも 許せないのか。私の顔を潰す気か」と怒鳴る。
「なら 私は?料理を作って一晩中待っていたのよ。なのに別の女から 誓いの品を受け取るなんて」と言われると
「私は王だ・側女の1人や2人 娶って何が悪い」と。

楊雪舞は「私が間違っていた」と出て行く。
鄭児は してやったりと 笑う。

皇太后は 仲直りさせる作戦を決行する
楊雪舞を病気にし、高長恭を心配させることに。
高長恭は 楊雪舞が心配で 様子を見たい。
けれど 中に入れてもらえず 外で待つ。

数時間後 皇太后だけが出てくる。
高長恭は 皇太后に約束する。
玉璜は 米に変え 被災民に与えること、
二度と雪舞を泣かせないこと。
鄭児の嫁ぎ先を見つけること。
それでも 楊雪舞に会えることは許されず…
明日出直すように言われる。

鄭児は 高長恭と皇太后の話を聞いていた。
楊雪舞は 仮病に違いないと考え、
証拠の薬を見つける。

翌日 皇太后が蘭陵王府を出た後
鄭児は 高長恭に 楊雪舞は仮病だと話す。

高長恭は 侍医に確かめ 仮病だと知る。
高長恭は楊雪舞を怒鳴る。
「昨夜は君が心配で眠れなかった。公務さえ手につかなかった。仮病ではないのか?祖母上が絡んでいるのはわかっている。2人して 騙すとはあんまりだ。王妃でありながら こんな愚かなまねをするとは。人の心をもてあそぶな。言い訳は無用だ。何も聞きたくない。鄭児とは何もない。だが君は信用せず 病を装って私を試した。もう信じられぬ。冷静に考えてみる」
楊雪舞は 高長恭に嫌われてしまったと泣き崩れる。

鄭児は ここぞとばかりに 取り入ろうとする。
「囲碁の相手をしましょうか」と言う。
すると「必要ない。碁を打つ時は相手の心を読む。私が読みたいのは夫人の心だけだ」と言われる。

高延宗は高湛から 馬賊を掃討するよう 命を受ける。
高長恭も同行することに。

24


こじれたままの高長恭と楊雪舞。

高長恭が言うように
高長恭を信じられなかった楊雪舞にも非はあると思うけど…
嫉妬してしまう楊雪舞の気持ちもわかるのよね。

さて 韓暁冬の活躍で 鄭児の企みが明るみに。
高緯の動きも怪しい。
楊雪舞は 高長恭を守るために 急に元気に。  


高長恭、高延宗、楊士深は 馬賊討伐の作戦を練る。
馬賊は地主を拉致していて 地主の娘との交換を要求しているらしい。
それを利用して 身代わりの娘を差し出して 内部に味方を贈り込み 一網打尽にしようと考える。
身代わりの誰にするか…
楊雪舞は 王妃だから 無理。
すると 鄭児が志願してくる。
…何を企んでいるのか…くっついて行って“間違い”が起こそうと考えているのかしら。

高長恭は 討伐に出る前に 楊雪舞に会いに行く。
しかし 楊雪舞の咳が聞こえて 会わずに出発することにする。

楊雪舞は 小翠から 高長恭が出発すると聞き、
慌てて 見送りに出る。
その時 鄭児も一緒に行くと知る。

着飾った(地主の娘の格好)鄭児が馬車から下りて来て
「夫人がお越しになれなくても 私が殿下のお世話をします」と言ったものだから
楊雪舞の怒りは頂点に達してしまう。
「鄭児が一緒に行くから黙っていたのね」と。
すると 高長恭から「君の言うとおりだ。密かに鄭児を帯同するのが後ろめたくて 黙っていた」と言われてしまう。

秘密の作戦だから 本当のことを明かせない。
だから 高長恭はこう言うしかなかったのかもしれない。
けれど 売り言葉に買い言葉 のよう。

高長恭は楊雪舞に「反省の色がないな。本当は 君の所へ行った。だがせき込んでいたから 起こしたくなかった。我々の関係をこじらせているのは 君の不信感だ。言ったはずだ、愛するのは君1人だ。誓いは守る」と言って 行ってしまう。
…高長恭の涙が印象的。

韓暁冬は 道士を見つける。
その道士は 楊雪舞の首飾りを持っていた。
蘭陵王府の侍女に頼まれて 不吉な予言をした、その謝礼として首飾りをもらったと白状する。

韓暁冬は 偽道士を連れて 蘭陵王府に戻る。
そして やつれきった楊雪舞を見て驚く。

韓暁冬は 楊雪舞に 鄭児が王府に来たのには理由がある と話す。
首飾りを見せ 偽道士を楊雪舞の前に連れてくる。
道士は 鄭児に指示されて不吉な予言をした と白状する。
楊雪舞は 鄭児は恩返しをするためではなく高長恭を奪うために王府に来た と知る。

そこに 高延宗がやってくる。
「私は行けない。陳に行くように 皇太子に命じられた」と。
代わりに 高緯が 後方支援をすることになったらしい。
“高緯は高長恭を憎んでいる。高長恭を支援するとは思えない。なにか企んでいるはず。高長恭が危ない”
楊雪舞は 韓暁冬と一緒に 高長恭の元に向かう

高長恭の夜営の場所まで来た楊雪舞と韓暁冬。
鄭児が高長恭の酒に薬を入れるのを目撃する。

あとで 楊雪舞がその薬を調べると“幻惑薬”だった。
鄭児は高長恭を誘惑し 寝るつもりだった。
しかし 高長恭がみんなにも酒を与えたため 作戦は失敗したのだった。

25


高長恭、ダメダメだわ。
楊雪舞を 俺が信じられないのか と非難するけど
あなただって 楊雪舞を信じていないじゃない。
楊士深のほうが 楊雪舞の事をよくわかっているわ。

高長恭、もう遅い。
鄭児にうつつを抜かしている間に 楊雪舞は馬賊に拉致されちゃったわよ。
助け出せるの?

高長恭、自分が どんな言葉で どんな行動で 楊雪舞を傷つけたか反省するのね。
反省したからって 楊雪舞が戻ってくるかどうか わからないけど。  


高長恭たちは 拉致された地主の妻 王夫人とその娘に会う。
鄭児を天女と勘違されるが、高長恭は訂正しなかった。

韓暁冬と楊雪舞は女禍廟に。
そこに 高長恭たちがやってくる。
隠れて様子を見て…
鄭児が天女と思われていると知る。

馬賊から連絡がきたと連絡があり 高長恭たちは行ってしまうが、
その時 鄭児は 楊雪舞と韓暁冬の会話を聞いていた。

鄭児が女禍廟に戻ってくる。
鄭児は 楊雪舞に 娘の身代わりになって 高長恭に協力するために同行した と説明する。
そして 涙を流して「殿下を助けてください。討伐が終わったら 私は王府を去ります」と訴える。
楊雪舞から 何をしたらいいのか聞かれ、
「馬賊の根城についたら 赤い布で知らせるから 火樹銀花を使って 殿下を助けてほしい」 と言う。

馬賊に連れ去られた鄭児。
すぐに身代わりだとばれる。
そこで 鄭児は取引を持ちかける。
「蘭陵王を足止めするから 早く逃げるように」と。
そして 馬賊がいなくなった後 赤い布で 楊雪舞に合図を送る。

楊雪舞は 馬賊を足止めするつもりで 火樹銀花を使う。
しかし 足止めしたのは 高長恭たちだった。

高長恭は 楊雪舞が自分たちを足止めしたと知り 驚く。
馬賊の根城に急ぐが、馬賊は逃げた後。
高長恭は 震えている鄭児を抱きしめる。

高長恭は楊雪舞を責める。
「何度も私に逆らい 勝手に危険を冒す。君のせいで 馬賊を逃がした。王員外も死なせた。どんな処分が望みだ」
楊雪舞が 事情を話すが、
鄭児は 約束していないと 嘘をつく。
これが…高長恭が鄭児を信じるのよね。
韓暁冬が話してもダメ。逆に 高長恭の怒りを買ってしまう。

高長恭は 楊雪舞が自分の言いつけを守らず 自分と鄭児との仲を疑って追いかけてきた と 決めつける。
「私はそれほど信用に値しない夫か。では妻でいる必要は?夫婦でいる意味はあるのか」と楊雪舞を非難する。
「信じないのね。残念だわ」と言われ、
「なぜ信じられる?以前も私を騙した。今回は君の嫉妬のせいで 馬賊を逃がした。朝廷にも民にも鄭児にも顔向けできぬ」と。

そして…
高長恭は鄭児に「私に責任がある。そなたの名誉を守るため 私が娶ろう」と言う。
…それだけは言っちゃダメよ。

楊雪舞は高長恭に「その言葉は本気なの?」と聞く。
「今となっては 他に選択はない」と言われ、
「鄭児を信じるの?婚儀の日 誓ったわね。守れないなら 誓ってはダメよ」と言って 去る。

その時の 鄭児のドヤ顔を 楊士深は見ていた。

宿営に戻って
楊士深は 高長恭に 今日の出来事は不可解です と話す。
「思慮深い王妃の行動とは思えないし、なぜ我々よりも先に馬賊の根城にいたのかわからない。軍医によれば 鄭児の傷は浅く 馬賊がつけたものとは思えないそうです。女性がつけた傷と思われます。自作自演かもしれない。真相はわかりません。ただ 夫人を無実の罪に陥れてはなりませぬ」と。

高長恭は女禍廟で祈る。
「妻の心を傷つけてしまいました。道をお示しください。どうすれば信頼と愛情で結ばれた妻を取り戻せますか?進むべき道をお教えください」
…今更 祈ってもね…祈るくらいなら なぜ楊雪舞を傷つけたの?
その時 高長恭は 鄭児が王夫人からもらったお守りを見つける。
“鄭児は女禍廟に来ていた?鄭児は嘘をついている?”

翌朝 鄭児は手紙を受け取る。
“申の刻 西で待つ。来なければ 容赦しない。真相を暴露して 共に地獄行きだ”
行くと 後ろから 首に刀を突きつけられる。
「何がしたいの。忘れないで。生かすも殺すも私次第なのよ。今の私なら 助けてあげられる。南へ逃げて。蘭陵王は北へ向かわせる。二度と私を捜さないでよ」と言う。
すると…
男は高長恭だった。

高長恭は 馬賊を逃がしたのは鄭児だったと知る。
「なぜこんなことを?」と聞くと
「殿下のためなら命を懸けます。邪魔者を消すには仕方なかった。しか楊雪舞がいる限り 私を見てくださらない」と言われる。

楊雪舞は 馬賊に拉致される。

26


宇文邕も楊雪舞一筋なのよね。
とにかく まったく他人に売られるよりは 宇文邕に売られてよかったのかも。

でも 今度は 宇文邕は楊雪舞を手放さないかも。
楊雪舞は 高長恭といるほうが 幸せ。
そう思ったから 楊雪舞を諦めたのに 今の楊雪舞の様子を見たら 幸せではないとわかるもの。  


鄭児は 「楊雪舞より先に出会い 誰よりもあなたを愛しているのは私です。楊雪舞がいなければ あなたは私を王妃に選んでいたはずです。私が生きて戻れたのは あなたと結ばれるため。あなたに会うために 私は耐えた。自分に言い聞かせた。“どんな代償を払っても 殿下のそばにいる”と。私は楊雪舞より殿下を愛しています」と ひとりよがりの気持ちを訴える。
それに対して 高長恭は「私は愛してはおらぬ、君は嫉妬にかられ 私欲のために人の命すら顧みない。そのような人間を私は憎んでいる」と言う。

そこに 楊士深と韓暁冬がくる。
「夫人が馬賊にさらわれました」と。
我を忘れて 心配する高長恭。
それを見て 鄭児は「同じようにさらわれても 私のことは心配してくれないのね」と言う。
すると 韓暁冬が 鄭児の悪事をすべてばらす。
「偽の道士に嘘の予言をさせた。傷兵村に尽くした夫人に不義の汚名を着せた。女禍棒では 殿下を助けると思わせて 夫人を陥れて危険な目に遭わせた」と。

高長恭は なにも知らずに 楊雪舞を傷つけたと気づく。
鄭児に「殺しはせぬ。しかし私の目の前から 永遠に消えろ」と言い放つ。

置き去りにされた鄭児は男2人に乱暴され
自殺しようとする。
そこを高緯に助けられる。
そして 高緯に 高長恭と楊雪舞を恨んでいると話す

宇文邕は 楊雪舞が人買い市場に売りに出されていると知る。
“火龍夜明珠”という珍しい珠で 楊雪舞を買う。

楊雪舞は 高熱にうなされていた。
宇文邕は 解熱効果のある草を 命がけで捜す。
そして それを煎じて楊雪舞に与える。

高長恭も 人買い市場の事を知り 向かうが、
すでに 売られた後だった。
…しばらく 苦しめばいいのよ。楊雪舞がどんなに大切な存在かわかるはず。わかっても 楊雪舞は取り戻せないかもね。

27


それじゃぁ 宇文邕が あまりに 可哀想よ。
尽くして 尽くして 尽くして …
なのに 楊雪舞の心の中には 高長恭だけ。

宇文邕は そのことをわかっているから 常に冷静だけど
楊雪舞が 自分のことを見向きもせず 高長恭にかけよって心配するのを見つめる宇文邕が
あまりに可哀想で…
宇文邕の怪我の方が ひどいと思うんだけどなぁ…
楊雪舞を助けるために 斬ったんだけどなぁ…  


「白山村に帰りたい」
宇文邕は 楊雪舞を連れて 白山村に行ってみるが…
村はなくなっていた。
そして…楊林氏の墓を見つける。

楊雪舞は嘆き悲しむ。
「私が おばあ様の目になる と約束した。一生 おばあ様から離れないと誓った。でも蘭陵王のために祖母を捨てた。だけど結局 蘭陵王からも離れてしまった。祖母の願いは平凡な娘でいること。なのに私は逆らってばかり」
そして 「おばあ様の墓前で頭を丸める。二度と世俗には関わらない」と言いだす。

宇文邕は慌てる。
「君は天女だ。世を捨てれば民のよりどころがなくなる」と説得するが、
祖母への償いと 楊雪舞の決心はかたい。

そこで 宇文邕は 楊林氏の遺書を捏造して 楊雪舞を引きとめようとする。
“雪舞悲しまないで。私はお前のことを誇りに思っている”と書かれた遺書を見つけた楊雪舞を
周に一緒に行こうと誘う。

楊雪舞は夢を見る。
祖母から
「お前は意中の人に出会った。誇らしかった。世間知らずの小娘から愛する人に尽くす女に成長したと。それなのに なぜ帰って来た?幼い頃に蘭陵王の運命を知り 敬慕するようになった。“あの人が民を守り 太平の世にみちびいてくれる”と。私に逆らったのは 蘭陵王の盾になるためではなかったのか?それなのに嫉妬から初心を忘れている。馬鹿な子だ。蘭陵王を守ることを使命にすれば 大きな犠牲を強いられる。私が止めたのはお前が心配だったからだ。だがずっと誇りに思っていた。幸せに暮らせたのは 王がそばにいたからだ。こうして 王の元を離れてみて 毎日が空しくないか?あの人はお前の生きがいだ。帰りなさい。王にはお前が必要だ。誠意を信じてあげなさい。私欲を捨てなさい。蘭陵王は民のもの。ひとり占めは許されない」と言われる。

宇文邕は 楊雪舞に 想いを伝える。
少し引き気味の楊雪舞。
けれど 宇文邕は 構わず 楊雪舞の手を取り「そばにいてくれ」と頼む。

そこに 高長恭が来る。
「妻を放せ」と。
それに対して 宇文邕が「人買い市場で売らせておいて それでも夫か?」と言い、
2人は 争う。
その隙に 馬賊が現れ 楊雪舞が拉致される。

高長恭と宇文邕は一緒に馬賊と戦う。
馬賊に囲まれ 身動きが取れなくなるが、
宇文神挙が来て 形勢逆転。
馬賊を捕まえる。
すると 楊雪舞は 宇文邕の前を通り過ぎて 高長恭にかけよる。
宇文邕は それを悲しい顔で見つめる。

高長恭と楊雪舞は仲直りする。

28


祖珽が ほんとうに 豚と暮らしていたとは…
確かに 死ぬよりも辛い刑かも。
でも 今となっては 死んでいた方が 高長恭にとっては よかったのに。
おバカ高緯と 身の程知らず鄭児の バカップルだけだったら 大した復讐はできないはずだから。  


宇文邕は高長恭に
「馬賊は許せないが 暗愚な皇帝の圧政が貧困に苦しむ民を蛮行に走らせた。高湛に民の苦しみをわからせてほしい。このままだと 斉の国は自滅する。雪舞の心はお前のものだ。大事にしてくれ」と言って
楊雪舞に会わずに去る。

高緯が 馬賊を火刑にするといいだす。
馬賊は押送し 高湛が引見することになっていた。
高長恭は 高緯に抗議するが 受け入れてもらえない。
高緯は 処刑を決行する。

高湛は 高緯を 残酷だ、愚かだ と非難する。
一方 高長恭を褒め 皇太子の補佐で苦労をかけたと労う、
そして“璋玉”を授けると言う。

“璋玉”は皇太子だけが受け取れるもの。
高長恭に授けるということは 高緯を廃位し、高長恭を皇太子とするといっているようなもの。
段太師は 高長恭にとって “璋玉”を受け取るのはよくないと、
高湛に 「蘭陵王には他の物をお授け下さい」と進言する。
しかし高湛は気にしない。
功のある蘭陵法に授けるのは当然と。
そこまで言われたら 高長恭は受け取るしかない

高湛は 先の皇帝 高演から「帝位を譲るから 息子を殺さないでくれ」と言われる。
しかし 2人とも殺害する
今 その亡霊に 苦しめられている。

楊雪舞は 不吉な印である 赤い星が夜空に現れていると知る。
祖母の予言通りにしないためにも 高長恭に隠居してもらおうと考える。
高延宗、段太師、斛律大将軍に相談。
3人から 高長恭に引退を進めてもらうことに。
しかし…
「朝廷を離れるべきです。皇太子がどう出るか。陥れられたら手遅れです」と言うけれど…
高長恭は聞き入れない。

29


子育ては難しい。
おだてて 伸びる子。
叱咤激励して 伸びる子。
子供の数だけ 子育ての方法はある。

高緯は 自分を能力以上に見せようとする。
高長恭より能力がないことは 本人が よくわかっている。
わかっているけれど 能力があると見せようとするし、高長恭より能力があると認めてほしい。
そんな子に「長恭を見習え」は禁句だったかも。

高湛は 歯がゆかったのかもしれない。
息子が 甥よりも 劣るのが。
息子を 跡継ぎにしたいのに 甥より劣っているようでは 反対されてしまうかもしれない、無理矢理 皇帝にしても 治められないかもしれない。
そう思って 高緯を叱咤激励したのかもしれない。
でも…高緯は 賢くなくても 高長恭よりも劣っていても 無条件に 愛してほしかっただけかも。

高長恭は 皇帝になるつもりない。
高長恭を上手に使う方法を 高緯に教えればよかったのに。  


高延宗は 高長恭に無断で 高湛に高長恭の休暇を願い出ていた。
子作り休暇を与えてほしいと。
勝手に願い出るとは と怒った高長恭だったが…
高延宗、段太師、斛律大将軍に説得され…
なにより 楊雪舞が休暇を願ったため…
休暇を考えることにする。

高長恭は高湛に会いに行き、
正式に 休暇をもらう。
その際 国祖である神武帝が残した書簡を渡される。
「書き写して返します」と言うと
「返す必要はない。皇太子より そなたの方が役立ててくれるはず。才あるものに渡すと決めていたのだ」と言われる。
「皇太子の補佐に努めます」と言うと
高湛は「皇太子も帝位を望まねば 幸せになれるものを」とつぶやく。

高緯は祖珽と共に “皇帝即位作戦”を 密かに開始する。
まずは 豚と暮らしている祖珽の身分を回復させなければならない。

高湛は亡霊に苦しめられ 毎夜 僧に祈らせていた。
高緯は 亡霊を退治する“神水”(実は魚の血が混ざっている)を 寝殿に塗らせる。
すると 夜になると その血に引き寄せられて 蝙蝠が寄って来て 壁をつつく。
高湛は ものの怪が騒いでいると思い 眠れない。
そこで 高緯は 聖水を寝殿にふりかけ 蝙蝠を退治する。

皇太子は 高湛に 祖珽の助言に従ったと話す。
そこで 高湛は 祖珽に 太卜宮に戻り 天象を観測するように命じる。

祖太卜は 高緯に 赤い星は高緯にとって吉兆の星だと言う。
「本当は 赤い星は凶星。乱世を予兆している。天下を統一できない支配者に災いが訪れて 病魔に冒される」と。
赤い星で 高湛に譲位させ 高緯を即位させようと考えているのだった。

祖太卜は 町で 男の子を見つけ 連れてくる。
その子に 高緯の第二皇子の洋服を着せて 焼き殺す。
そして 高湛に「ものの怪が寝殿を叩く事象は 赤い星による災いの発端だと思います。君主に災いをもたらします。凶星は君主を呪い 死に至らしめます。上皇となり 新たに皇帝を立てるのです。実権を譲らなければいい。尊称がかわるだけです」と進言する。

そこに 皇太子の第二皇子が焼死したと知らせが来る。
祖太卜に「まさに 凶星の祟りです」と囁かれ、
高湛は 譲位を決心する。
祖太卜から 2か月以内に譲位するように言われる。
蘭陵王が戻るのは3か月後。皇太子は国を治める才能がない…と悩む。

高緯は 高湛が誰を皇帝するべきか 悩んでいると知る。
自分が 高長恭より勝っていると認めさせればいい と考える。
そのために 慢性的な財政赤字を解決することに。
豪族に金を出させることにする。

高湛は 国政を 高緯に任せ 天と祖先を祭るために 晋陽に行く。

高湛は 皇太子がうまくやっていると知り 譲位を決心する。

30


高緯の不運は 能力のある側近がいなかったことよね。
名君には 素晴らしい側近がいるのが当然。
側近をうまく使いこなしてこそ 名君になれる。
皇帝としてあるべき正しい姿を教えてくれる者を 師にできず、
祖太卜のような 小賢しい手を教える者を 師にしてしまった。
これでは 高緯がまともな人間になれるはずがない。  


高長恭は 楊雪舞と 穏やかで幸せな日々を過ごしている。
しかし 朝廷のことが気になっていて 定期的に 報告させていた。

高湛は 高緯の功績を認めたが…
高緯が登用した役人が民に重税を強いていると知る。
高緯は 官位を金で売っていたのだった。
しかし 高湛に怒鳴られても高緯は反省の色がない。
金を集めればいいだろう と言う。

怒った高湛は「皇太子に代えはいるが、国は一つしかない」と言い、
蘭陵王が戻り次第 譲位を行うと宣言する。

高緯は 高湛に 誰に譲るか聞く。
すると「教えられない。長恭を見習え。長恭に何ひとつ勝てぬ息子をもったとは 実に不本意だ」と言われてしまう。
「なぜ 臣下と比べるのですか。父上が見るのは劣っているところばかり。父上は蘭陵王しか見えない。高長恭が実の息子で 私は他人の子では?」と言うと 叩かれる。

高湛は 誰に譲位するべきか悩んでいた。
段太師、斛律大将軍に相談する。

高緯は 皇帝になれないと諦める。
なれなかったら 鄭児と のんびり過ごそうと思う。
しかし 鄭児はそんな気はまったくない。
高長恭と楊雪舞に復讐するために 高緯のそばにいるのだから。
祖太卜からは「皇帝になれなかったら 蘭陵王から根絶やしされる」と脅される。
そして 高湛暗殺を勧められる。

朝議。
柔然族の使者が来る。
献上された羊に毒を仕込み 高湛に食べさせる。
そして 高湛が倒れる前に 新皇帝の発表させないように 口を挟んで邪魔をする。

計画通り 高湛が詔書を読みあげる前に倒れる。
高緯は高湛を抱えて 寝殿に運ぶ。
誰も入れず 死ぬまで待つ。
ところが 高湛が目を覚まし 毒殺しようとしたのかと 非難される。
「皇太子を廃する。蘭陵王を呼べ」と叫ばれ…
高緯は キレてしまった。

詔書には 高緯に譲位すると書かれていた。
高湛は 段太師、斛律大将軍から
「蘭陵王は情に流される。乱世の時にはふさわしくない。皇太子はその反対。よき導きを与えれば覇者になれる。なにより 陛下も皇太子殿下に譲位したいのでは?気がかりなのは殿下が即位なさった後の蘭陵王の処遇です。蘭陵王に謀反の心はありません。骨肉の争いだけはお避け下さい」と言われていた。

父を抱いて泣く緯。
その姿を見て祖太卜は「兄弟、そして父子で殺し合う。これがお前たち高家だ」と思う。
…確かに そうだけど…あなたが 緯が湛や長恭を憎むように仕向けたんじゃないの?あなたが 父や兄弟と仲良くするようにと教えれば 違ったんじゃないの?

31


高緯は 本気で 高長恭とうまくやっていこうと思っているの?
それならいいけど…
イヤ…どう考えても そんなことはあり得ないわよね。
今 そう思っているとしても 今後 “蘭陵王はすばらしい”とか“蘭陵王が皇帝になるべきだった”とか 聞くと 蘭陵王を始末しようと考えるに違いないわ。
鄭児がいるもの。
高緯を唆して 蘭陵王を殺させるに違いない。

その鄭児。
幼なじみの馮小憐を呼んで 何をするつもりなの?
酒を飲ませようとしているけど
あれって 毒入りよね?
「罪人だから 妃にするわけにはいかない」って高緯に言われたことと関係している?  


鄭児は 高緯に 太皇太后(皇太后、蘭陵王の祖母)を殺すべきと言う。
高湛の死因を疑われないためにと。
まぁ 高緯よりも 上の位の人間は邪魔よね。
自分よりも楊雪舞を選んだ人だから 恨んでいただろうし。
太皇太后は 絞殺されるが、自害と発表される。

楊雪舞は不吉な夢を見る。
不安になり、
このまま ここで高長恭と暮らせたら どんなに幸せか と強く思うが…

高長恭と楊雪舞は 高延宗から 高湛と太皇太后が亡くなったと聞き、
急遽 戻る。

式典が終わった後 高長恭と楊雪舞は 高緯に呼びとめられる。
酒をすすめられ 楊雪舞は祝いの品を高緯に渡す。
「龍杯は陛下の聡明さを称えています。せっかくの美酒です。これをお使いになっては?」と。
楊雪舞は高緯を疑っている。
毒入り酒を飲まされるかもしれない。
しかし あからさまに 毒が入っていないか確認できない。
そこで 考えたのが銀製の杯だった。

高長恭は 高緯から復職してほしいと言われる。
「太平の世に武将は必要ない。隠居させてほしい。国事に関わらないと妻と約束しました」と断るが、
「1人の女のために 朕に逆らうのか」と言われる。

「四兄には朕にない才能がある。斉を守るために手放すわけにはいかない。朕は一国の君主だ。四兄を従わせるのは簡単だ。こんな風に下手に出る必要はない。国を思ってのことだ。ひざまずいて頼まなければだめか?」
そう皇帝に言われたら 受け入れるしかない。

32


今更 何を言っても仕方がないけれど
高長恭と楊雪舞は 高湛と太皇太后の葬式にも参加せず 雲隠れしたままの方が よかったかも。
殺されることなく 子供を作り 育て 幸せな人生を過ごせたかも。
高緯が皇帝でいる限り 高長恭が何をしても同じ。
高長恭は高緯から 妬まれ 憎まれる。
そして いつだって殺される可能性がある。
皇帝だもの 理由はいくらでもつけられる。

それにしても…
段太師も斛律将軍も 高緯に一切反論しないのよね。
保身を図っているのだろうけど…
役人の搾取を認めるなんて おかしいわよ。
まずは国庫を潤す方が大事 って…そんな横暴な。
これじゃ 斉を捨てて周に行きたくなるわよ。
こんな皇帝のために 戦いたくないわよ。  


鄭児は馮小憐を殺し、
馮小憐と名乗る。
高緯は 馮小憐を淑妃に封じることにする。

楊雪舞は 呼ばれて 馮小憐を診る。
御簾越しだったため 声に聞き覚えがあったが 誰かわからなかった。
心に悩みがあると判断。
馮妃の悩みを聞く。
すると 自分を捨てた男に復讐したい と聞かされる。

馮妃の腕輪が紛失。
小翠の袖から腕輪が見つかってしまう。
これは 馮妃が仕掛けたこと。小翠は盗んでいない。
しかし 楊雪舞は 自分が罰を受けると 謝罪する。
すると 馮妃が簾をあげて 出てくる。

馮妃は鄭児だった。
驚く楊雪舞。
馮妃から「誰かを罰するつもりはない。ただ侍女の たちの悪さを 指摘してあげただけ。こんなことで関係を悪くしたくない。私の苦しみを引きうけてもらわなければ」と言われる。

楊雪舞は高長恭が心配になる。
高緯を警戒したけれど 馮妃も警戒しなければならないと思う。
馮妃が 打ち明けた悩みが気になり、復讐されるかもしれない と不安になる。

高長恭は 高緯に「馮妃は淑妃にふさわしくない。冊封はやめてください。聡明で美しい女性ですが 策略と野心が大きく 危険な存在です」と忠告する。
すると 高緯は 冊封の撤回を命じる。

ところが…
朝議で「才能と見識を備えた女性だ。皇后の座が空位である。皇后に冊封する」と宣言。
高長恭に「四兄の建言がなければ 馮妃の非凡さを見過ごして 決断に至らなかった」と感謝する。

馮妃は高緯に「皇后を立てるとなれば 後宮の一大事のはずです。時間をかけ 協議の末 承認されるもの。でも素性のわからぬ私を皇后にすることに 何の異議もでなかった。とても不思議に思えます」と言う。
高緯から「皇后冊封の決定は 蘭陵王の推挙があったと 皆に話した」と聞き、
「ということは 百官は蘭陵王を怖れていると…」と言う。
怒って 蘭陵王の悪口を言う高緯。
馮妃は「誰かに担がれて蘭陵王が謀反を起こせば 段太師も斛律大将軍もきっと蘭陵王のそばに立ち 陛下と敵対します。けれど陛下が蘭陵王殺害を命じれば 逆に 造反をうながすことになり 周にも隙を与えます。私に一計があります。誇り高い蘭陵王を自滅に追い込むのです」
…鄭児、余計なことを…

33


この先 高長恭はどんな目に遭うのか…
怖くて リタイアしようかと思ってしまう。  


高緯は…入れ知恵したのは鄭児だろうけどね。
高長恭を孤立させようとする。
まず 段太師と斛律大将軍に 突厥の急襲に備えるように命じ、北方に行かせる。

楊雪舞は 段太師から
「陛下と争わないように気をつけてください。いますぐではなくても いつか殿下を殺そうとするでしょう。陛下は皇后のために 巨額な資金を投入して庭園を作ろうとしています。このことを殿下が知れば 必ず争いが生じるでしょう」と言われ、
「陛下と争うより 多くの民を助ける方が大事だと話します」と答える。

庭園建設は人手不足。
高緯は 鄭児の提案で 高長恭の兵士を使おうと考える。
高延宗から「兵士は戦に備えなければ。四兄が統率し 鍛え上げた 軍の中核を担う兵士です」と反対されるが、
「朕の兵である。自分の兵を使って何が悪い」と怒鳴る。

次に 高緯は 高長恭に難癖をつけ 兵権を返上させる。
兵士とともに 高延宗が 高長恭の元を去る。
高長恭は 戦地で散った兵士の魂に祈りたいと その場に跪き 祈る。
激しい雨が降ってきても 高長恭は立とうとしない。
高延宗に事情を聞いた楊雪舞は 高長恭に傘をさしかける。
そして 抱きしめる。

高長恭と楊雪舞は 鄭児から呼び出される。
行ってみると 「囚人遊びをしましょう」と言われる。
囚人遊びとは 死罪人が集められ戦うもの。最後に残った1人は無罪放免になる。
少年が残るが、鄭児の洋服を汚したため その場で斬り殺される。

34


暗君の下では蘭陵王は力を発揮できず可哀想だ と言う宇文邕。
そう思うなら 蘭陵王と楊雪舞を引き取ってよ。
いい働きをするわよ~
これで 斉の国は潰れ 周の国の時代が約束される!
ね、引き取って。
…宇文邕が引き取ると言っても 蘭陵王が従わないんだろうなぁ。確か以前断っていたような?  


鄭児は高長恭に 「私が望むもの…楊雪舞を差し出せ」と アホなことをぬかす。
断られると
「楊雪舞は いずれ私の手に落ちる。もう少し付き合ってあげるわ。でも 囚人遊びと同じく 最期に生き残るのは この私よ」と言う。
すると「私は女禍廟で誓いました。“共に生き 共に死ぬ”と。わが命を捨てても 妻を傷つけることは絶対にさせぬ」と言われる。

壺口関に兵糧が届かない。
空腹のために殺気立ち いまにも 反乱を起こしそうな兵士。
楊士深は 殿下に知らせたから 待つようにと説得する。

高長恭が 高緯に報告すると
「遅れているだけだ。軍のことはわからない。蘭陵王 すぐに壺口関へ向かえ。兵士どもを戒めるのだ」と言われる。
そして 高緯が許可したのは 半分の兵糧だけ。…無駄な庭園を建設しているくせに。

楊雪舞は 出発する高長恭に
「陛下は公務に熱心なように見えた。でも この数カ月 庭園の建設や囚人の遊びに夢中だわ。今度は兵糧まで惜しむ。補佐する価値があるのかしら」と疑問を投げかける
すると「すべて斉の民のため」と言われる。
その答えを聞いたら 気持ちよく送りだすしかないわよね。
こんな国捨てて どこか遠くで暮らしましょう と言いたくても 言えないわよね。
泥人形をお守りに持たせようとするが 落としてしまい 首が取れてしまう。

高長恭を壺口関に行かせたのは 当然 鄭児の作戦。
高長恭と楊雪舞の仲を引き裂くための作戦。
天女を引き離せば 蘭陵王の人気は落ちる。そして天災を利用して 天女を殺そうと考えたのだった。

次の作戦は…
鄭児は 漳水十二渠をつかさどる督水使にある命令を下す。
もちろん 督水使の家族を人質にとることを忘れない。

命令とは“水門を開けよ”というものだった。
水門を開ければ 半年蓄えた水がすべてなくなり 畑は枯れ 飲み水がなくなるのが目に見えている。
驚く督水使。
しかし 家族を人質に取られ 自分の命が危ないとなれば やるしかない。

壺口関に向かっていた高長恭は 水門が開けられたと知り 督水使に事情を聞く。
すると「陛下の命令です」と言われ 唖然とする。

予想通り 鄴城は干ばつに襲われる。
祖太卜は 水が出るかもしれないと古い木の根元を掘らせる。
出てきたのは菩薩像。
その菩薩像の背中には“天女を天子に配せば 蒼天 干ばつを解く”と彫られていた。
祖太卜は すぐさま「陛下に嫁がなかったから 天が怒って罰を与えたのだ」と言う。

町では“天女が陛下に嫁がなかったから干ばつになった。蘭陵王が天女を奪い天罰が下った”と噂が広まる。

楊雪舞は 鄭児の陰謀に違いないと思う。
とりあえず 朝議で 高延宗から 高緯に噂を止めるよう進言してもらうことにする。
そして もしも 陛下に結婚を迫られたら その時は 死を選ぼうと決心する。

朝議で
祖太卜が 楊雪舞を娶るべきと言いだす。
高緯は 一応 祖太卜を叱責し、
高延宗に 晋陽に行き水を調達してくるように命令する。
これで 高延宗は 高緯は楊雪舞を娶るつもりはないと信じ 安心して 晋陽に向かう。…鄭児の作戦なのに。

高緯は高延宗が門を出たのを確認。
すぐに 楊雪舞を娶る準備にかかる。

高緯の使者 祖太卜が 蘭陵王府に向かって来ていた。
楊雪舞を守るため 戦うと言いだす韓暁冬。
楊雪舞は それを止め、
王家令たちに 決して争わないようにと言い含める。
そして準備を整え
小翠に高長恭への伝言を託す
“雪舞は 暗君のいない未来を斉と天下に捧げます。殿下には その世界で しっかり生きてほしい。でも その世界に 天女 楊雪舞の姿はない。そうかお許しを。おそばにいられない”

楊雪舞は 高長恭の婚礼の時に着た衣装を着て 高緯の前に出る。

35


エンディングで流れる高長恭と楊雪舞。
その中で 一番好きなシーンが 今回の
高長恭が楊雪舞の髪をとくシーン や 2人で散歩するシーンなんですよね。
とても楽しそうな高長恭と楊雪舞。
けれど 実は 裏に辛い話があったなんて…

あ~~~ほんと 情けない高緯。
鄭児の言いなり。
あのさぁ 高緯、知ってる?鄭児は今でも高長恭を愛しているのよ?あなたより ずっとずっと愛しているのよ。知ってる?

高緯は 名君になりたい と言う。
何度も言っているけど
名君 って賢いからなれるものじゃない。
部下から慕われ 部下の能力を正しく評価し 認め うまく使う。
部下の進言にも 耳を傾け それが正しければ 褒め 政策に取りいれる。
たとえ 自分より賢い部下がいても 排除しようとはせず 刃向かわないように懐に抱いて 動かす。
そういうことができる人が名君。
王は賢くなくてもいい。
賢いブレーンに恵まれるのが一番大事。
鄭児や 祖太卜がブレーンじゃ どうしようもないわね。

ホント…
「優秀すぎて怖いから 死んでくれ」なんて言う皇帝なんて…
情けなくて…
「こんな国 辞めてやる~~」って辞表を叩きつけたいほど。
高長恭も 辞表をたたきつけて 楊雪舞たちを連れて 遠くに行ったらいいのに。
いっそのこと 謀反でも起こしたら?  


楊雪舞は 暗君 高緯と妖女 鄭児を道ずれに 自害しようと 爆薬を隠していた。
自害しようとした時 高長恭が戻ってくる。

高長恭は「天災ではなく人災です」と督水使を差し出す。

高長恭は 高緯に「民のために朝政に専念してください」と言う。
すると「朕も名君になりたい。だが 常に不安を覚え 専念できぬ」と言われる。
「私が力になります」と言うと
「そなたに死んでほしい。民心を一身に集めた四兄が目ざわりなのだ。そなたが死ねば朕は民を敵に回すこともない。民の安寧と引き換えに 己の命を捨てられるか?」と言われる。
高長恭は 斉の民のために 高緯に名君になってほしくて 命を差し出すことにする。

高緯にとって 高長恭の答えは 驚きの答えだった。
一緒に育ってきた従兄を 殺していいのだろうかと悩む。
鄭児に相談するが…
「殺すべき」と説得される。

高長恭は 楊雪舞に心配をかけないように 笑顔で帰宅する。

高長恭は 高延宗に 高緯との約束を明かす。
逃げるべきだ と言われるが、断り、
「一番の心残りは雪舞だ。雪舞を頼む」と言う。

高長恭は 楊雪舞にはなにも明かさず “死の時間”まで 楊雪舞と過ごすことに。
楊雪舞の髪をすく。
すきながら 目を真っ赤にする高長恭。
高長恭は楊雪舞を後ろから抱きしめ
「これからは 毎日髪をすくんだぞ。綺麗に髪をとかせば 心のわだかまりも解け すべてうまくいく。たとえ 私がいなくても ちゃんと髪をすくんだぞ」と言う。
突然 楊雪舞が振り向く。
高長恭は 泣いていると悟られないように 大きなあくびをする。

高長恭と楊雪舞は散歩に出かける。
楊雪舞は 柳の枝を切り取り 剣術を教えてほしいと頼む。
「あなたが陛下を信じても私は信じられない。これは自衛策よ」と。
高長恭は楊雪舞を抱きしめて 辛い思いをさせた と言う。

高長恭と楊雪舞は 手を繋ぎ 歩く。
時々 微笑み合いながら。
高長恭は楊雪舞に櫛を買ってあげる。
「肌身離さず持っていてほしい。これを見て 私を思い出してほしい」と。

高長恭の頼みを叶えるため
高延宗、韓暁冬、王家令、小翠は 食事を用意して2人の帰りを待つ。
酒には 睡眠薬が入っていた。
高延宗は 帰宅した高長恭に 解眠薬を渡す。

36


こんな奴(高緯)のために死ぬなんて…
高長恭、あなたバカよ。
アホ皇帝が 改心して 民のための政治なんてするはずがないじゃない。
鄭児がアホ皇帝のそばにいる限り アホ皇帝がまともになることはない。
謀反を起こすとか
鄭児を毒殺するとか
もっと 攻めてもよかったんじゃないの?  


高長恭と楊雪舞の最後の晩餐。
楊雪舞は 酒を飲み 眠くなる。
その様子を 見つめる高長恭。
高長恭の頬を涙が伝う。

眠った楊雪舞は 馬車に乗せられ
韓暁冬が 馬を走らせる。

高長恭は 王家令と酒を飲みながら 沙汰を待つ。

高緯と鄭児が 蘭陵王府にくる。
表向き 高長恭は 民の財産を収奪した罪で 罰せられることになるらしい。
祖太卜が 証拠を捜しだす。
呆れた茶番劇の後
高長恭は 毒入り酒を飲み干し 亡くなる。

馬車の中で目覚めた楊雪舞は 韓暁冬から事情を聞く。
「殿下と一緒に旅立ちたい」と訴え 戻ろうとするが
祖太卜が 追いかけて来ていて 戻れない。
そこで 2人は別れて逃げることに。
しかし 楊雪舞は祖太卜に 追いつめられ 崖下に落下する。

楊雪舞は死んではなかった。
以前 履物を縫ってあげた阿文親子に助けられる。
楊雪舞を診た医者によると 楊雪舞は妊娠していた。
…これで 楊雪舞は高長恭の後を追うのをやめるわね。高長恭の子供がお腹にいるんだもの。産んで育てようと思うはず。

高緯は 高長恭が亡くなっても 安心しないらしい。
剣で高長恭の遺体を刺そうとする。
しかし できない。
その様子を見ていた鄭児が 高緯の手の上から剣を掴み 高長恭を刺す。

鄭児は 祖太卜から 楊雪舞が崖下に落下したと 報告を受ける。
遺体を見るまでは安心できない と遺体を捜させる。
また 生きていたら 必ず 高長恭の墓を訪れるだろうと すぐに墓を作り 楊雪舞をおびき出すことにする。

37


「なんと愚かな!」
宇文邕が 高長恭のことを言っていたけど
ほんと そう。
アホ皇帝を捨てて 宇文邕についていけば よかったのよ。
そうすれば 斉国は潰れ 戦争はなくなり 民は穏やかに暮らせる。
それが 望みだったんじゃないの?  


高長恭が 楊雪舞を託したのは 宇文邕だった。
韓暁冬は 宇文邕に 高長恭から預かった手紙を渡す。
雪舞のことを頼むと書かれてあった。
宇文邕は 楊雪舞の捜索を命令する。

楊雪舞は 高長恭が亡くなったことと 妊娠していることを知る。
自分を守るために死んだのだと思うと つらい。
最後の日の会話を思い出して 高長恭がどんな思いだったのか思うと つらい。
蘭陵王府に ひとり残った高長恭のことを思うと つらい。
そばにいてあげられず ひとりで逝かせたと思うと つらい。
阿文の母から「生きることが死ぬことよりも辛いでしょう。それでも 生きるからこそ 希望があるのです。殿下と お子のために生きてください。蘭陵王府が守った命です」と励まされる。

阿文の家に役人がくる。
阿文を 庭園建設で働かせるために 連れて行こうとする。
連れて行かないでほしいと懇願する阿文親子。
楊雪舞は 放っておけず 役人に簪を渡して帰ってもらう。

役人に顔を見られた。
いずれ見つかるだろうと
楊雪舞は 阿文の家を出て 高長恭の墓に向かう。
待ち伏せされていることは承知していた。

さて おバカ皇帝の様子ですが…
民を思うわけでもなく 酒びたりの毎日。
…やっぱり ダメじゃない。むしろ悪くなっているような?高長恭は犬死にだわ。

38


韓暁冬が死んでしまった…
高長恭が死んだ時より 大泣きしたわ。

楊雪舞への思いを隠して 常に楊雪舞のそばにいて 楊雪舞を助けてきた。
高長恭が鄭児に惑わされた時に 楊雪舞を支えてくれた。
高長恭と同じくらい 楊雪舞にとって 大切な人。
楊雪舞は 韓暁冬をとても頼りにしていた。
楊雪舞のショックは大きい。

今 楊雪舞のそばには 宇文邕がいるけれど…
高延宗と小翠もいてくれたらなぁ。
高延宗、酒に溺れてなんかいないでさぁ。斉国を立てなおすとか、周国に行くとか したら?  


高長恭の墓に着いた楊雪舞。
子供ができたことを報告。
来世でも巡り会い 夫婦になって 添い遂げましょうと話しかける。

楊雪舞は立ち去ろうと 振り向く。
すると そこに鄭児と兵士たちがいた。
鄭児に斬られそうになった時
宇文邕と韓暁冬たちに助けられる。
その時 楊雪舞は高長恭に買ってもらった櫛を落としてしまう。

連日の捜索で 宇文邕たちの馬は疲れていた。
鄭児たちに 追いつかれてしまう。
矢が刺さり 落馬する楊雪舞。
韓暁冬は 楊雪舞を庇い 盾になる。
何本もの矢に刺されながらも 楊雪舞を守り 宇文邕に楊雪舞を託す。

周では 楊雪舞の処遇をめぐって 大臣たちの意見が対立する。
斉の刺客を捕まえたが 自害したと報告が入る。
宇文邕は 楊雪舞を周の后妃にすると宣言する。

楊雪舞は 起きられるほどに回復。
韓暁冬の遺体を放置したこと(そうするしか仕方がなかったのだけど)を知り 嘆き悲しむ。
そして 高緯と鄭児が憎いと 口にする。

39


え~~~
高長恭が生きていた!
鄭児が 夜夜 どこかに行っていると思ったら 高長恭のところだったのね。
精神を病んでいる高緯が嫌で 男でも作ったのかと思っていたわ。

鄭児は 賜酒に仮死状態になる薬を入れた。
高緯が 高長恭を刺した時には そうなることを予想して 事前に獣肉を置き そこを刺すように 高緯の手を掴んで刺した。
そして 埋葬した後 掘りおこしたのだった。

鄭児は 高長恭から なぜ殺さなかったか聞かれて
憎んでいるから 簡単に殺したくない と答える。
けれど 本当は 高長恭を愛しているから 殺したくなかったのよね。
きっと 高長恭を自分だけのものにしたいはず。

高長恭は 楊雪舞のことが心配だった。
鄭児から 櫛を見せられ 死んだから墓に葬ったと言われるが 信じられない。
そこで 鄭児に「この銀の櫛はもともと一対で金のものもある。あの日 雪舞は確かに金の櫛も身につけていた」と鎌をかける。
すると「私にも情はあるのよ。1枚は残してあげたの」と言われ、
楊雪舞は 生きているに違いない と思う。

鎖に繋がれた高長恭。
どうやって 逃げ出すのかしら。
いくらなんでも 鎖を切れるほどの怪力じゃないだろうし…
…実際 引きちぎろうとしていたけど 無理だって。
高延宗が助けに来てくれるとか?…イヤイヤ 絶対にあり得ない。
鄭児が 高長恭のことが可哀想で鎖を外すのかしら。


楊雪舞の方は…
楊雪舞は 自分が 宇文邕の妃に封じられると知って驚き、
宇文邕に「妃にはなれない」と言う。
すると 斉の刺客の死体と 高長恭の手紙を見せられる。
「人の不幸に乗じ 妻を奪った卑怯者と 天下に罵られても構わない。そなたが真に周の人間となり 妃となって万人の上に立つ。そうすれば敵も認める。お腹の子供は 名誉と貞節のために蘭陵王の子だと言っても 万全を期し朕の子だと言ってもよい。目の届くところにいてくれたら 十分だ」と言われる。

楊雪舞は 阿史那皇后のことが気にかかる。
なぜ妃に奉じるのか理解していても
王には側室がいるものだとわかっていても
きっと 自分の存在は鬱陶しいはず と。

楊雪舞は 阿史那皇后に
「白鳥は生涯の伴侶は1羽のみ。一方が先に死ねば 残された方は 寂しさで生きる意欲を失い 誰も寄せ付けない。殿方が側女を娶るのは当然のこと。でも私は蘭陵王に別の女性が現れた時 許せなかった。そして蘭陵王亡くした今 心が癒えることはありません。私の夫はただ1人です。陛下は 私を守るため 妃に封じられました。この恩は忘れません。夫のために 命に代えても 子供を守らねば。出産したらここを離れます。それまでは私たち母子をお守りください」と話す。


それから 高延宗は…
小翠のおかげで 立ち直ったみたいね。
楊雪舞からの手紙が届き、
元気でいることと 妊娠していることを知り 安心した様子。
甥に みっともない姿で会えないわよね。

40


鄭児は 簪を拾ってもらった時から ずっと高長恭を好きだった。
高長恭に料理を差し出す時、
高長恭が 簪を拾った時 糖葫蘆をもらったことを覚えていると知った時、
高長恭に一緒に逃げましょうと言って 考えさせてくれと言われた時、
逃げる準備をしている時、
鄭児の顔が 少女のようなのよね。
“あ~~高長恭が初恋で ずっと高長恭だけを見てきたのね”と
思いが叶わなかった鄭児が可哀想に思えたわ。
だからって 鄭児を許せるわけではないけど。
高長恭が言ったように 鄭児がしたことは罪が大きすぎる。  


高長恭は 鄭児にやさしく話しかける。
「雪舞に出会わなければ 雪舞は村の男と幸せに暮らしていたはず。妃選びで簪を見て あの日のことを思い出した。糖葫蘆をもらった。運命に翻弄されたのか、逆らったからこうなったのか。そなたの願いは側女になること。私はそれを拒み、3人とも不幸になった。愛していない男に嫁ぎ 抱かれるのは辛いはず」と。
そして 簪を抜き取り
「あの頃に戻りたいな」とつぶやく。
すると 鄭児から「私と逃げましょう。やり直しましょう。命を救ったからって すぐに愛されているとは思っていない。3年でも 5年でも待つわ」と言われ
「1日考えてみる」と答える。

嬉々と 逃げる準備をする鄭児。
ところが…
地下で 鎖につながれているはずの高長恭から 簪を突きつけられる。
簪で 鎖の鍵を開けたのだった。
高長恭から 楊雪舞の居場所を聞かれるが 「知らない」と答える。

言い争っている そこに 高緯がくる。
鄭児は 高長恭から「私をこのまま逃がし お互い干渉しない。もしくは 2人で高緯に会い 私の姿と地下室を見せる。どちらにするか」と言われ
高長恭を逃がす方を選ぶ。


楊雪舞は 宇文邕を愛していない。
けれど 宇文邕は楊雪舞を愛している。
阿史那皇后は それがよくわかる。
2人が見つめ合っているのを見ると 穏やかではいられない。

宇文邕の誕生日。
準備を進める阿史那皇后。
ところが 時間になっても宇文邕が現れない。
宇文邕は 貞と楊雪舞に誘われて 城を出ていた。
貞と楊雪舞は 誕生日祝いとして 花火を打ち上げる。
宇文邕が背中に火傷をし 雨が降ってきたこともあって 帰りが遅くなったのだった。

阿史那皇后は 宇文邕が火傷していると知り 我を忘れる。
いきなり 楊雪舞の頬を叩いてしまう。
謝罪する楊雪舞。
宇文邕は 怒って出て行く。
楊雪舞は 自分が2人を仲違いさせているのではと 考えてしまう。
高長恭に会いたくてたまらない。

41


高長恭は 町の人から 楊雪舞は周の妃になったと聞き、
近くで 見守るために 黒衣の戦士に。
罪人だから会えない と思っているようだけど…
会いたいはず。生まれた息子 高平安を抱きたいはず。
だからさぁ 斉に固執せずに 周の片田舎でひっそり暮らせば?
もういいじゃない。斉なんて見捨てたらいいじゃない。
でも…見捨てられないのよね、きっと。  


楊雪舞は宇文邕を避ける。
しかし 避けても宇文邕から会いに来る。
だから 隠れる。

宇文邕は 楊雪舞に 郊外の農地の視察に同行するように 命令する。
もちろん 視察は 口実。
宮殿では 避けられて会ってもらえないため 外に出たのだった。
自分の存在が阿史那皇后を不安にさせる という楊雪舞に
「朕と皇后は 友人や兄妹の関係だ。そなたの存在で変わる仲ではない。男女の愛はめばえない。子孫を残すために周りが用意した皇后だ。二度と愛は語らぬ。避けないでくれ」と言う。

阿史那皇后は 宇文邕が楊雪舞だけを頼りにするのが気に入らない。
楊雪舞に対抗しようとする。
宇蘭盆会のことで 楊雪舞と意見が対立。
宇文邕が 楊雪舞の意見に賛成したため
阿史那皇后は楊雪舞殺害を決心する。

阿史那皇后の提案で
楊雪舞は玉仏寺で出産することになり 寺に移る。

阿史那皇后は僧侶に 楊雪舞殺害を命令していた。
しかし 宇文邕は 阿史那皇后の計画を察知していた。
宇文神挙ら禁衛軍に 楊雪舞を守らせる。

予想通り 僧侶が楊雪舞に襲いかかる。
楊雪舞は 寺から逃げ…
寸でのところで 黒衣の兵に助けられる。

楊雪舞は近くの家で 出産する。
その様子を 隠れて見守る 黒衣の兵士。
彼は高長恭だった。
高長恭は“流星珠花”をおいて 立ち去る。

楊雪舞は 男の子を出産。
“高平安”と名づける。
そして 宮殿には戻らず この出産した家で暮らすことにする。

42


おバカな高緯も おバカではない時もあるようで…
さすがに 鄭児から飲まされる薬がおかしいと気づいたようで…
侍医から「すぐに薬をおやめ下さい。すべての症状は薬のせいです。このまま飲み続ければ死にます」と言われて びっくり。
眠ったふりをして 鄭児と祖太卜の会話を聞いて 2人が結託していることも知ったようだし…
鄭児と仲たがいする時がくるかも…って 絶対にないわよね。  


高長恭は 民の苦しみや兵士の横暴を目の当たりにして 悲しみ 怒る。
約束を破った高緯を見捨て 民のために生きることを決心。
仮面をつけた義士になる。

朝議で
高緯は 仮面の逆賊が現れ 金を奪い 民に分け与えていると報告をうける。
斛律大将軍に仮面の逆賊の捕捉を命令。
高延宗も志願する。

仮面の逆賊退治に出かけた高延宗と楊士深は 仮面の逆賊が高長恭だと知る。
高延宗は 高緯の命令を無視。
高長恭を手伝うことにする。

鄭児は 高延宗が仮面の逆賊を捕まえられないのに怒り、
祖太卜に 仮面の逆賊の捕捉を命令する。

楊雪舞は 穏やかな日々を送っていた。
高延宗と小翠が会いに来てくれて 久々の再会を楽しむ。

楊雪舞は 平安の洋服を作るため 布を買いに国境の市場に行く。
ところが 帰りに 荷物を奪われてしまう。
そのひったくり犯の前に 仮面の逆賊が現れる。

高長恭は 時々 楊雪舞と平和の様子を見に行っていた。
この日も 楊雪舞のことが心配で 遠くから見守っていたのかしらね。
そんなに心配なら 一緒に暮らせばいいのに。

43


宇文邕は いつも 貧乏くじを引いている。
楊雪舞の危機の時 真っ先に駆けつけて 楊雪舞を助ける。
なのに 楊雪舞の心は得られない。
“阿怪、ありがとう。あなたにはいつも感謝しているわ。これからも親友よ”
なんて 言葉だけしか かけてもらえない。
心は 金や力で奪えるものではないから 仕方ないけど…

高長恭に
「お前といる時の雪舞の様子がいつも浮かぶ。笑顔やはしゃぐ姿、お前のために涙を流している姿まで。朕には あんな雪舞を一度も見せてくれない。お前が死んでも朕は雪舞の心に入りこめない。朕は一生雪舞の心は得られない」
と言う宇文邕。
報われない愛…って 可哀想。

その上…
今回は 雪舞のせいで祖太卜に捕まり 毒薬を飲まされてしまった。
3年以内に死んでしまうらしい。
命まで張ったのに 雪舞を得られず、
死んだはずの高長恭は生きてるし、
踏んだり蹴ったり って感じ。  


踏雪が鳴く声がして 外に出ると 荷物が戻って来ていた。
楊雪舞は 門を出て行こうとする男を 呼びとめる。
お茶でも と声をかけるが 立ち去ろうとする。
そこで 毒虫に刺されているから手当てをするわ と引きとめる。

高長恭は 踏雪をなでる。
家の中に入り 中の様子を見まわし、
平安を見、
寝台に髪の毛が置かれているのを見つける。
そして 平安を抱かせてもらう。

楊雪舞は 仮面の義士が平安を抱いているのを見て
高長恭が息子を抱いている姿を思い 涙がこみ上げてくる。

高長恭は“薬をありがとう。困った時は 鳳凰山で狼煙をあげて。すぐに駆けつける”と置き手紙を残して 去る。

高緯は薬を拒む。
しかし 鄭児から「お飲みください。飲んだらすぐにお休みください」と冷たく言われ、
3粒 渡される。
「そなたを愛している。死ねと言うのなら すぐに死ねる。宮殿でずっと孤独だった。そなたがそばにいてくれた。それだけで満足だ」と言って 薬を飲む。
…高緯もまた報われない愛に苦しんでいるのね。宇文邕のように強ければよかったのに…弱いから 鄭児につけ込まれて…

高長恭に 楊士深たちが協力することに。

楊雪舞は 仮面の義士に 薬を間違えて渡したことに気づく。
会うために 狼煙をあげ、
仮面の義士に 薬を間違えていたと渡す。
ところが そこに 祖太卜率いる官軍がやってきてしまった。

仮面は楊雪舞を安全なところに隠し 官軍と戦う。
官軍が去った後 楊雪舞が 高長恭に贈った帯が落ちていることに気づく。

その夜 仮面の義士が 楊雪舞の家に訪ねてくる。
彼は 仮面を取り 素顔を出す。
楊士深だった。
「帯は 遺品を持やせと命令された時 とっておいたものです。お返しします」と言われる。
しかし 楊士深が帰った後 楊雪舞は 楊士深に虫さされの痕がなかったことに気づく。

楊雪舞は 鳳凰山に狼煙が上がっているのを目撃。
斉の罠ではないかと 仮面の義士に知らせに行く。

楊雪舞が出た後 宇文邕が来る。
宇文邕は 事情を聞き、楊雪舞を捜しに行く。
楊雪舞は山の入り口にいた。
楊雪舞を連れて 戻ろうとすると 斉の官軍に囲まれてしまう。

宇文邕と楊雪舞を捕まえ大喜びの祖太卜。
楊雪舞を眠らせ、
宇文邕に薬を飲ませる。
そして 宇文邕に「斉を責めるように勅命をだせ。周との戦いで弱ったところで謀反を起こす。そうすれば皇帝になれる。飲ませたのは毒茶だ。3年以内に急死する。解毒薬を作れるのは自分だけだ」と言う。

仮面の義士が現れ、仮面を取る。
現れたのは高長恭。
兵士たちが浮足立つ。
高長恭から 共に闘おうと説得され 刀をおろす。
高長恭は 祖太卜を捕える。

44


蘭陵王はかっこいい。
けど…
宇文邕もかっこいい。  


宇文邕は祖太卜に解毒薬を渡すように言うが、解毒薬はなかった。
宇文邕は 自分では祖太卜を処分せず、
高長恭に渡す。

高長恭は祖太卜を斬り殺す。
それは よかったけど…
解毒薬は?
高長恭は 宇文邕が毒を飲まされたことは知らないけど…
宇文邕は死んでしまうの?

高長恭と楊雪舞は再会。
その様子を遠くから 複雑な気持ちで見つめる宇文邕。

宇文邕は楊雪舞に別れを告げずに 立ち去ろうとするが、
楊雪舞に呼びとめられる。
宇文邕は 毒薬による痛みを隠して 別れを告げる。
「そなたの心は得られなかった。しかし 阿怪として知り合ってから 多くの喜びを知った。心から幸せを感じていた。もう行く。その前に手を握ってくれ。あの貧しい村でそなたに触れられてから ぬくもりを感じた。阿怪として記憶にとどめてくれ。永遠の別れではない。きっとまた会える」と。
…最後かもしれないのに。

宮殿に戻った宇文邕は
侍医から すでに内臓を冒され 余命3年と言われる。

宇文邕は斉を倒すことを決意する。
いくつかの戦略案から 楊堅の案を採用。
平陽と晋陽から 責めることにする。

宇文邕は阿史那皇后に冷たく接する。
阿史那皇后は まだ許してもらえないのかと嘆くが…
宇文邕は“蘭陵王と楊雪舞から学んだことがある。時に人を深く愛するあまり あえて情を捨てねばならぬ場面がある。今 非情に接すれば 3年後 朕がいなくなっても 強く生きていけるだろう”と考えていた。
…違うと思うなぁ。愛しあった思い出があるからこそ 強く生きていけると思うんだけどなぁ。

高長恭と楊雪舞は 平安との3人の時間を穏やかに過ごす。

45


はぁ…
高緯のアホさが 視聴意欲を低下させる。  


周が攻めてきても 戦おうとしない高緯。
高延宗が 諫めてもダメ。
しかし 鄭児から「戦いの光景を 目の前で見てみたいものですわ。それに 一番見たいのは 鎧兜に身を固めた陛下の雄々しいお姿です」と言われて 途端に元気に。
高緯は 戦場に向かう。
当然 鄭児を連れて。
…アホか、こいつ。

周軍は 平陽城近くまで来ていた。
平陽城内にいる味方と連絡が取れ 連携して戦うことに。
ところが 鄭児が「勝利の瞬間を見物したい」と言いだし、高緯が認めてしまう。
鄭児の支度が長引く。
すぐにでも 出発しなければいけないのに 高緯は鄭児を待つ。
時機を逸してしまう。
城内の斉の民は全滅する。

鄭児は 高長恭をいぶり出すために 斉の戦況を悪化させていた。

高緯は 兵士に責任がある とほざく。
責任は 高緯と それを操る鄭児なのに。

斛律大将軍は高緯と鄭児を非難する。
「奸臣を優遇し 国を傾けた。(鄭児を指さして)それにお前だ。お前のような妖妃が斉を滅ぼすのだ。蘭陵王の頼みがなかったら とうに退官していました。暗君と妖妃に仕えるくらいなら 死んだ方がましです。斉は暗君によって滅ぼされるでしょう」と。
「処刑する」と息巻く高緯。
段太師が「幾度も戦功を重ねた斛律大将軍を死罪にしたら 敵を喜ばせるだけです」と止めるが…
斛律大将軍は高緯非難をやめない。
「蘭陵王が皇帝になっていたら 斉はこれほどまで衰退しなかったのだ」
その言葉が 引き金になる。
高緯は斛律大将軍を殺す。
それが… 弓の弦で首を絞めて殺すのよね。武士なら刀で殺せよ。もしかして 刀を使えないの?

そして 段太師は 鄭児の命令で牢屋に入れられる。

晋陽も陥落。
なんの策も考えられない おバカ高緯は…
高緯は 情けない人間。先頭に立って死ぬまで戦うことも 投降することもできない。
逃げることしか考えられない。
“周軍が来る前に 鄴城を燃やす。そして嘘の情報を流して 焼身自殺したと思わせる。皇宮から逃げだし 鄭児と 名もなき夫婦として生きる”
高緯は そう計画する。
…鄭児は 高緯と名もなき夫婦として生きる気はまったくないのに。

鄭児は 高長恭をおびき出すために 段太師を処刑することにする。

高長恭は 段太師の救出と高緯と鄭児の暗殺のために 立ち上がる。

一家3人の幸せな日々は 今日で終わり。
それでも 高長恭は往かなければならない。
楊雪舞も そのことがわかっている。
無益な戦いを終わらせるためと 民のために。
楊雪舞は高長恭に「今まで 殿下が決めてきたことは 支持してきました。だから信じる。私が決めたことも支持すると信じる」と言う。
すると「君は勇敢で素晴らしい女性だ。君を妻に迎えて 生涯に一片の悔いはない」と言われる。

…高長恭、“私が決めたことも支持すると信じます”って言葉 おかしいと思わない?
楊雪舞が何か企んでいると思わない?
高延宗に 小翠を寄こすように頼んだのも おかしいと思わない?
小翠と助けあって帰りを待つつもりはないと思わない?
きっと 天安を頼むつもりで 小翠を呼んだのよ。そう思わない?

高長恭は 出発する前に
自分が掘った木馬と 母に作ってもらった木剣と 自分の似顔絵 を楊雪舞に渡す。
「天安に渡してほしい。似顔絵は いつか父親のことを聞いてきた時 この絵を見せてほしい」と。
すると 楊雪舞から
「必要ないわ。私が教えてあげられる。絶世の美男子なの。出会った時女の人と間違えたくらい。きりりとした美しい目をしているわ。口下手だけど その目を見れば気持ちが伝わる。
真っ直ぐ通った鼻筋。唇は 笑うと子供みたいなの。全身にはたくさんの傷跡がある。父上はこの世で最高の人なの」と言われる。

46


楊雪舞よりもなによりも民を愛した蘭陵王。
民のため戦争を終わらせるために戦う蘭陵王。
そんな蘭陵王を助けるために 蘭陵王のそばにいる。
ということで 蘭陵王ではなく 楊雪舞が亡くなる展開。

楊雪舞は 亡くなる時に
「女禍廟の誓いは忘れて いい女を見つけてちょうだい。できるなら 私より美しくない人を 私より賢くない人を 善良でない人を 私を忘れないために」と言い残すのだけど
悲しくて涙が出ていたのに 思わず 笑ってしまった。
私より 美しくなく賢くなく善良でない人 なんて 死に際になかなか言えない言葉。
でも 気持ちはよくわかる。

“忘れてほしくないから再婚してほしくない。でも寂しく暮らすのは可哀想。だから再婚は認めるけれど 死んでいても嫉妬するから 自分より劣った人と再婚してほしい”
そんな気持ちかしら。
そうね…結婚 9年目までだったら 私もそう思ったかも。
今?今までの恨み辛みを言うかなぁ…  


楊雪舞は高長恭の手に手を重ね
「この手を忘れないで」と送りだす。

…高長恭、どうしてわからないかなぁ。楊雪舞が会えるのは最後だと思っていることが。
あなたが死ぬからではなく 自分が死ぬから会えなくなるのだと 思っていることが。
小翠を寄こすように言ったのも 踏雪を残してもらったのも すべて 自分が行動を起こすためだったのに。

皇宮に仮面の義士が現れる。
仮面の義士は煙幕を起こし 鄭児を捕える。
仮面を外したその顔は 楊雪舞だった。

高長恭は 段太師救出に向かおうとして 楊士深に止められる。
楊士深は楊雪舞の指示を受けていた。
「高長恭は身内である高緯を殺して 生きながらえる人じゃない。私が白山村を出たのは 殿下を守るため。見殺しにできない。殿下には斉を率いる使命がある。大切なのは犠牲になることより 生き延びること。民に太平の世をもたらすこと。私が馮小憐を人質に高緯を退位させる。明日 殿下が刑場に行かないように止めて」と言われていた。

もちろん 高長恭が従うわけがない。
高長恭は 刑場に向かう。

楊雪舞が鄭児の首に剣を当てているところに 高長恭がやってくる。
今度は高長恭が鄭児の首に刀を当てる。
と 弓矢が飛んできて 楊雪舞に刺さる。
弓を弾いたのは 高緯だった。
高緯は 次に 鄭児を射る。
…高緯、弓は使えるのね。

高緯は 鄭児が持っていた毒を飲み 死ぬ。
鄭児も矢の毒がまわって 死ぬ。

「険しい顔をしないで。最期なのに そんな顔を見たくない。笑って」
楊雪舞にそう言われて 無理に笑う高長恭。
「計画は失敗したけれど 私は嬉しいの。白山村にいた時みたいに あなたが現れて助けてくれたから。本当はとても怖い。1人で死ぬなんて。殿下 私はもうおそばにいられない。女禍廟の誓いは忘れて いい女を見つけてちょうだい。できるなら 私より美しくない人を 私より賢くない人を 善良でない人を 私を忘れないために。この手を忘れないで。平安のことを頼むわ」
楊雪舞は そう言い残して 亡くなる。

高延宗は 城門から 出て、宇文邕に高長恭の言葉伝える。
“高家は天下の民に申し開きができぬ。天下を得たら 民に尽くす名君となれ”
「私は天下を 高長恭は雪舞を得たのか」と言われ
「高緯を退位させるために 義姉上は1人で皇宮に行き、自分の命を犠牲にして 四兄を救い この戦いを終わらせた」と言う。

鄴城に入った宇文邕は楊雪舞の思い出に浸り 泣き崩れる。
…そんなところで 泣き崩れなくても…

2年後 宇文邕は亡くなる。

楊雪舞の墓の前に立つ高長恭。
そこに 平安がくる。
「父さん、母さんとのお話は終わった?何を話したの?聞こえたかな?」
すると 柳が風に吹かれてくる。
高長恭「柳は“留”と同じ音。そばにいるのか」とつぶやく。
関連記事
スポンサーサイト
web拍手

コメントの投稿

Secre

またまた長くなります。すみません。

こんにちは、お疲れ様でした。私は、リタイヤしてしまいました。
鄭児が、無理でした。怖すぎです。きれいな人なのに、今見ているマイクハー主演のでも悪役みたいです。本国では、両親からも、外を歩くときは気をつけなさいと言われるほど、嫌われ役2位の方だそうで、それだけ演技が上手ということなのでしょうが、、、
現代劇は、陰謀だけでいいのですが、時代劇は殺戮もあるので、元々、韓国ドラマも、チャイニーも時代劇は、見れないのでした。中国は映画西太后が、怖くて、、、
フォンさんも、鄭児あたりから?になり、元々好みじゃなかったので、嵌まれなくなり、今、王の後宮を見ているのですが、フォンさんより、お兄さんや、お友達がいいかもと、、、やっぱり、リタイヤしそうですが。
男優皆さん、宇文慧が、やりたかったそうで、しかしお偉い方が、ダニエルさんのファンだったので、宇文慧にということで、私もこっちがよかったです。
本国では、イケメン六人衆と言われていたらしいですが、私的には、フォンさんの代わりに、ウッチ将軍を、また、4人衆でもいいです。
ここで、あらすじ読ませていただきました。ありがとうございました。
DVDは、手に入れましたので、ぼーちぼち視聴したいと思います。

naoさん、こんにちは

鄭児悪女でしたからね。
ご両親が心配するのもわかります。
勘違いされて 石を投げられるかも。

殺戮や刑罰や 見ていられないこと多いですよね。

ウィリアム・フォンがダメなら 観るのは辛いですね。
イケメン6人衆は 蘭陵王、安徳王、韓暁冬、楊士深、宇文邕、宇文神挙ですよね?
尉遅将軍がはいっていてもおかしくないですね。
出演が少なかったから はいっていないのかしら?
楊士深も 多くなかったけど。

好みはそれぞれですからね。
私は蘭陵王に嵌りましたが、顔は安徳王、楊士深の方が好きです。

時間があったら 観てくださいね。

見終わりました

 こんにちは、見終わりました。泣きました。特に、宇文慧が雪舞を思い出して泣く所と、高緯が死ぬところです。(アリエルごめんね)
 これは、ハッピーエンドでは、終われませんよね。宇文慧に鄭児高緯、韓暁冬に周皇后、この人たちの哀しい愛を考えると、二人生き残っても、後々心から笑えなさそうで、、、
 鄭児役の方凄いです。高長恭が生き返った後の鄭児、こちらが、胸が痛くなるほど可哀想で。凄い演技力で,お綺麗なので韓国ドラマみたいに、最初は悪役で、後はいい役をやっていただきたいのですが、印象強すぎですかね?
 楊堅役の方、(朝廷の泪~)のドルゴンなのですね。びっくりしました。しかし、雪舞の祖母に会いに行ってから、何年たっているのでしょう?何か、秘薬でも持っていらしゃるのでしょうか?教えていただきたいです。
ホンタイジ役の方、和泉元哉さん?に、似ているといつも思ってしまいます。
また、一話から見直します。鄭児の所、超早送りですが、、、

naoさん、こんにちは

楊雪舞が亡くなるシーンよりも 宇文邕が楊雪舞を思い出して泣くシーンの方が 切なかったですよね。
全話を通してだと 韓暁冬が亡くなるシーンが一番泣きました。
高長恭と楊雪舞以外は みんな片思いなんですよね。
それぞれ 切ない思いを抱いていましたよね。
鄭児役の女優さんは しばらく鄭児のイメージを引きずるでしょうね。
綺麗ですし 演技力もあるので 今度が楽しみです。

そうなんです 楊堅=ドルゴンなんです。
楊堅が年を取らないのは 私も不思議でした。
楊堅が 541年生まれ 604年死亡、
蘭陵王が541年生まれ 573年死亡、
宇文邕が543年生まれ578年死亡。
楊堅が楊林氏に会ったのが557年なので 16歳の時に会ったことになりますね。
こうやって 死亡年を比べると
蘭陵王が毒薬を賜らず 宇文邕が病死せず 長生きしていたら 楊堅は周で実権を握ることはなく 隋は誕生しなかったかもしれないですね。

ホンタイジが和泉元哉に似てる?
やめて~~~ホンタイジを見たらふきだしてしまいそうです。

No title

母の介護ゴタゴタで、途中で止まったままでしたが、ようやく見終わりました。
私は 宇文邕が一番切なくて嵌りました。こういうキャラに弱いです。
昔は「秋の童話」のウォンビン演じたテソク!
嵌りまくって、残されたテソクのこと本気で心配で心が痛かったほどでした(笑)
多くのドラマを見てきましたが、未だにこのキャラを超えることはないです!

蘭陵王はバカ正直過ぎるところが、ダメでした。
ジョージフーの時代劇も初めて見ましたが、案外かっこいいのに驚きました。
彼がメインの史劇メロドラマも見てみたいです。


最近のドラマでは、KNTVの「金よ出てこい~」(後半俄然面白いです。特に妹のモンヒョン、ヒョンテカップル、予想外だったのには「私たち、恋してる」の脚本、キャラがとても良いこと。オム・テウン氏のラブコメ初めてですが、すごいいいです。ほかのキャラもイキイキしてます。脚本が良いと俳優さんたちがあんなにいい演技できるんだと改めて感じました。
復讐ものにちょっとうんざりしてるとき、清涼剤になる作品です。
いつかチャンスがあったら、ぜひ見てみて下さい。お薦めです。

反対に案外嵌らなかったのが、「グッドドクター」
チュウォン君の演技は良かったですが、あとは医療ものお決まり展開で飽きてます。

asaさん、こんにちは

懐かしい~「秋の童話」
まさに テソクですね。
振り向いてもらえないのに 変わらない優しさ。献身的な愛。
蘭陵王は前半よかったんですけどね。
鄭児に騙されて イメージが悪くなりました。

「金よ出てこい」「私たち、恋してる」メモしておきます。

イケメン大勢<鄭児

mikajunさん、こんばんはm(__)m

最初、蘭陵王の次々と繰り出される技の数々に圧倒されましたが、雪舞が周に呼ばれていくのに「仮面の義士?」になったあたりから?????となり、蘭陵王熱が急速に終息してしまいました(^_^.)

で、あとのイケメンさんたちはばらばらとご出演され、ぶっ通しで出ておられ、多くの方がはまった宇文邕はわたしは見た目がそんなにタイプでないのではまれず…結局、韓暁冬がいちばんよかったので、彼が亡くなってからは良くも悪くも鄭児ばかり注目せざるを得なくなって終わりました(^_^.)

凄味のある鄭児役をこなされた演技力抜群の毛林林さんが以前、大陸のマイクドラマ(加油媽媽・幸福媽媽、幸せのラブステップ)に出ておられたとは、ここの感想で知りました。このドラマはマイクが吹替えなのとある韓国ドラマと話が酷似しているとのことで視聴予定はなかったのですが、毛林林さんの演技力を知ってちょっと見たくなっています(^_^.)

しかしシリーズの加油愛人・幸福愛人がもうすぐ始まるそうですが、毛林林さんと宇文邕役の方でされるそうで…(^_^.)マイクが気の毒になってます(^_^.)

Heさん、こんにちは

蘭陵王、最初は素敵だったんですけどね。
韓暁冬のほうが 楊雪舞だけを一途に愛していましたよね。
鄭児の悪女ぶりは 逆に感嘆してしまうほど素晴らしかったかも。

「幸せのラブステップ」の続編があるんですか?
マイク・ハー主演なので 観ようと思っているうちに DVDが手元にあることさえ忘れていました。
韓国ドラマに似ているというのは ちらっと聞きましたが、
マイク・ハー主演なので いつか観ようと思ってます。

私も今頃すみません

初めまして。
やっと蘭陵王、見終えましたー。もうすっかり皆様は他のドラマに移ってますよね…。私は今、感動、感動。まだ興奮さめやらない状態です。
F6はよかったですー。素直にみんなかっこいいと思えました。他の方のコメントにはあまり見られなかったけど、私は主役二人(?)に仕える腹心がよかったです。mikajun さんが、士深の顔が好きといわれてましたね? 同感です。神挙はどう?こちらも◎。いつも冷静にキチッとご主人様の側で仕える姿に惚れ惚れ。二人とも男っぽいー。
今、韓ドラのチュノが放送されているようですが、こちらのメンズはどうですか?

Shorinさん、こんにちは

初めまして~~
今頃すみません なんて いつでも歓迎ですよ。
腹心の2人は 顔はもちろんですが 仕える姿が素敵でしたよね。

チャン・ヒョクもオ・ジホもカッコいいと思います。
どちらかというと チャン・ヒョクの方が好きです。
今は 中国&台湾の俳優さんの方が好きなので 韓国の俳優さんはカッコよくてもパスです。

No title

はじめまして。私は中国の時代劇っぽいものが大好きなのですが、ケーブルテレビでたまたま蘭陵王をみて一目でズキュンとウィリアムフォンにやられちゃいました。が、次第に鄭児の悪意に耐えられず、ハラハラしすぎて続きが気になっておかしくなりそうで、なんとかあらすじをおおまかにでも知ることができないか探してやっとみつけたのがこちらでした。おかげで心の準備をしたうえでみることができホッとしています。ありがとうございました。中国や台湾のドラマ大好きなので、韓国ものに比べ放映数がほんとに少なくて個人的には不満です。ではでは、おじゃましました。

にこまるさん、こんにちは

はじめまして~~

“鄭児の悪意に耐えられない”
その気持ちわかります。
鄭児の悪女ぶりは凄まじいですよね。
イライラを通り越して 胃がキリキリしました。

中国・台湾ドラマは 韓国ドラマに比べると 少ないですよね。
私も BSでもっと放送してくれないか と思います。

また 遊びに来てくださいね。

2018年10月

今さらですが‥みなさんより4年遅れで蘭陵王、ぜーんぶみました!
ウィリアム・フォン、蘭陵王が良く似合っていること!めちゃくちゃ私の好みでした。現代のかっこうはいまいちですが、中国の歴史ものを演じたらピカ一ですね。見終わって他のドラマを探しましたが、ウィリアム・フォン以上の歴史男前がいませんでした。
内容は、悲恋とあるように涙、涙ですね。特に蘭陵王が死ぬ決心をし、毒を飲み死ぬまでの過程が泣けました。復活してからは身分を捨ててますから衣装も地味になりまして、以前の美しさはみられなかったけどこれはこれでしかたないわな、と思いながら最後までみました。鄭児は今で言う、ストーカーでしたね。宇文邕は、とてもいい人でした。もう一度みてみようと思えるドラマでした。内容よりビジュアル的にね。
蘭陵王が見たいので(^^)

やーちん さん、こんにちは

蘭陵王を堪能されたようで 良かったです。
ウィリアム・フォンさん、素敵ですよね。
韓流ドラマ、華流ドラマ、一気に嵌ってしまったようですね。
これからも楽しんでくださいね。
プロフィール

mikajun

Author:mikajun
韓国・台湾・中国ドラマの視聴日記です。


<視聴中>
ライフ
アルハンブラ宮殿の思い出

三国志~司馬懿 軍師連盟
少林問道
鳳凰の飛翔(天盛長歌)
花と将軍~Oh My General~
三国志 Secret of Three Kingdoms
永遠の桃花~三生三世~

<視聴予定>
スイッチ
プレーヤー
私の後ろにテリウス

如歌~百年の誓い~(烈火如歌)
恋愛動物
寵妃の秘密~私の中の二人の妃~(双世寵妃)
海上牧雲記


わたしのことは  こちら
ブログランキング
にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ 華流・アジアドラマ(韓国以外)へ
にほんブログ村

視聴済みドラマ
視聴済み韓国ドラマリストは  こちら
視聴済み韓国映画リストは   こちら
視聴済み台湾中国ドラマリストは こちら
視聴済み台湾中国映画リストは  こちら

最新コメント
楽天ショップ
    
大君-愛を描く     よくおごってくれるお姉さん

    
無法弁護士      ミスティ

    
 麗姫と始皇帝     麗王別姫

     
 ミーユエ      花と将軍

     
永遠の桃花~三生三世   擇天記

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
リンク
このブログをリンクに追加する
カテゴリ
ブログランキング